2011年08月16日

釣り竿で遠投

11081601.jpg

釣竿を使ってキレを考えてみようと思います。


釣りで使うおもりを遠くへ投げます。

上の絵は

釣り竿の長さを9m
竿の硬さを5とします

下の絵は
釣り竿の長さを3m
竿の硬さを10とします

どちらも同じ100mを投げました。

【問1】
竿の長さ9mと3mのどちらかを、
子供が投げました。
どちらでしょう?
その理由は?


小さい力で遠くに投げれるのはどちらでしょう?という問題です。

答えは9mの竿。

竿の柔らかさを利用して、竿のしなりを使えるからです。
子供では5mの固い竿を力でしならせることは難しいでしょう。


【問2】
では、9mの竿と3mの竿
キレのある竿はどちらでしょう?

最終的に考えたいのは「キレ」です。


キレとはどんな状態のことなのか?
キレのあるボールって何だろう?

ここを見つけるのが課題です。


キレとは何か?を見つけ出し、

キレを自分のものにするのが目的です。



そこで前回に考えたヒント

「キレの音」を思い出してみようと思います。


キレのある音は

「キュッ!」

「スッ!」

「クッ!」


キレのない音は

「グワーン!」

「ド〜〜〜ン!」

「グルン!」



キレの音を
「小さくてコンパクトで鋭く動く時に出る音」と表現してみました。

今回のキレのある竿は

短くて固い3mの竿と考えました。



腕を長く使った9mの竿のような投げ方でも速いボールは投げれますが、

腕を短く使った3mの竿のように、キレを使った投げ方でも速いボールは投げれます。


また、

9mの竿を使った投げ方は、肩、ひじを故障します。

当たり前ですよね、ずっと腕を伸ばしたまま投げますから。

さらに、

バッターから見やすいので、打たれやすい投げ方です。

いわゆる、キレのないボールってことです。


これがダルビッシュ君が語った、
3番アイアンと9番アイアンの違いにも繋がっているように考えています。

腕の長さを変えても同じ球速を投げられる。

短い長さと小さな回転で投げた方が、

相手はキレがある、と感じるでしょう。


その為には、体の中心を小さく素早く回転させる、

だから!体幹の強さ!が求められてくるでしょう。





と、ここまで今年は考えてみましたヽ(´▽`)/





posted by metoo at 11:50| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キレ | 更新情報をチェックする
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