解説者の方がよく使われる「キレ」
この「キレ」の意味は、
『切れ味が鋭い』という意味でしょう。
この「キレ」は、
テレビで見る野球ファンや解説者が判断する「キレ」。
大きく分類すると
バッター以外の人が判断する「キレ」
これが一つ目の「キレ」の意味です。
もう一つは
バッターにしか分からない「キレ」があると思っています。

2010年4月18日のダルビッシュ投手のツイートです。
ノビ→ボールが限りなく真っ直ぐに近い軌道で来る。
キレ→体感速度が球速表示より早い。
バッターボックスで体感しないと分からない、
体感速度の「キレ」の意味があるということでしょう。
体感速度と球速表示が同じ → 「キレのないボール」
体感速度と球速表示より早い → 「キレのあるボール」
ここでよく
「ボールの回転数とキレは同じ意味ではないか?」
そう考える人が多いと思いますが、
回転数は「キレ」ではなく「ボールのノビ」ではないかと私は考えています。
ノビのあるボール 回転数が高い
ノビのないボール 回転数が低い
例えばツーシームとフォーシームのように、これは簡単に投げ分けられるでしょう。
140km/hで同じボールの回転数で投げても
「キレのないボール」と「キレのあるボール」があるのか?
例えばですが
18.44mから投げた140km/hで回転数15回のボール
18.34mから投げた140km/hで回転数15回のボール
わずか10cmですが、
バッターは球速表示とは違って感じるのではないでしょうか。
もし
腕の長さを10cmでも長くしたり短くしたり
そんな投げ方が出来るとしたら?
実はできる! はずなんです!ヽ(´▽`)/
それが3番アイアンと9番アイアンの長さの違い。
『腕の長さは変えられないけど、使い方によっては変えられるということです。』
ダルビッシュ談
ここまでが私の想像の世界です。
チョコチョコと想像のつづきを書いていきますね(*^-^)b
いつも為になる記事をありがとうございます。
腕の長さについてコメントさせていただきます。
ピッチングにおいて「ひじを上げろ」という指導がありますが、実際は肩甲骨を上げるのでは?と最近思っています。
肩甲骨は普段の状態だと左右にスライドしにくいのですが、上にスライドさせる(あげる)と横にスライドしやすくなります。
そうすると腕が長く使えます。
以前、「プロ野球ニュース」の製作関係者が「一流の投手は腕が長く見えた」と証言していましたが、肩甲骨のスライドに関係しているのではないかと思います。
ダルビッシュのひじを上げているときの写真は、モロに肩甲骨から上がっています。
皆さん、一度試してみてください。