2011年03月02日

統一球によって

Aというボールは良く指にひっかかります。
18.44mを30回転で投げれました。

Bというボールは滑りやすく指になじみません。
18.44mを20回転で投げれました。


Aのボールを使った試合では、
バットの芯を外されて「重たく」感じました。

Bのボールを使った試合では、
バットの芯で捉えることができるので「軽く」感じました。


2011年からCというボールに統一されました。

どのチーム、どの球場で試合をしてもCというボールですから。

バッターがボールの球質を「重たい」とか「軽い」とか言う人は少なくなりそうですね。





先日放送されたスポルト和田投手の特集です。

140キロ前後の球速で浮き上がるベストの回転数なのでしょう。


統一球になって心配なのは、スピードよりも回転数を武器にして戦うピッチャーです。

初速と終速は今までと変わりないのか?

回転数は落ちていないのか?もしくは回転数は上がってしまうのか?

同じ投げ方をしても、昨年とは違った変化球になるボールもありますし、

まるで変化しなくなるボールもあるかもしれません。



つまっても

およがされても

いくらバッターのタイミングを前後に崩したとしても

ボールの芯を打たれてしまう時代です。


硬式ボールの直径は約72.9〜74.8cm

つまり半径4cm

上下にずらすこと

ピッチャーには必要とされています。


相手がグーを出すならパーを出せばいいだけです。

考えるだけなら簡単ですよね(*^-^)b


2011年はピッチャーに新しい進化が始まる年になりそうですねヽ(´▽`)/



ちなみに上原投手は

メジャーで成功するには落ちるボールが有効だと言っていました。

posted by metoo at 14:13| 千葉 ☁| Comment(3) | TrackBack(1) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ボールの違いって、影響が大きいんでしょうねぇ。
小猿くんチームのYコーチは、打撃投手をしてくれますが、同じC球でも【メーカーによるちょっとした違い】が気になるっておっしゃってました。

和田投手がどれほどボールの出所が見づらいのか、他の投手のハイスピードカメラ映像と比べて見てみたい!
でも・・・プロの投手が自分のフォームの超スロー映像を公開すると、他球団の打者に研究材料を提供することになるから、かなり勇気の要ることなんでしょうね。
Posted by PAT at 2011年03月03日 21:02
昔の記事をTBしました

あと、初速と終速の差が少なかったのが江川さん。球速で言うと、いまの選手の方が速いかもしれませんが、「伸びる」感じは今でも一番じゃないでしょうかね?
Posted by 少年野球コーチ at 2011年03月05日 07:21
◆PATさん、ありがとうございます。

そう言えば、軟式C球も何年か前に変わりましたね。
個人的には昔の軟球の方が、指にかかりやすくて好きでした^^


◆少年野球コーチさん、TBありがとうございます。

どこかで読みましたが、江川さんは150km出ていなかったらしいですね。
150km台で伸び上がる藤川投手
140km台で伸び上がる江川投手
130km台で伸び上がる和田投手

きっと球速?に対して、初速と終速の変化が小さい回転数があるということでしょうか。
Posted by metoo at 2011年03月05日 10:55
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「和田の130キロ台はなぜ打ちにくいか」
Excerpt:  ソフトバンク・ホークスの和田毅投手の本です。  彼は、江川卓が持っていた東京六
Weblog: 少年野球コーチの独り言
Tracked: 2011-03-05 07:17
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