kohは昨日、初の公式戦でした。
○○区杯大会、○○区が所有しるグランドを借りて練習している、中学硬式チーム(リーグを問わず)、高校女子野球部など15チームで争うトーナメント戦です。
kohのチームからは、レギュラーチームとしてAチーム、その他育成チームとしてBチームの2チームがエントリー。kohはBチームで出場しました。
7番ショートが初の公式戦デビューです。
Bチームの先発メンバーで1年生はkohだけだったそうです。
結果は???
第一打席セカンドゴロ、守りではショートゴロをお手玉で見失うエラー。
第二打席で2年生に交代。0対3で無残に砕け散った公式戦デビューだったそうです。
「左ピッチャーのカーブなんて、どうやって打つんだよ〜」
相手チームは他リーグの3年生レギュラーチーム、当然、変化球をびしびし決めてきます。まだ変化球打ちなど出来無いkohはカーブを引っ掛けてセカンドゴロがやっとでしょう。
私「変化球を打つ方法教えてやろうか?」
koh「うん」
私「ストレートを打てばいいんだよ」
koh「(何言ってんだ?このオヤジ?)・・・・・」
私「打てない球カーブを捨てて、打てる球ストレートだけ打て」
koh「(そう言う意味じゃないんだけど)・・・・」
私「もし今カーブ打ちばかりの練習をしていたら、フォームをくずしてストレートが打てなくなるよ、ストレートをスタンド90mまで飛ばせるようになるまで、カーブ打ちなんて 100万年早いよ!」
レベル5をクリアしなければ、レベル8の練習はまだ早いよ!
そんな意味の言葉を伝えてみました。
まだ試合に出る機会をもらえない選手よりも先に、カーブ打ちを経験でき、覚えたい気持ちもあるでしょう。でも、まだ100万年早い!ストレートをスタンドインさせる事を、今の目標にしなければいけません。あれもこれもよりも、まずは90m!の確認をしました。
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次の負けは「親」私達チームです。
春の大会4位から、夏の大会一回戦コールド負けでした。
今年の子供達を見ていて
「今の子供達のコノ精神面では負けるな」
正直にずっとそう思っていました。
ずるい言い方ですが、心の奥底にある「精神面」に届く言葉がかけられず、なかなか「野球バカ」に変身させられずに悩んでいました。
私はこの一回戦負けが、実は嬉しくてしょうがありませんでした。
『よし!ここだ!ここで変えるチャンスだ!』
心の中でつぶやいて、負けても誰も泣かない、悔しそうなふりはしてるが、涙一つこぼさない子供達を集めて話をしました。
「このまま、終わったら」
6年生は10月31日で全ての大会が終わります。
「このままの気持ちで、10月31日まで終わったら」
今まで卒部していった6年生達の顔が目に浮かびました。
「このままで終わったら、10月31日に、
6年生は後悔すると思うよ」
今まで我慢していたのか、涙を見られたくないと我慢していたのか、
6年生3人が、ボロボロ泣き出しました。
「悔しい、負けたくない、と思うのは誰でもできる」
「今のソノ気持ちで、今の試合を戦う事が出来たのか?」
「負けたくないと言う気持ちをグランドで、1回の表から、プレーで表す事が出来たのか?」
10人くらいが泣き出しましたが、試合が終わって誰一人、声が枯れていない、疲れきった表情もなければ、きれいなユニフォーム、「はぁ〜つかれた〜」くらいのきれいな顔で「負けた悔しい」の言葉は真実には聞こえません。子供達の心の奥底にある本当の「くやしい」を引っ張り出す、この機会がチャンスでした。
「オレはお前達を泣かすよ、練習で泣かすよ」
「その代わり、秋の大会で笑おう、みんなで一緒に笑おう!」
残された市の大会は秋季大会9月だけです。
その前後に、ローカル大会が4つあり1つは始まっています。6年生にとって大会はあと5つ、その中の秋季大会だけが県大会に繋がっています。
秋までに、どこまで子供達を成長させられるか?
指導者にとっての「楽しみ」です。
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現在のチーム編成は
6年2名
5年12名 で戦っています!!
6年生2名は残りわずかな公式戦を5年生と一緒に戦わないといけない。5年生はまだ来年があるなんて思わず、6年生のために一生懸命戦って欲しい^^
通じているかは???です^^
難しいけどこれなくしては、常勝はあり得ませんね。どれだけ素晴らしい素質・技術を持っていても、試合で発揮できなければどうにもなりません。舞台が大きくなればなるほど、競る場面になればなるほど、その重要性が増して来ることでしょう。
>「負けたくないと言う気持ちをグランドで、1回の表から、プレーで表す事が出来たのか?」
ウチの子供たちにも問いかけたいと思います。
本人は納得いかないようですが、悔しさをどうつなげることができるか・・・も才能だと思います。頑張れ!
で、チームの話。
子供っちふとしたきっかけで浮かんだり沈んだり。
技術指導以上に子供たちに適切な声をかけてあげることができるのが「いい指導者」なのかな〜と感じます。
難しいっすけどね・・・
うちの子たちには血はちょっとだけにして良質の汗と涙をたくさん流してもらいましょう。
やさしいだけではいけませんね。反省。
こんな時期に1年生も出られる公式戦があるなんて良いですねぇ。ウチの方では秋までお預けですからね。
結果はどうあれ、この時期に公式戦の緊張感をベンチではなくグラウンドで味わうことが出来たのは大きな収穫です。
>「負けたくないと言う気持ちをグランドで、1回の表から、プレーで表す事が出来たのか?」
これ、私も言ったことあります。
こういう言葉って効果的に使う場面を選択するのが難しいんですよねぇ。
数年前、地域で無敵の時があったそうです。選手も慢心があったのか、大事な中体連でまさかのコールド負け。
ホント、そこで後悔してももう遅いんですよね。
そちらのチームも秋にこうした事にならぬよう、今から引き締めて頑張ってください^^
そんなに難しくないことも付け加えたらどうでしょう?
