「采配」 落合博光
まさにこのタイミングで発売するのが落合さんの考えなのかは分かりませんが
日本シリーズが終わった瞬間に読みたかった本です。
今朝届いたばかりなのでまだ読み始めてもいませんが、
巻末「おわりに」から抜粋
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おわりに
「8年間で4回も優勝した」
中日ドラゴンズ監督としての私の8年間についえ、周りの方々はそう言ってくれる。
「8年間で4回も負けた」
天の邪鬼のように聞こえるかもしれないが、それが私の本音である。
(4回の負けを)後悔するのではなく、
「これでいいんだ」
その先に進んでいく原動力、次への一歩にして、
常に自分の進むべき道を探し求めること、
すなわち自分の人生を「采配」することこそ、
人生の醍醐味があるのだと思う。
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これが落合さんの考え方なのですね。
今年2011年のキャンプに野村さんが訪れた時のインタビューです。
とてもお互いを尊重しあった会話に聞こえるのですが、
落合さんが野村さんに意見をぶつけるシーンがありました。
動画の7:00くらいから、この本の230pにもありました。
「練習するより頭を使え、という流れを作ったのは野村さんじゃないですか」
日本野球界を代表する二人の会話。
最高ですねヽ(´▽`)/
「投手のことはオレに聞くな。8年間、同じこと言わせるのか?」 スポニチ2011年10月2日より
ピッチャーを交代するのは監督ではないことが良くわかります。
もちろん球審に交代を告げるのは落合監督ですが、
交代を決定しているのは森ピッチングコーチです。
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コーチにすべてを任せきる。
しかし、すべての責任を負うのは、
監督である。
それが私の仕事だ。
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ここまで監督から任されると、仕事のやりがいがありますね。
他にも、チームの作り方、選手の育て方についても書かれています。
もう一度、監督としてユニフォームを着るでしょう。
その前に
一年間くらい
野球の解説者としての声も聞いてみたいですヽ(´▽`)/
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でも、好きになれないんですよねぇ。。。あの、『そんなこと、当たり前でしょ?なんでそんなこと聞くの?』といわんばかりの受け答えが・・・(~_~;)
私がそういう”偏見の眼”で見ているだけなのかも知れませんね^^;
そういえば・・・metooさんって、落合さんとソックリですよね。髪型が(笑)
髪型は同じでも、おでこの広さで大〜〜〜〜〜きな違いがあります。
あちらはハ◎、私は坊主です!
落合監督のそっけないインタビューでの受け答え、これも本文中にある「野球=職業」という考え方が我々とは違うからなのでしょうかね?
それはそれで、解説者・落合博満を見てみたいというのは同感です!
監督というプレッシャーから開放された落合さんはよく喋りますね^^
チームの勝ち負けを選手の責任にしないところが、仰木さんと同じで、私が好きな指導タイプです。