私が監督時代は一試合も休んだ事がないので、子供達がどんな状況になるか楽しみでした。
子供達は監督がいないから・・・
あまり関係ないようです。特にだらける訳でもない、いつもより集中する訳でもない、いつもと変わらない状態だったと思います。
逆にあわててしまうのが大人達。
私がいないから・・・(監督さん)
私がなんとかしなければ・・・(コーチさん)
大きなミスとは言えませんが、いくつか反省点、注意点があります。
●メンバー表は先に準備しておいた方が良いでしょう。
●子供達を試合前に
「今日は監督がいないから○○○しろ!」
熱し過ぎないように^^
●試合時間を逆算して、子供達に早めにトイレは行かせ、食事も早め早めで行動しましょう。
●監督さんがいつもシートノックを打っていると、いつもと違うのはシートノックになります。あわてずにエラーをさせないシートノックにしてあげましょう。
●投手起用は前日に監督さんと打ち合わせをしておきましょう。5回で変えるのか、90球で変えるのか、打者二巡で変えるのか、二番手は?三番手は?、試合前もしくは前日には決めておきましょう。
●サインミスも多く出てしまうでしょう。塁にいる走者の子供達と目が合ってから、打者とも目が合ってから、いつもよりもゆっくりと出してあげましょう。
●必ず何か道具を忘れてしまいます^^忘れても試合は何とかなるでしょう!あわてずあせらず、気楽に子供達を楽しませましょう!
監督不在の試合は、子供達にとって「自分でやらねば!」ここを引き出す大きなチャンスです。
「いつもはどうやってるの?いつも通りやってごらん」
「監督がいたらどうすると思う?
もっと声出せ!とか言われてないかい?」
「今日の勝ち負けの原因は監督じゃないよ、
一人一人が君達が監督だよ!」
「中学野球の指導とノウハウ」にも書いてありましたが、
子供達に、やらせてみるチャンスかもしれませんね!
監督不在のチーム、自分達の欠点がはっきり見つかるかもしれません。
いつもと違う気持ちで戦わせたい、など考えるようでしたら、
暑い中寒い中、いつも応援してくれるお母さん方に
「おうえん、よろしくおねがいします!」
こんな言葉から入ると、誰の為の試合なのか?自分達が何をしなければいけないのか?きっと考えてくれると思います。
私の監督最後の試合は、この言葉から試合に入りました。
私は顕著に変わるチームばかり見てきています。良い意味でも悪い意味でも。
でも確かに「監督ならこの場面をどう考えるか」とか「どうやって点を取るか」といったように、選手が考えるチャンスにはなりましたね。
>「今日の勝ち負けの原因は監督じゃないよ、
一人一人が君達が監督だよ!」
テレビゲームではみんな監督をやっているんですよね。
経験の長い子供たちはどうってことにないですが、経験の浅い子供たちはどこかしら落ち着きがなかったことを思い出しました。
>「おうえん、よろしくおねがいします!」
試合前にこんなこと言われるとオカンたち張り切っちゃって、応援席が普段通りじゃなくなっちゃいます^^
子供たちも「今日は監督居ないんですか?」と何回も何回も聞いてくる始末。
【自分たちで考えてやる野球】
伝えた試合は、全員で声を出し、引き締まった試合になりました^^
いつも、それくらい、やれよ〜〜〜^^嬉しいため息でした^^
結局、ポジションも打順も監督が決めていたものと変わりませんでした^^
何も考えてないってのが分かりました^^
6月は子供達が自分で考えるきっかけを探す強化月間に指定します!
現監督に任せているんですが子供達はまだ去年までの○○君のお父さん感覚です、注意しているんですがとってもやさしいコーチだったので・・・
というような2人の指揮官がいます。
戸惑いが無いといえば嘘になりますが、ある意味で割り切ってます。
今年の子供達は、監督がいようが、私がいようが、意外とのん気のようです^^
一番つらいのは、試合が見れない監督さんですよね。
。
>「やらされる野球」から「考えて自分たちでやる野球」
この野球の違いは大きいですね。
いつか経験する事ですから、大きな試合の前で経験してもらいたいです。
今年の子供達は何をすべきかは解っているようです。ただ、子供ですから集中力はもちませんね^^
いつか子供は親元を巣立っていきますから、子供にはいい経験になると思っています。
実は、自分達で出来るんですよね^
私達も繰り返し言ってしまうのも良くないかもしれませんね。
子供達から作り上げていくチームも大切でしょう!
船頭が3人もいるのも大変ですね^^
子供達が誰の言う事を聞いて良いのか迷ってしまいそうです。
私も今はヘッドコーチですが、相変わらず監督と呼ばれて困っています^^
この割り切る事を覚えたのは、今後プラスになると思います。
いろんな指導者がいますからねぇ〜
私もその1人ですが^^
この日は応援の父母にも、守備位置などのアドバイスを一切しないようにあらかじめお願いしておきました。当然私はピンチになっても指示やアドバイスは一切しませんでしたが、スコアをつけていたコーチは独り言のようにピッチャーの球数やアウトカウントをつぶやいていました(笑)
試合後、子供たちに感想を聞くと、「とにかく難しかった」「監督って大変なんだ」「でも面白かった」等々、それぞれが何か掴んでくれたようです???少しは「自分たちで考えてやる野球」がイメージできたかな。
「えっ、この子にまで盗塁させるの」とか「満塁の場面でスリーバントスクイズ」など、指導者では思いつかない大胆な作戦を平気でやっていたことは見ていて愉快でした。
しかし、試合中じっと黙っているのは辛かった。いつものように大声でわめいている方が精神衛生上よっぽど良いことが分かりました。そのストレスのせいか、試合後の練習で集中力が欠けている子を大声で叱り、何人か泣かせてしまいました。
子供達は不安もあったでしょうが、楽しみながら、いろいろ考えてくれたようですね。今後どう変えてくれるか?楽しみです!
>試合中じっと黙っているのは辛かった・・・
解ります!とてもよーく解ります!
じっと試合を見てるほど、つまらん試合はありませんね!プロ野球でも高校野球でも、野球は騒がないと!^^