「1球目」何を投げますか?
同じく
無死一死ランナー3塁
ランナー1,3塁
「1球目」何を投げますか?
.....
.....
答えは
「牽制球」
だと、私は思っています。
無死一塁
一塁への牽制球
捕手はバッターの構えを見ておきます。
牽制球の瞬間に、
ピクッ!とバントの構えをしてしまいます。
無死一死三塁
三塁への牽制球で
同じくバッターがスクイズバントの構えをしないか?
ビクッ!とするのか観察します。
しかし、観察するのはここだけではありません。
牽制球をした後が、大切なんです。
バッターはもう一度監督のサインを見ます。
牽制球によって、
今のサインが
「取り消し」か「継続」
どちらかのサインがでます。
少年野球の多くのチームは、
*帽子やメガネなどを外す。
*体のどこかをこする。
取り消しのサインは、この2つが多いようです。
(野球経験者の監督さんは特に多いです)
継続は簡単にどこか一箇所を、
*帽子のつばだけをさわる。
*耳など一箇所をさわる。
新しくサインを出しなおすことは少ないでしょう。
また、牽制球によってサインを変えないチームもあるでしょう。
1球目の牽制球を投げます。
↓
相手の監督さんが帽子を外しました。
↓
スクイズのサインは取り消された。
↓
早めにストライクで追い込みましょう。
2球目
同じく牽制球を入れてみましょう。
↓
相手監督さんは、何も動きません。
↓
もう1球牽制していましょう。
↓
右手で左腕を上から下にこすりました。
↓
やっぱり、サインは取り消されてるでしょう。
こんな読みも面白いと思います。
また、スクイズが警戒される時に、
三塁牽制をゆっくりしてみましょう。
「バック!」
ベンチの大人から、メガホンで大声が上がったら、
かなりの高い確率でスクイズのサインです。
大人がサインを教えてくれる事もありますね^^
先日一緒に観戦させて頂いた試合を見て、うちのチームと一番違うのは、牽制のバリエーションとスピード・タイミングだと思いました。
そんな心理戦のやりとりの経験がない私は、「間合いが長い」といらいらしていました。
そのオーラを感じる能力は我々のようなボンクラおやじよりカンのいい子供たちのほうがはるかにすぐれています。
やっぱり、子供は遊びの天才。かけひき、推理の楽しさを教えてあげると、あの『江夏の21球』みたいなプレーを見せてくれます。
様子を見る牽制かぁ。牽制球というと必ずアウトにしなくてはいけないと思っている子もいます。
バントの多いチームと対戦した時に、サードにランナーがいったら必ず一球目は牽制球と指示した時がありますが、悪送球の連発で目を覆いたくなりました。軽くでいいんだよと言ってもその軽くが出来ない・・・
牽制球の間合いは難しいですね。
投手が気をつける事として、打者の間合いで投げない、などがあると思います。自分のリズムで投げる事が大事ですが、守備のリズムを考えると、あまり牽制球が多いのも考え物ですね。
子供の読みは面白いほど当たるときがありますね。子供は子供同士、大人は大人同士で読みあいましょうか^^
仰る通り、アウトにする牽制と、相手の出方を探る牽制がありますね。
牽制球に、バッターがひっかるのをしっかりみてるキャッチャーの観察力を育ててあげたいです。
少年野球時代に、監督暦6年さんのようないろんな指導をしておかなければ、と思います。トリックプレーなど中学では知っていて当然、引っかかる子供もいないでしょうから、あまり教えないでしょう。
少年野球だからこそ、細かい知識を先に教えておかなければと思います。