
Skyboys広報さんの「野球の科学『回転運動』」
こちらを拝見させていただき、同じような意味を考えてらっしゃるとほっとしました。
『上半身と下半身は逆回転』
この4枚の写真から共通な部分が浮かぶと思います。
「チン◎ンは前を向いているが、胸は横を向いている」
ちょっとやって見ました。
下半身のチン◎ンを前に向きを変えて行き、
上半身は前を向かないように横を向いてみます。
(この向かないようにする、が逆回転と思います)

「あいたたたたたたっ!」
背中がつりそうになったのは、私だけでしょうか?^^

背中のピンク色の部分に「ねじれ」と言うか、
「張り」と言うか、「痛み」と言うか^^
下半身から伝わった回転が、上半身に感じることが出来ると思います。(おじさん達は無理をしないように^^)
この「ねじれ」がピッチング、バッティングにものすごく大切なのかもしれません。
これは誰にでも出来る運動です。
下半身を先に回転すると、元に戻ろうと上半身は遅れて回転を始めます。
では、下半身が回るとは?を整理してみました。
下半身が回る。
↓ ↑
後ろ足の骨盤が回る。
↓ ↑
後ろ足の股関節が回る。
↓ ↑
後ろ足のひざを内側(体の中心)に入れる感じ。
↓ ↑
後ろ足のかかとが回る。
このように、
下半身を回すには後ろの足が重要と感じました。
(反対に上半身を回すには?『踏み出した足の股関節を支点に投げる』ですから、前の足が重要かもしれませんね。)
「もっと下半身を使え!」
「もっと腰で打て!」
「もっと腰で投げろ!」
などと良く言われますが、
このような下半身の動きに、言い換えられると思います。
野球のバッティング、ピッチングは
(バッティングはもっと自由だと思いますが)
下半身の回転を、上手に上半身の回転につなげる運動と思います。
もう一つ付け加えると、
しっかりと体重が後ろの足に乗ると、
もっと力強い下半身の回転になるでしょう!
体重が乗れば乗るほど、
体重が増えれば増えるほど?
いっぱい食べれば食べるほど?
「ボールは遠くに飛んで行くよ!」
と子供達をかるーくやる気にさせて、
より一層大きくさせましょう^^
コメントありがとうございます。
子供達と上手にコミュニケーションをとりながら、上手におだて、持ち上げて、褒めながらも大事でしょうね。
野球は身長では無い!と言っても、体が大きいに越したことはありませんね。好き嫌いなくたくさん食べて、たくさん運動してもらいたいです。
この状態がスピードとコントロールを生むんですよね。
そして、『精神的に強い』と言われる選手はこの動作が安定してできる。
この動きをマスターするカギは数多くの素振り、真剣なキャッチボールだと考えています。
mixiの件、ありがとうございました。
息子の少年野球チームの件で質問があります。軟式野球なのですが、今シーズンから新しい規格のボールになって子供たちの「野球肘」が急増しています。前年度の発症2人に対し、本年度は現在、5人の子供が痛みを訴えています。
ボールに原因があるのでしょうか?何か心当たりがあれば教えていただけますか?
