ノーアウトランナー1,2塁
カウント0ストライク0ボール
送りバントが予想されるケース
ファーストは1塁ランナーをマーク(牽制に入る)しないで、
前進守備でバントを捕ったら、
迷わずサードへ送球してフォースアウトを狙います。
同じケースで、
カウントが2ストライク0ボールになり、
追い込まれてバントを止めて、打ってきそうなケース
ファーストは内野ゴロを捕ってセカンド送球
ダブルプレーを狙いたい。
だから、1塁ランナーのリードを小さくしたい。
おおげさに書きましたが、このようなケースを
子供達にきちんと説明しないといけません。
日曜日の試合、私は主審をしていました。
上の図のケースでベンチから指示が出ます。
「ファースト、前に出ろ」
「ファースト、ベースにつけ」
これで子供達は理解してくれたのでしょうか?
最近、ベンチを離れてみて、気がつく事がたくさんあります。
言葉って、自分だけが考えてる言葉はも伝わらないんですよね。しっかりと言うか、正しくと言うか、話す相手(子供)の事を考えて伝えないと、いつまでも子供達とすれ違ってしまいます。
例えば、ランナー満塁、ファースト牽制があるでしょうか?
ノーアウトでもツーアウトでも満塁で1塁ランナーをマーク(牽制に入る)して、一ニ塁間を大きく開ける必要があるでしょうか?
子供達に何も考えさせないで「前に出ろ」「後に下がれ」「右に寄れ」大人の考えだけの指示は、やっぱり一言二言、言葉が足りない事にやっと気がつきました。
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」
ちょっと古い言い例えですが^^
子供達に立派な会議室はいりませんが、ミーティングが数多く必要かもしれません。まずは言葉で丁寧に説明して頭で考えさせてから、ゲームノックなどで実技に取り組む。これが出来ているなら、試合中に「ファースト前でいいよ」などの短い指示がだせるでしょう。
「レフト前!」「レフトバックしろ!」
この言い方よりも、
例えば四番バッターでしたら
「バッターのスィング良いよ!レフト下がろう!」
バッタースィング良くないよ!とは言えませんから、
「ポテンヒット気をつけて!レフト前に来よう!」
一言二言付け加えてあげるだけで、子供達はちょっとでも考えてくれると思います。
少年野球から中学野球に、中学野球から高校野球に、教えなければ行けないのは「知識」ではないのか、「勝つための知識」を先に教えておいても良いのではないか、体の出来上がっていない子供達には「頭を鍛える」「考える力を鍛える」を技術、体力よりも優先してあげたい。
審判をしながら、試合を見ながら考えました。
かにさんのチームの試合を観戦させて頂きましたが、とても勉強になる試合でした。このレベルまで育て上げる事が、どれだけ大変で苦労する事か伝わってきました。自分のチームを離れて、息子のチームを離れて、違ったレベルの野球を見る事がとても新鮮に感じました。
かにさん、ゆずりはさん、ありがとうございました!
全国大会にはMYメガホンで駆けつけます^^
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次に何が起こるか?考える力が圧倒的に不足してます。
考える野球。そこまでくるともっと楽しいのになぁ〜^^
我がチームの指導者、全員1・2年生の相手すりゃいいのに・・・^^
試合で細かく指導できませんから、日々の練習の中でどれだけ指導できるかですね。
ボールを触らせたいという気持ちも分からなくはないですが、グラウンドでちゃんと説明し、頭に理解させて即実践させる。
そのためにA4サイズのホワイトボードが私のカバンに入っています。
1・2年生に試合はないってツッコミはなしでお願いします。
言葉の壁、習慣の壁、文化の壁、それら全てを乗り越えて、子供たちにそれを会得させるのは至難の業でが、千里の道も1歩から・・・焦らず急がず諦めず、頑張ります。
一緒に考えて、計画し、実行し、改善する。
なんだか仕事みたいですね^^
6点リードで迎えた5回の守り。1死1塁の場面でした。
コーチの一人がサードの選手に『バントに備えろ。前へ!』と叫びました。
スコアラーの私は本能的に『バントなんかない! 点差を考えろ!』と思わず言ってしまいました。
その後ちょっと気まずい雰囲気が漂ってました^^
そういう練習をしているからか、監督が「ライトもっと前に」と言うだけで、“なぜ”の部分をベンチにいる選手や他の野手がどんどん声を掛けていますね。
場合によっては、味方に対するヤジみたいになってますけどね。(笑)
ただ残念なことに2年生はまだその辺は今一つです。これから死ぬほど鍛えられていくんでしょう。
勉強になりました。
>バッタースィング良くないよ!とは言えませんから、
>「ポテンヒット気をつけて!レフト前に来よう!」
↑土地柄、平気でどのチームも言ってますw(恥
直さなきゃ。
それにしてもいつも思うのですが、metooさんのチームは盛りだくさんのことをしているんだなぁと。それだけやるには配分も大変だろうなぁと思っています。どうなんでしょう?
