準決勝、決勝戦の大差は、力の差だけではないように感じます。
ピッチャーが連投で疲れているのは夏に感じられましたが、
春のセンバツはそこまでの疲労ではなさそうです。
では、なぜ大差の試合が?
まず・・・
調子が悪いから打たれる。
打たれるから調子が悪い。
よくどこかの解説者が言いますが、それは100%ではないと思っています。
調子が悪くても抑えられるし、
抑えたから調子が良いと、決め付けてはいけないのではないでしょうか。
ピッチャーの調子がどんなに良くても、
バッターの調子がもっと良ければ打たれてしまいます。
人は誰でも打たれると「打たれたくない」気持ちが高まります。
自分に自信がなくなり、もっと力強く投げよう!とさらに気持ちが高まります。
力を込める代わりに、リズムとバランスを失い、いつも通りのピッチングを忘れてしまいます。
打たれてるボールは、タイミングがあった、甘いボール。
打たされてるボールは、タイミングを外された、ボール球。
大差をとられた時のピッチング
必死に追い上げる時のバッティング
気持ちの乱れって結果にあらわれるんですね。
もう一度、自分のピッチングに戻るには、きちんとタイムをとり、笑顔を取り戻し、どうやって攻めるかアプローチを確認するのが大切でしょう。
・インコースは速い球、アウトコースはゆるい球。
・ストライクは変化球、ボール球はストレート。
・コースをそろえるよりも、まずは高さをそろえる。
・つなぐバッティング、引き付けて打つ打者への対策はなんだったのか。
・1球でいいから、ボールになっていいから、相手を悩ませるボール、相手がわからないボールは投げれないか?
・ボール球 振ってもらえば ストライク by野村克也
勝ち負けを競い合うのが大会なのでしょうが、
この大会は優勝は必要ない、2チーム優勝でいいとも思っています。
創志学園 野山主将の選手宣誓のような決勝戦であるといいですね。
大差で敗れたチーム。
来週もう一度同じ相手と試合すると、そんなに差はないからね^^
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おめでとう はなく、
ありがとう の大会でしたね。