2011年02月26日

二塁リード

ちょうどいい角度からの写真が見つかったのでブログにしておこうと思います。

11022601.jpg

右中間スタンドから二塁ランナーと三塁手が写る珍しい写真です。

アウトカウント、点差、バッターなど、状況によるのでしょうが、
プロ野球は、三塁手と三塁ベースの距離はこんなにも開いているのですね。


三塁ベースから二塁ベースへ白い点線を引いてみました。

A・B・Cが二塁ランナーのリードする位置。

黒いユニフォームの選手はCの位置でリードしているという意味です。


昨年の秋、帝京高校の練習試合を見る機会がありました。

そこで驚いたのが、
試合の状況など関係なく、
ほぼ全員がAの位置でリードをしていました。

理由はわかりませんが、
攻撃を見ていると、何がしたいかは想像はできました。

@三塁盗塁をドンドン仕掛けてくる
Aパスボールを狙ってプレッシャーをかけてくる

三塁を回ってホームへ進みやすくする、よりも、

まずは三塁ベースを奪いに行く!

これが帝京高校のスタイルなんだ!と感じました。


たしかにCの位置でリードしているチームからは、

まったく三塁盗塁が感じられません。

エンドランも感じません。

ただ外に膨らんでいるだけで

パスボールしても(どうせ無理しないんでしょ)が感じられます。



夏の高校野球を見ていると、三塁ベースを回るのが上手なチームがテレビからわかります。

それが何かは判りませんが、三塁ベースを回る、ベースの踏み方に大きく進化した特徴を感じます。



少年野球でもAの位置のリードを試してみる価値はあると思っています。

BからAでシャッフルで入り込むリードもあるでしょうが、

Aの位置でピッチャーに近づく理由もあると思っています。

やってみる価値と

やられてみる価値と

両方から意見が出るミーティングが理想です。


だからウチのチームはこの位置のリードで攻めるぞ!

あの場面、このカウント、このバッター

いろいろ絞り込んでいくと3パターンになるかもしれませんが、

ランナー二塁の攻め方、重要さを再確認出来ると思います。



できれば帝京高校出身の方に、二塁のリードについて聞いてみたいですねヽ(´▽`)/

posted by metoo at 13:04| 千葉 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 走る | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先週、2死2塁から本塁へ走るリード位置「C」を教えたら、
今日は、無死1−2塁送りバントでも、同じ「C」にいる子が多く
「A」の位置と目的を教えました。

「C」から「A」へ移動しながら3塁へスタートするスタイルが好きですが、まだ内緒にしています^^
Posted by K’Sクラブ20 at 2011年02月26日 17:23
うちの高校ではAが基本になってました。


場面関係なくAです。
理由は帝京さんと同じです。


2死2塁になった場合は
Aから「斜め後ろシャッフル」でCに移動してました。

盗塁の上手な選手は
CからAというのも使ってました。
ただこれは完全に盗んだ時でした。
セットに入った時、Cから斜め前シャッフルでAに移動し
スタートと同時に投球動作が始まるような感じです。

投手も油断していたんでしょうか。


走塁全般苦手だったので
経験談で無くて恐縮です笑


Posted by marbo at 2011年02月26日 23:21
いっも、Aの位置ですか?


以外でした、
帝京さんの方法もありではありますが、

私の考えは古いのかな、
やはり私、アグレッシブではないのかな、

ちょつと、シックリ行きませんね。
点獲るための、スコアリングポジションの2ndベースからは、
ホームを狙わせていました。


▼でも、
(アマチュア野球は、3rdベースが、スコアリングポジションかもしれませんね。)



ところで…
もしかして…、

あの【mabo君!】ですよね。

お待ちしていましたよ。
(期待大で…)
ゴールデンルーキー の登場ですね。


Posted by 九州の野球小僧の父 at 2011年02月27日 09:30
確かに、この角度からの写真って珍しいですよね。
サードの守備位置、これはあまりにも極端じゃないですか?
球場に見に行ったとき、こんなに深くなかったような気がするんですが、バッターや場面、点差等の関係もあるんでしょね。

さて、本題のリードの方向ですが、小猿くんチームでは基本的に『A』ですね。
ヒットで一気に本塁へ!というケースよりも、捕逸や盗塁、あとは内野ゴロでの進塁が多いからです^^;
Posted by PAT at 2011年02月27日 20:30
◆K'Sさん、ありがとうございます。

二塁のリードについて、いろんなチームを見て歩くのも勉強になりますね。
特に高校野球は特色がはっきりと出ているチームが多いので楽しいです^^


◆marboさん、おめでとう!ヽ(´▽`)/
続けるも良し、離れてみるのも良し。
これからも野球のある生活を期待してます!

二塁走者は捕手のサインが見えるので、細かく動き分ける部分はあっていいのかもしれません。どの球種をどのコースへ投げるまでわかっているのですから、二塁走者は一塁三塁よりもいい一歩目がきれることが大切。つまり私はBの位置から、低目の変化球ならAでパスボール狙い、高めに浮いた変化球やストレートならCへなど、シャッフルで動くのが理想です。

二塁からのヒットエンドラン、ランエンドヒットなど、どの走路で三塁ベースに入っていくか?回りやすく入るのか、スライディングで入るのか。これもチーム方針が必要ですね。


◆九州の野球小僧の父さん、ありがとうございます。

Aに入ればバントか盗塁。
ツーストライクでバントがなくなればCへ。
こういうチームが多い気がします。


◆PATさん、ありがとうございます。

いつでも何でも、Cの位置を教えるチームもあります。
パスボールスタートも遅いですし、三塁盗塁をしないチームですね。

私はちょっと違う方法を考えようと思います^^
Posted by metoo at 2011年02月28日 15:18
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック