2006年07月28日

ランエンドヒット

ヒットエンドランは良く使う戦術の一つだと思います。

では、ランエンドヒット は?

どんなケースで使うのでしょうか?


まず、ヒットエンドランは
ランナーは盗塁
バッターは 「全部打つ」
(ショートバウンドなどは打たなくても良い)


ランエンドヒットは、

ランナーは盗塁
バッターは 「ストライクを打つ」

これが私達のチームです。


では、どんなケースで使うのでしょうか?

と言うよりも、もう試合中に普通に使っていると思います。

ツーアウト、ツーストライク、スリーボール
ランナーが一塁、一二塁、満塁
ピッチャーが投げたらスタート
バッターはストライクだけを打ちます。

これも「ランエンドヒット」だと教えています。

私達チームは「ランエンドヒット」のサインはありません。
ツーストライクからの盗塁のサインは、
自動的に「ランエンドヒット」となります。

ランナーは盗塁(打つ瞬間は打者を見ます)して、バッターはツーストライクと追い込まれていますから、ストライクは見逃せません。



良く使われるケースは他にも考えられます。

ツーアウト、ツーストライク
ランナー1塁や、ランナー2塁としましょう。

バッターは打撃絶好調!期待の4番バッターだとします。
バッターに不利なカウントに追い込まれてしまいました。

ここは、ランエンドヒットを良くかけます。

投球がボールだったら、盗塁成功でチャンス拡大もあります。
ストライクだったら、もちろん打って得点に繋がりやすくなります。
三振したら、仕方がないですね^^

もし、盗塁がアウトだったとしても、
ノーストライク、ノーボールから、
もう一度、次の回は期待の4番バッターから始まります。



昨日の群馬県大会、決勝戦でもありました。
延長表の前橋工の攻撃。(何回かは忘れました)
ツーアウト1塁3塁、ツーストライク、ノーボール。
バッターは5番バッター?だったと思います。

「koh、ここは一塁は、走らなければいけないケースだよ」

kohは「???」なんだか意味が解っていません。

「ねっ、走ったでしょ」

やっぱり盗塁して、捕手は投げれません。
と言うよりも「ランエンドヒット」だったのでしょう。
6番に繋げるよりもこの5番決着をつけておきたかった前橋工。
残念ながら凡退に終わりました。


ヒットエンドランをかけるタイミングは、ストライクを取りに来るカウントが多いでしょう。
1S−2B 1S−3B 0S−2B 
などは、ランナーを警戒して、ウェストボールを投げたくないカウントです。
ビシッ!と勝負球を投げ込んでもらいましょう^^

まだまだ、他にもランエンドヒット、ヒットエンドランは考えられるでしょう。と言うより、私はランエンドヒットを学生時代に教わったことがありません^^今回の記事は、自分で「あーなるほどなぁー」と思うことを考えてみました。

いろんな情報待ってます!
posted by metoo at 00:23| 千葉 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | コーチング | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
レベルの低い話ですが、小学時代在籍のチームはよく三塁にランナーを置いてヒットエンドランをかけてきました。
スクイズ警戒をしている守備陣の裏をかく形なのですが、スクイズよりもそれの方が成功率が高かったからなんです(苦笑)。なぜなら、ウエストしてきた球をスクイズするのは難しいですが、ヒッティングでしたら、当てるのは楽ですから(笑)。
Posted by touch at 2006年07月28日 15:30
このあたりを会議の席で議論(教えてもらうだけとも言いますが)したのです^^
ビックイニングにするためベンチは何をすべきか、metooさんの投稿からずーと考えています。
出塁するためには何をするか?
進塁するためには何をするか?
確立を高めるには何をするか?
しばらく頭から離れません^^
Posted by 背番号29 at 2006年07月28日 16:27
touchさん、ありがとうございます。

狙ってゴロを打つのは、意外と難しい子もいるようです。叩きつけるように打つと決まってポップフライです^^

kohにチームには、三塁からエンドランを良く使うようです。
「セカンドゴロを狙って打て!」
と教わったそうですが、そんなサインは知らない振りして、もちろんライトオーバーしか狙っていません^^
Posted by metoo at 2006年07月28日 17:20
背番号29さん、ありがとうございます。

塁に出よう、出塁率を上げていこうと考えると、消極的になりませんか?逆に出塁率が落ちたケースがあります。
「初球から甘い球をガンガン行け!」
この方が、結果四死球も増えてヒットも増えると思います。

受け売りですが、ホームランを狙った当たりそこないがヒット、ヒットを狙ってると内野ゴロしか打てないと思っています。

もう一つ、全員ホームベースよりに立って、
「インコースを思いっきり引っ張れ!」
こんな練習試合なども、いろいろ考える材料になると思います。
Posted by metoo at 2006年07月28日 17:27
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