
守備位置を考える前に守備範囲を考えて見ます。
(右利きで考えます。)
@自分のグローブ側と素手側
右利きでしたら、グローブの左手側が捕るには便利です。
素手の右手側で捕るには1っ歩多く必要です。
A捕ったら何処に投げるか?
ファーストに投げるのでしたら、同じくグローブの左側の方が素早く投げれるでしょう。
「ながれ」「ふんばり」「きりかえし」
この動作の、どちらがファーストまで速く届くかで解ります。

グローブ側のゴロは「ながれ」でファーストに投げれます。

素手側のゴロは、一度「ふんばり」をしてからファーストに投げます。
ファースト送球の場合は
「グローブ側の守備範囲は広い」
と子供達に教える事が出来るでしょう。
私達のチームは内野手全員右利きです。
@とAを考えると
サードはベースよりです。
ショートはサードよりで、三遊間を狭くしています。
セカンドは2塁ベースよりで、一番後に下げてポテンヒットを防ぎながら、守備範囲が広いです。
ファーストは一塁ベースを広く開けています。

守備位置です。
普通にバッターが打った打球を捕るだけでしたら、
もしくはバックフォームするならば、
バッターから等間隔に野手は守る事が考えられます。

しかし、
走者がいなければ、もしくはツーアウトなどで、ファーストでアウトにしようとすれば、ファーストへの送球距離で守備位置も考えられるでしょう。

私は、ファーストへの送球距離、上記の@とAで守備位置を動かしています。
セカンドゴロを「ゆっくり」捕ってファーストへ送球するとします。
この「ゆっくり」の時間分、守備範囲を下げる事が考えられ、その「ゆっくり」の時間分、守備範囲を横に広げる事も考えられるでしょう。
私が「新球になって」感じた事はいくつもあります。
「サードの頭を越えるワンバウンド」
「打球が速くなって難しくなったツーバウンド」
「高いバウンドの内野安打」
全部を一度にクリアしようとは、考えませんでした。
私が一番注目したのは
「これがヒットになっちゃうの〜〜」
ピッチャーが打ち取ったボテボテの、
「高いバウンドの内野安打」
まずはここからアウトにする事を考えました。

「ピッチャーの後ろのグレーの部分でバウンドする内野安打」
この処理を、サード、ショート、ファーストに任せます。
セカンドは一番下げているので間に合いません。ここをファースト、ショートに任せます。
サードとファーストには前だけでなく、
高いバウンドを処理する横の動きを練習してもらいます。
ショートは高いバウンドを処理する、前のダッシュをさらに練習してもらいます。
ファーストの守備が増えるという事は、
ピッチャーの一塁ベースカバーが増えます。
忘れずに一緒に練習してもらいます。
子供達によって、相手打者、点差など、いろいろな条件によって守備位置は変えていきます。
これもチームの戦略でしょう。
(それでも、内野安打は必ずあるんですけどね^^)
それにしても毎回感心させられる内容と、判り易いイラスト。
敬服します、アッパレ!
日曜日は大会役員だったので、他チームの3試合をたっぷりと見学できましたが、本当にこの打球の処理ができるチームが勝ち残ったように感じました。
突っ込んでショーバンで捕る。
ボールが上がってきている所を器用に捕る。
捕れた子供は背が高かったようです^^
敬服します、アッパレ!
まったく同感です。すばらしい!
今回もまた勉強させていただきます。
我がチームの場合、左バッターの場合は上の図のようにセカンドを下げますが、普段はショートを深く下げています。
1,2塁間はゆるいゴロが多いので、あまり深く守ると間に合わない事が多々あります。
ちなみにこちらは弾まない軟球なので日本の軟式野球とはまるで勝手が違います。
4年生以下だと右打者のセカンドゴロは当たり損ねが多いため、前進させてます。
イラストのセカンドの代わりはライトです。
ライトゴロを狙わせて・・・^^
4年生以下の右打者でライトオーバーはなかなか・・・
左打者が出てきたらオロオロしちゃってますけどね・・・^^
イラストで勝負!
最近、忙しくて時間がないのですが、気がつくとイラストを描いています^^
納期遅れてるお客様、
申し訳ありませんm(__)m
>捕れた子供は背が高かったようです^^
正解!^^
今年の子供達は身長が伸び悩んでいます。
練習を休まず頑張ってる子は、好き嫌いが多いですし、好き嫌いのない子は大きくなるんですが、練習をサボります^^
このシフトは賛否があると思います。
私達チームでは、セカンドの子が今一番伸びています。前へのダッシュが、この春からとても速くなりました。この子がいないとこのシフトはむずかしいでしょう。
左打者でもこのままのシフトです。
>常に前に出てエラーしろと・・・
しっかり前へのダッシュは大切ですね。
エラーしてもファーストは近いですから、十分間に合います。
私は、意味のないエラーは続けていてもクセになるのでさせません。「前に落とせ」はグローブを引いてしまう悪いクセが残ってしまうと思っています。
「エラーしてもいいからバウンドを読め」
バウンドの読み違いはありますが、一球一球考えさせる事が目的です。
4年生では「ボールが転がってくる所にいてもらう!」ワンバウンドが落ちてきそうなポジションにおいてあげる事から初めました。
横はまだ難しい、後ろに下がるなどまだまだ難しい、転がったら前で捕れる守備位置を見つけてあげましょう^^
仰るとおりエラーOKなんですよね。
次の打席で挽回すればいいんです。
ただし、
エラーしたボールを全力で追わないであきらめる。
次のプレーに気持ちを切り替えられずに下を向く。
この2つはすぐに交代です。
おしえてーーーー
昨日テレビを見ていて、ある柔道選手が、
「量は質を凌駕する」
とコメントされていました。
まずは、ゴロの捕球を、たくさん練習されてはいかがでしょうか。