偶然にも誕生日が同じのようですね。
今後とも宜しくお願いいたします。
この件はいわゆる「上半身と下半身の割れ」だと思います。
投手に関しまして全く同意なのですが、打者に関しては私はちょっと違うと思っています。(といいますか、私の息子たちがお世話になった指導者、特に元プロ選手方の受け売りですが 苦笑)
まず、投手は自分のリズムにて投球することができます。ですから、「割れ」を意識して投げることができます。
ですが、打者は投手・球の質に合わせて動作しなければなりません。たしかに「割れ」を意識してスイングすれば、強い当たりが求められます。しかし、それはタイミングがバッチリ合わなければいません。そして「割れ」を意図的に動作するためにはステップする足を予め早めにしなければ間に合いません。つまり、「間」が必要なわけです。 しかしながら、野球のレベルが上がってくると投手は意図的にそれを狂わせてきます。つまりそれが変化球です。そして、金属バットであれば何とか打ちこなせる球(当たりそこないでも飛んでいく場合が多い)も木製バットとなるとそうはいきません(詳しくは打球とバットの接触時間の問題でもあります)。
となると、球を手元近くまで見極め、いかにトップの状態からインパクトの状態までが瞬時にできるのかが大事になってきます。この場合、「割れ」「間」があることが瞬時の遅れまたは早い振り出しに繋がりかねません。例えて言えば、ストレートを予測してステップし、割れを作ったが、カーブだとわかったときにはバットが止まらないという現象です。ですから、あまりこの「割れ」によるパワーアップに頼らないほうが良い(全然無いとは申しませんが)と思っています。(いつもコーチ陣と話しているときに、この「割れ」も高校くらいまでだったら通用するが大学野球では難しいと言われています)
プロの選手を見渡すと、確かに大きく「割れ」を作る選手がいますが、近年のプロ選手では減ってきました。つまり、投球の質が変わったために打者も変化せざるを得なかったものと思われます。現在のプロでも「割れ」を大きく作っている選手は飛ばしますが、打率が残せない選手が多いと思います。特にメジャーの野球を見ればそう感じます。ジーターなどはほぼトップの状態から一気にインパクトへもっていきます。具体的には、ステップの直ぐ後にインパクトがきます(つまりステップ完了したときにはすでにスイング始動している)。それだけ長く球が見ることが出来るものです。ですので、自論ですが「科学する野球」はストレート主体の野球時代のもの、また「手塚理論」は「運動センスのいい者のみ完成できる技」だと思っています。
ただ、この「割れ」を半ば捨てると何かほかに補うもの(パワー)を求めなければいけませんが。。。
その辺りの理屈は話が長くなりますので、ここでは辞めておきます(苦笑)。どこかで飲みながら展開しないと説明しきれませんので(笑)。
正直なところ、私はそういう目で野球(特に高校野球)を見ています。ですので、昨年話題の平田(中日)も大した打者ではあるのですが、プロでは通用するには時間がかかると感じていました。つまり、金属バットを使い、ストレートが多い高校投手だから・・・という打ち方も多かったので。ですが多くの高校生有名スラッガーは大きく「割れ」を作っています。ですが、プロ、大学でいつのまにか埋もれてしまっている理由のひとつにここがあると思っています(というかそう説明を受けています)。
長々とすみません。
広報さんが教えてくれた「片足で振ろう」に関する事も記事にしようと思っています。
とても的を得ていて、いろいろな事が考えさせられました。
つづきは後日・・・^^
>偶然にも誕生日が同じのようですね。
そうでしたか!何かご縁がありそうですね^^
新しいボールとひじ痛に関して、私達チームでは今年ひじ痛が出ていないので、何とも言えません。
例えばボールの回転などはどうでしょう?
ボールが滑りやすく感じますので、スライダーしてないか、カーブしてないか、などが思いつきます。指の引っかかり具合が変わり、私も新しいボールはシュート気味に投げてます。
遠投でボールの回転をチェックするのも試して見てはどうでしょう。
いい加減な回答ですみません。
「割れ」のご説明ありがとうございます。
たしかに投手だけが自分の間を作れますから、私も打者は自由と、全て打者には当てはまらないだろうと思います。
私も自論ですが・・・
TOPという定義を作るならば
「踏み出した足が着地した、いつでも打ちに行ける瞬間」
と考えています。
ここが私にとっての「割れ」です。
いつでも打ちに行ける瞬間が出来て、次にどこから始動するか?これが上半身グリップからなのか、バットを持つひじからなのか?下半身なら、後ろ足のひざからなのか、地面を掴む後足の裏なのか?
