ご存知の通り再試合となり、6対2で仙台育英が優勝、甲子園のキップを手に収めました。
この試合でホームクロスプレイでの走塁妨害のケースがありました。
プロでは間違いなく正当なブロックということでアウトでしょうが
高校野球としては厳正に走塁妨害の判定にしたケースといえそうです。
1−0で仙台育英がリードしている4回裏。次の1点がゲームを左右する状況で
ランナー2塁で打者君がライト前ヒット。2塁走者君はホームへ。
ライト君のホーム送球はやや3塁側へそれるが好返球。

キャチャー君は3塁ファールラインを跨ぐ格好で捕球体勢。(1段目左1) (以下 1−1)
捕球直前に走者はホーム目掛けてスライディング、走塁線上の捕球体勢のキャッチャー君と接触。(1ー2)
走者はキャッチャー君のブロック?に阻止され触塁できず。キャチャー君走者にタッグ。(1ー3 〜 2−3)

主審は一瞬右手を上げそうに・・・。(アウトのジャッジ?)。 (2−5)
ネクストバッター君がキャッチャー君を指差しながら何やらアピール?(2−4 〜 3−2)

主審、両手を上げボールデッドのジェスチャー、走塁妨害を宣告。(3−3 〜 4−1)
走塁妨害の形で仙台育英に貴重な2点目が入る結果となりました。

なかなか言葉だけではルールを解釈しづらいケースが多々あると思いますが
実際の画像を見ながらであれば理解でき、私たち親父審判団も厳正に走塁妨害をとるように、そして子供達に指導していければ、ホーム上でのタックルなどの危険プレー回避に繋がると思います。
あつかましいお願いですが記事のネタ切れのときにでも(そんなことないと思いますが(^^ゞ)
ブログで画像を紹介していただければと思いましてメール差し上げた所存です。
---------以上メール引用させて頂きました--------------
わたのりさん、いつもコメントありがとうございます。
仰る通り、プロではアウトの判定でしょう。
私達の市でも、捕手のブロックによる走塁妨害は厳しく取られます。

『奇跡の右手』と呼ばれた、WBC決勝戦 日本vsキューバ
川崎選手の右手でのベースタッチですが、
判定はセーフ、走塁妨害によるセーフではなかったです。
国際ルールと日本のアマチュアルールが違うのはなぜ?
どうして野球のルールは一つじゃないのでしょうか?
「捕手はボールを持たないで、得点しようとしている走者の進路をふさぐ権利はない。塁線(ベースライン)は走者の進路であるから、捕手は、まさの送球を捕ろうとしているか、送球が直接捕手に向かってきており、しかも充分近くにきていて、捕手がこれを受け止めるにふさわしい位置をしめさなければならなくなったときか、すでにボールを持っているときでしか、塁線上に位置することができない。この規定に違反したとみなされる捕手に対しては、審判員は必ずオブストラクションを宣告しなければならない。」
(公認野球規則 7.06【付記】より抜粋)
捕手のブロックについて検索した所
走塁妨害編
こちらが参考になりました。
何かジャッジのアドバイスをお願いします!
このようなケース、練習試合でしか球審やりませんが結構遭遇します。私も実際のところ余程のことでなければ走塁妨害とりませんが(もっと厳しくとっていこうとは思っているのですが・・・)必ずキャチャー君、時には相手監督さんにも注意するようにしています。感じとしてはこのルール自体があまり周知されていないような、ホームは体を張って阻止するもの、「ナイスブロック」が良いことと捉えていることが多いようです。
分解写真まで作っていただきありがとうございました。
もしかしたら、ネクストバッター君の大ファインプレーですね!このアピールは本来は言ってはいけないのでしょうが、すぐ側にいたら
「キャッチャーのブロックが走塁妨害!」
などと叫んでしまうでしょうね。
これも、仙台育英の指導者が、しっかりと走塁妨害を指導されていたからでしょう。
高校野球でこれを走塁妨害とってもらえると、少年野球でも指導しやすくなります。
「プロやWBCではルールは違うけどね」
とは言いたくないですけど、実際に違うんですよね^^
甲子園大会の審判さんもストライクの低めはバラバラですね^^
しかし、ストライクとボールのコールは仕方がないにしろ、オブストラクションなどの判断に基準がないのは困ります。8月の市連盟審判講習会でしっかり聞いてきます。