2009年7月21日
中日−広島戦
7回表6対4で中日が2点リードの場面で河原純一投手
石原・梵・東出の三選手を
3ボール0ストライク → 3ボール2ストライク → フライアウト
三人ともノースリーにしてからフライアウトに打ち取りました。
落合監督談「久しぶりにピッチャーの投球術というのを見た」
この動画の河原投手の表情や投球内容が好きでよく見ます。
これと同じようなシーンが、5月6日中日対巨人戦で起こりました。
7回表 坂本選手のタイムリーヒットで2点を奪われてツーアウト満塁のピンチ。
バッターは四番ラミレス選手の場面で河原投手がマウンドに上がりました。
私はこのノースリーの動画を思い出しました。
そして想像していた通り、
ラミレス選手をノースリーにしました。
三球とも、打てば凡打になるようなぎりぎりのボール球です。
ノースリーからの四球目は、あきらかなボール球になりましたが、
それでも、ラミレス選手にはボール球を振らせたかったのでしょう。
次の打者、長野選手をあっさりセンターフライに打ち取り、
最小失点の1点で、最低限の仕事で、
河原投手が持つ最大限の力を出し切って切り抜けました。
結果的には3-0で中日は敗れてしまいましたが、
この勝負はとても見ごたえがありました。
“ノースリー” 今年からボールカウントを先に言うのはやっかいですが、
『ノースリーから勝負する河原投手の投球術』
河原といえばノースリー!
ノースリーといえば河原!
ボール球三つを使って
「相手に考えさせる野球」
好きだなぁ〜 こういうベテラン選手!
私の好きな選手に認定しちゃいますヽ(´▽`)/
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私も好きです、こういうの
因みに、うちのピッチャー、かなりの高い確率で「2ボール0ストライク」から入ります。
単なるコントロールが悪いだけないんですけど・・・
でも、不思議と四球は少ないという変なピッチャーです。
ノースリーから勝負する。
プロの世界って深いなぁ〜
やっぱりプロは違いますね。
日本一に貢献した頃は、ストレートで
ファールを打たせてさっさと追い込んで、
フォークで仕留めるパターンでしたね。
球威が落ちてそれでは通用しなくなり、
西武での配線処理の時代に今のような
投球術を身につけたのだそうです。
この投球術に自身を持っていたからこそ、
一年間の浪人生活もくさらずに、現役に
こだわる姿勢を持ち続けていたのでしょうね。
去年の日本シリーズも、7戦で打たれは
しましたが、いいピッチングをしていま
したよね。
ちなみに うちの娘は、高めのボール球に バットがクルクルと回って三振していました(+_+)
ボール球で勝負ができるピッチャーが 羨ましいです。
河原投手はキャンプのブルペンで「ボール」しか投げない日があり、
試合では「ボール」しか投げないらしいです。
見逃し・空振り・ファール
ストライクって3つだと思われがちですが、
ボール球を振らせればストライク。
ストライクは4つあるとノムサンの言葉です。
やっぱり日本野球ですね^^
◆PATさん、ありがとうございます。
ツーストライクからツースリー
ノースリーからツースリー
どっちも同じツースリーなのですが・・・違いますかね^^
◆星さん、ありがとうございます。
最近の少年野球は、以前よりもスローボールを投げるチームが増えてるように見えます。
結構、駆け引きを楽しんでますよ^^
◆shunさん、ありがとうございます。
落合監督から、岩瀬にしろ山本昌にしろ、ベテランの起用に何か特別なものを感じます。
やっぱりプロの世界で40歳近くまで野球を続けるには、何か持ってるからなのでしょう。
今シーズンのプレーオフでも、河原投手の活躍を楽しみたいですね。
◆kisuke34さん、ありがとうございます。
>うちのピッチャーは、日曜日の試合で『ノースリー(からの四球)』を連発して、初回に11失点していました(>_<)
どのチームも、最初はそこから始まりますよね^^
お互いがんばりましょう!
◆MBさん、ありがとうございます。
>河原投手はキャンプのブルペンで「ボール」しか投げない日があり、
>試合では「ボール」しか投げないらしいです。
言われて見ると、ストライクを投げる練習しかしてませんね。
ボール球を投げる練習か・・・逆に難しそうですね。