今回は下から動き出している、落合選手の下半身からの動き出しを見つけて掲載してましたが、これだけがバッティングの全てではないでしょう。touchさんが仰る通り、まだまだ球速や球種によって、バッティングは進化していく物だと思っています。
話は変わりますが、復帰した松井秀喜選手、かなりフォームが変わったと思いませんか。(かなりガニマタの構えに変わりましたね)
左手首のケガの完治よりも、持病の左膝痛も4ヶ月でだいぶ楽になったのではないでしょうか?休んだおかげで、疲れていないせいもあるでしょうが、ひざが調子いいのか、重心が低く保ててるように見えます。
youtubeで見つけたのですが、オリックス時代のイチロー選手と落合選手の対談を発見しました。面白いです!時間がある時にでもご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=I6WrXoquyR0
「踏み出した足が着地した、いつでも打ちに行ける瞬間」
と考えています。
ここが私にとっての「割れ」です。
一般的にはmetooさんの定義に賛成です。
ですが(現在の)私にとってのTOP定義は「いつでも打ちに行ける瞬間」だけなんです(笑)。
「踏み出した足が着地」していなくともTOPはOKだと思っているのです、本気で(笑)。つまり踏み出し足が完全着地寸前にバットが始動することもあり、だと。
つまり、「割れ」の微小のもありなんです。当然、この場合、軸足は相当の力を要しますし、「割れ」以外の筋肉部位での力を意識的に補わなければいけないのですが。例えて言えば、剣道で「面」を打つとき、ボクシングや空手でストレートを打つときに、踏み出し足着地と同時に近い瞬間で打ちに行ってませんか?そこで「間」を作っては相手に読まれるでしょうから。それでも一撃必殺の効果がある・・・と、先のジータはステップしませんが、これに近いと思います。 ちょっと話がややこしいので、ここらへんにしときます(笑)。
>復帰した松井秀喜選手、かなりフォームが変わったと思いませんか。(かなりガニマタの構えに変わりましたね)
それは私も感じました。かえってブレの少ないフォームになったなと感じました。
「イチロー選手と落合選手の対談」ありがとうございます。興味があるので時間があるときにじっくり見てみます。
言われてみれば子供達が「ボールがシュート回転するようになった」と言ってたのを思い出しました。早速監督さんに相談しようと思います。
本当にありがとうございました。
なるほど、ジーターをイメージすろと、仰りたい事が伝わってきました。キャッチャーミットに入るまで見ている仕草がありますが、あれは打ちに行って見逃しているのか、とても考えさせられますね。
さて、お時間がありましたらもう一つ。
イチロー選手と、ウッチャンナンチャンの南原との対談です。1,2,3と分かれていますが、こちらもイチローらしさが現れていて興味深いです。
お忙しいとは思いますが、時間がある時にでもどうぞ^^
http://www.youtube.com/watch?v=P13A86h4omY
「新球とひじ痛の係わり」何も見ずに私もコメントだけで原因を推測してしまい、申し訳なく思います。
新しいボールに変わりましたが、重さは変わっていませんので、指の感覚かなぁ〜と想像します。
今年の6年生は条件は皆同じですが、やりづらかったでしょうね。私達の地域は来期から、今度はメーカーが変わります。多少柔らかい感じです。これもまた苦労しそうです^^
手塚理論「割れ」の討議。皆さんの充実ぶりに敬服します。「割れ」は遠心力を生む動作ですね。厳密に言うと「割れ」から船出し「投球軌道にバットが入った瞬間」からが遠心力だと思うのです。遠心力とは「最も遠くから効率よく」が原則のハズです(インサイドアウトもその一つです)。
ですので「割れ」の大小だけでは判定できないと思います。
「割れ」を体得するために、某中学硬式は(右打者)右手一本でセンターフライを打たせる練習をみました。実戦での構えは、ヘッドが投手寄りになるくらい。「割れ」も大きくて、強烈な打球でした。その某チームは「科学する野球」の著者と関係があったようです。
しかし。ジャストミートするには繊細さも必要で。「割れ」の大小は、レベルに応じて薄れてゆく…。metooさんの考えに私も賛成です。
バッターボックスに入ると、頭がただ来た球だけを思いっきりぶっ叩く!
頭が真っ白になるバッターボックスも楽しいんですよね^^
どれだけ練習してきたか?どれだけ考えて、体に染み込ませてきたか?が決めてになってしまいますが、私も卓上の議論は結構好きです。みなさんでパソコンを通じ、いろんな技術論を考えていきましょう。