コーチは一生懸命指示を出しているけど、
子ども達理解してるのかな??
ということが多々あります。
まさにmetooさんのおっしゃるとおり、
あとひとつ手前の説明があればなと思います。
『そうじゃねえだろ〜』
『なにやってんだよ〜』
『ちがうよ〜』
聞いてていい感じではないですよね。
なにがどう違うのか、一緒に考える時間がほしいな・・・
かにさんのチームの試合を見に行って驚きました。ベンチはもちろんメガホン1つですが、ベンチに入れなかった子供達、父兄がみんなチームおそろいのメガホンをもって、阪神のように叩いて応援していました。
ちょっとずつシニアを覚えていきます^^
子供って、分かってなくても「はい!」って言いますもんね。
私が受け持つ我がチーム、当分、私の話しを聞く時間が無茶苦茶増えそうです^^
>昔は、野球カードを見て・・・
カルビーボテトチップスを、とにかく買ってもらいたかったですね^^
私も、必死になってテレビ画面に食いつきながら、プロ野球選手を研究した思い出があります。
試合中にポジションを直すのが良いのか、ベンチにもどってから指示をだすのがいいのか、それとも試合後に反省として練習するのがいいのか、
やっぱり試合中に少しでもチームを作り上げたくなり、どうしても指示がでてしまいますね。
>A4サイズのホワイトボード・・・
そうか、A4でいいんですよね^^
私のホワイトボードはでかいので、持ち運びできず、倉庫の奥のほうに片付けられてしまいました^^
>言葉の壁、習慣の壁、文化の壁、
豪州で野球を教える、確かに至難の業だと思います。
これからも1っ歩ずつ頑張ってください!
>なんだか仕事みたいですね^^
本当に似てますね。
話を聞いてもらう為に、どれだけコミュニケーションを日頃とっておくか、こちらも似ている気がします^^
ベンチでの指示が違うと子供達も迷いますよね^^
私達も先日ありました、
「ツーストライク!的を絞って行けよ〜」
野球をしらないコーチだったので、しばらく我慢していましたが、2回3回と続くので、
「ツーストライクから絞ったら、見逃し三振になりますよ、ツーストライクは的を広げないと。。。」
こっそり伝えておきました^^
>野手もランナーも常に3つ以上のことを想定し、
私の口癖ですが
「あーなったらこーする、あーなるを3つ、こーするを3つ」
あーなったら3つのこーするを考えます。
つまり、頭の中に9つの予測を入れて置くように伝えています。
これは当店のアルバイト教育の話です^^
「外野〜!もっと前来〜い!」
小さいバッターや9番バッターでは、ついつい出てしまう声ですが、親が聞いてるケースもありますし、言われた子供にはかわいそうな言葉ですね。
試合中に指示を出して、後から説明すればいいや・・・
ついつい忘れてしまいますね^^
>盛りだくさんのことをしているんだなぁ
ブログに残していますが、今年全部をやったわけではないんです。昨年はやったけど今年はやっていない、全員はやってないけどkohだけには家でやらせた。まだやってないけどブログに残していつかやらせてみよう、などもあります^^
>『そうじゃねえだろ〜』
>『なにやってんだよ〜』
>『ちがうよ〜』
よく耳にしますね〜^^
『そんな事誰が教えた〜』
あなたですよ!
『そんな事も知らないのか〜』
あなたが教えてないんですよ!
『そんな事誰がやれって言った〜』
子供に責任はありません。
全部あなたの責任ですよね^^
コメントありがとうございます。
残念ながら、罵声怒号がまだまだ少年野球にはどのチームにも少しはあると思いますよ。
ここで腐らずに、父兄で話し合ったり、パスタさんがベンチから大きな声で褒め言葉をかけてあげたり、何か方法はあるはずです。
子供達の為に頑張りましょう。
ブログゆっくり続けていきましょう^^
Shinさんのチーム、しばらくは会議室から出て来れませんね^^
コメントありがとうございます。
>同じ事を思っているのかと安心して・・・
どこのチームも同じような悩みを抱えているんですね。
それだけ少年野球は複雑な問題を、どのチームも抱えてると言う事だと思います。
ブログの世界から価値観を変えて行きましょう!