左ピッチャーのときの打席の立ち位置を工夫するだけでも違うと思いますよ。
>「オレはお前達を泣かすよ、練習で泣かすよ」
「その代わり、秋の大会で笑おう、みんなで一緒に笑おう!」
息子達の小学時代の監督を思い出しました。負けるといつもくやし泣きするようなチームでした(笑)。
「負けて泣くようなみっともないことはするな。泣くのは優勝の時だけだ!」とよく怒られたっけ。
「勝ったあいつらの顔をよーく覚えとけ。次は絶対にあいつらを泣かすんだから」とも言われましたっけ(笑)。
しかも、上手く教えられないし・・・。
負けても「くやしい」気持ちが感じられない。
それだけ、真剣に練習をやってないってことですね。
それと、恵まれた環境で育った子供たちは「くやしい!!」って気持ちを持ったことがないのかな?とも最近感じてます。
>指導者にとっての「楽しみ」です。
うまいこと言いますね〜。
でもどこかで聞いたような(笑)
最終的にどこまで成長させられるかというのもひとつの楽しみではありますよね。
うちのチームのグータラ3人衆も最近ようやく目覚めてくれたようです。
先だって延期になった地区大会が来月17日まで延期となりました。
彼ら3人が覚醒してくれたおかげでチーム全体のレベルも急成長してくれています。
また、リーグ戦での下級生登用などで、みんなどんどん競い合ってくれています。
この波に乗って来月まで行ければ勝ちもみえてくるかなぁ。。。
↑
metooさんは、ここを感じ取れる嗅覚が抜群によさそうですね。
次に繋がる、未来に繋がる本心を引っ張り出してあげたいですね。
3人の息子がスポ少チームに入ってます。
息子の試合。ボロ負け続きで、応援に行くのも、つらい試合が続いてます。
そう、負けて悔しくないのかな〜。
帰りの車の中で楽しくワイワイ騒いでいる姿を見ると、悩んでしまいます。
ちなみに長男4年生。(5年生5人+4年生10人)のチームに入ってます。
下2人は1〜3年のチームです。
metooさんのブログが拠り所です。
6年生2人ですか?やはり現実的には厳しいチーム状況だと思います。
しかし、水戸に行ったチームの中に、6年生1人だったチームもあると聞いています。
誰かがやらねば・・・6年生にやってもらいましょう!
6年生は少年野球の最後を意識しだす今頃から、急激に進歩します。
こちらがお尻をたたいて、追い詰めてあげても一つの手だと思います。
春4位になって、うぬぼれてるわけではないんです。かと言って、本当に嬉しそうでも悔しそうでもないんです。
どうして感情をむき出しに表現できないの?
子供らしい子供の時期を、大切にしてあげようと思います。
>やさしいだけでは・・・
特に6年生にはそう思います。
最後には笑って送り出してあげたい。その為には「今」が大事だと思います。
「優勝」の二文字は本当に遠いです。準優勝3回、すぐそこまで手が届きそうで届かない優勝旗。このまま終わって欲しくないです。
kohは恵まれた環境にいると思います。
野球人生で途中交代が初めてのことでした。引っ込められて悔しいのか、0−3で負けたのが悔しいのか、声だけはからして帰ってきましたよ^^
勝ち続けるって難しいですね。
子供達には、どこが目標なのかを、いつも再確認しなければと思います。
もう秋の大会を考え始める事ができたのは、良い方向に向かっていると思います。
カーブというボールがまだ1mくらい曲がる、恐ろしいボールのイメージなんでしょうね^^実際にはスローボールと変わらないスピードですから、この恐ろしさ^^に早く慣れるのが先かなぁと思います。
「捕れる物は打てる」
キャッチャーでカーブをたくさんカーブを受けるように、進んでキャッチャーをやりなさい。
私の変化球打ちの練習です。
kohは、カーブをどこに打ちたいか?のイメージがまだないのでしょうね。
私?私は右中間三塁打か、ライトポールにふらふら〜と当てる流し打ちのイメージです^^
もしかしたら小学生時代は「くやしい」をたくさん教える時間かもしれませんね。
くやしいから頑張る、少年野球では特に悔しい場面がたくさんありますから、どんどんくやしがらせましょう^^
使わせていただきました^^
どのチームも今の時期から秋に向けて急成長しますね。私達は9月に秋の大会ですから、6,7,8月、残り3ヶ月です。どんどん気持ちを引っ張りあげていこうと思います。
お体に気をつけて、あまり話しかけられないように^^
楽しいアメリカ紀行を後日お聞かせください!
私も6年生チームの監督を、3年間ですがやらせてもらいました。仰る通り、あせる気持ちは、6年生チームにいないと感じなかったと思います。
また、息子が6年生のときは、父親の気持ちが高揚してしまいあっという間の1年でした。
6年生の為に5年生は。。。
この気持ちは、来年6年生になった時に深く感じてくれるでしょう。
コメントありがとうございます。
5年生チームの4年生ですか、まだ悔しい感情は沸いてこないかもしれませんね。
私の車も4年生3年生は負けてもワイワイ遠足気分です。
その代わり6年生は、負けた帰りの車では一言も口を聞かずにシーンとしています。
(寝てるのか?)1人は確実に寝てます^^
息子さんは悔しかったのでしょうね。
県大会で優勝を狙ってください!
野球バカは必ず伝染します^^
息子さんの気持ちが必ずチームに伝わり、優勝旗を欲しがる仲間が生まれるでしょう。
期待してます!