今年から変わったボール
「新球に一言!」でも書きましたが、
投手は変化球が投げやすく、野手は遠投しやすく、打てば遠くへ飛ぶボール! などと説明が書かれていますが・・・
勘違いしてはいけないのが
「打てば遠くへ飛ぶ」
この言葉にあまり固執しない方がいいのでは?と思いました。
「打てば飛ぶ」
と考えるならば
「今までのボールよりも速い打球になった」
つまり
「ワンバウンドが高く上がり、空中に浮いている時間が長くなった」
そう考えた方が、内野手には解りやすいのではないでしょうか。
「ぷわぷわボールから、スーパーボールに変わった」
このくらい変化を感じさせても良いでしょう。
どう子供達に理解させるか?
私はバウンドの変化を最初に感じまたので、
実際に、私がおもいっきり叩き付けてノックしてみました。
その結果が上の多です。
旧球を10球、おもいっきり叩き付けてノックをします。
続いて新球を10球同じように打ちます。
最高のワンバウンド・達点を子供達に測ってもらいました。
新球27m、旧球23mのおおよその結果がでました。
今年に入って、サードへのワンバウンドが三塁手の頭を越えるシーンを2回見ました。昨年は6年生後半に1回くらい見たかどうかのシーンです。サードゴロが三塁手の頭を越えたシーンは、少年野球では、今まであまり見かけたことがありませんでした。
「新しいボールが飛ぶようになった」
この歌い文句にだまされてはいけません。
「新しいボールは23mから27mも弾むようになった」
この数値の結果を、まず子供達の頭の中に入れて欲しいと思いました。
この実験の後に、子供達が1人新球を3球、旧球を3球
おもいっきり叩き付けて投げて投げてもらい、距離を競い合ってみました。
旧球を叩きつけて1番ワンバウンドが飛んだ距離と、旧球がワンバウンドで飛んだ距離、大きく差がついた子で3m以上はありました。(投げ方もあるでしょうが)
この数字から、内野手は今までのバウンドイメージを、まずは変えなければいけないと思いました。
三塁手
下がってはいけません。
バントがありますから、今までどおりの守備位置にしています。
頭を越されるバウンドは、意識しても捕れないでしょう。
「頭を越されるバウンドは仕方ない!その代わり、前のバントは今まで通り処理しよう!」
もう一つは、速い打球を今まで以上に意識させるようにします。
遊撃手、二塁手
今までと大きくイメージを変えなければいけません。
ワンバウンドでの処理が新しく増えるポジションだと言えるでしょう。
「このバウンドはワンバウンドなのか?ツーバウンドのショートバウンドなのか?」
今までは、ツーバウンドで捕れる感覚が、ワンバウンドでも捕れる可能性が増えました。全く旧球のバウンドリズムと違ってきます。この2つのポジションにエラーが増えるのは、今年は仕方がないかもしれません。
一塁手
右打者のバウンド処理は、解りやすく簡単になったかもしれません。
左打者は今まで以上にポジションを下げてもいいでしょう。
しかし
「今までよりも2歩下がって、後ろのフライを意識して欲しい」
右打者のファーストフライが若卒伸びる気がします。一塁手の前の右打者フライは、ほとんどファールに戻っていくフライです。これは村てて、ライト・上へのフライ処理が昨年よりも増えています。ここを意識させた守備位置をとろうと、一塁ベースよりも3,4m後を守らせるようにしました。(ランナーがいる時は別です)
投手
一塁手が下がると言う事は、
「一塁ベースカバーが非常に増える」
この意識を今まで以上に持たせる事が大切でしょう。
私達チームのポジションはご覧の通りです。
右打者を設定してます。
一番深く守らなければいけないのは、二塁手です。
守備位置については、またブログにします。
新球と旧球ってそんなに違うのですか。うちはまだ新球を使った事がないのですが、今度一球購入して使ってみたいと思います。
C球ですが、低反発というタイプで日本の旧球に比べても全然弾みません。
安全性があって硬球に準ずる物と言う位置づけで使われるようになったようです。
ノックをする時、たまに日本のボールが混ざっている時があり、あまりにも弾み方が違うのでびっくりさせられます。
でも、ボールが違うと野球が全然変わってきますよね。
セカンドが一番深い・・・ブロガーに考えさせようとする意図が・・・^o^
正解は次回でお願いします!!!
捕手から2塁への送球も今まで以上に低く投げないとセンターまで行っちゃいますね。
子供達の目の前で比較して見まーす。
話は変わりますが、新球を真っ二つに割ってみたくありませんか?
私の担当がほとんど低学年という事もあり、また私の軟式歴4ヶ月ほどで新球に変わったので、何の違和感も無く新球に接してます。
旧球の感じをほとんど知りません。
かなり違うんですね。
それでもセカンドのポジション・・
次回楽しみにしてます。
別のところで見たのかなぁ
でも、大きな新発見は無かったと記憶してますョ 背番号29さん
遊撃手と二塁手の守備位置が・・・???
答1)一塁までの送球距離?
答2)打球処理の上手い下手?
正解は?
飛ぶようになったと言っても、外野の頭を越える打球と、内野ゴロはどちらが多いか?実際は内野ゴロを打たせて捕るチームなので、あまり外野は気にしていないのが現状です。
ワンバウンドとツーバウンドの見極めが難しくなった新球、と言えると思います。
付け足してスミマセン
>ワンバウンドとツーバウンドの見極めが大切になった
ワンバウンドで行けると思って前へ、
ツーバウンドでと思って、待って捕ってすぐに送球
この見極めをたくさんノックしてあげたいです。
今年の6年生は短い期間での対応は、苦労するでしょうね。まだ先がある低学年生はどっちのボールでも???なので、ゆっくり時間を掛けようと思います。
確かに高いバウンドが上がると!!!になりますね^^
高いバウンドを低い位置で捕るのではなく、高い位置で捕ってすぐに投げる練習が必要になってくるでしょう。
シドニーのボールは旧球よりも弾みませんか。
各国によって違う軟式球で、世界大会をやっても残念な結果になりそうですね。いっそ世界基準を作ってもらいたいです!
やっぱりショート君が悩んでいますよね^^
今までとは違う感覚が、ショートには解りやすいと思います。今年は苦労してもらいましょう^^
セカンドは一塁に近いから下がって良いと思います。このあたりは後日ブログにします
セカンドが打者から一番遠くても、一塁へは一番近いので下げさせます。その代わり、守備範囲は広げる事ができるでしょう。
そうするとライトは?センターは?ファーストは?に繋がってきます^^
ワンバウンド送球も、地面に当てる角度が鋭角なほど伸びて行くでしょうね。
高いバウンドはより高く、鋭いバウンドはより伸びてくる感じがしました。
私の会社では「発案を言った人がやる」ルールです^^
>新球を真っ二つに割ってみたくありませんか?
言った人がやる、背番号29さん、お願いします^^
新球に変わってゴロも速くなったと思います。三遊間、二遊間、一二塁間が増えた。そうすると、ライトゴロ、センターゴロ、レフトゴロも狙いやすくなった、ともいえると思います。
高学年になるとアウトコース低目のピッチングを心がけていますので、サードゴロよりも、セカンドゴロ、ショートゴロが増えました。(右打者)
セカンドゴロに強い辺りを打つ技術は、小学生には無理でしょうから、セカンドゴロはゆっくり守備範囲を広げられると思います。
ポジションについては、後日また記事にします。