
昔々、ある所にたった10人しかいない少年野球チームがありました。
1番から9番までの能力の高い選手がレギュラーとして試合に出場して、10番目の選手は補欠、試合に出ることはできませんでした。

1月から3月まで、厳しい冬の練習をしたおかげで、
皆の能力が高まり、チームは強くなりました。
しかし
9人のレギュラーは変わりませんでした。
そこで10番目の選手は、
練習とは別に、
いつもより30分早く起きて努力を始めました。

それから4ヶ月後の7月
毎日、小さな努力を積み重ねた10番目の選手は
チームで1番の選手まで成長しました。
練習で上達するのはチーム。
努力で上達するのは「個」
どれだけ素晴らしい練習だけをしていても、
9人のレギュラーは変わらないんです。
どのチームも練習をしてますから、
練習だけでは優勝できないんです。
さて、誰がチームを変えてくれますか?
部員が50人いても100人いても、
全員が同じ練習をしてれば、全員が同じ成長をしますから、
9人のレギュラーが変わることはない。
練習だけではレギュラーはつかめないんだよ!
大切なのは練習以外の時間、それが努力なんだよ!
ということで、
昨日のブログで練習の反対にある言葉を努力としてみました。
こういう話をすると、
引っ掛かる子が必ず一人はいるんですよね^^
引っ掛かると言っては失礼ですので、伝わる子とします。
そして、7月にサヨナラヒットを打って感動させてくれるのは
毎年、この時期にもがき苦しんだ、伝わった子なんですよねヽ(´ー`)ノ
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でも、その選手は今ではレギュラーです(今月中に新年度の背番号が渡される予定ですが、1桁番号になりそうな感じ)。
結構ふざけたりするタイプですが、かなり”努力”したんでしょうね。
逆に、その選手にレギュラーを奪われた選手もいるわけで、奪われた選手が『なにくそ!』と同じように”努力”すれば、これまたうれしいことですね。
一方、小猿くんは、昨年1年間を通してみれば、チーム20人中唯一、全試合出場させていただきました。
私からすれば、その立場に”胡坐をかいている”ように見えてなりません。
『自分のためにもっと”努力”しろ!』って言いたいですが、他人から言われてするのは”努力”じゃないんでしょうねぇ・・・
昨年夏の甲子園優勝高校は、努力をやらされていましたよね。
最初からゴミを拾える高校生など日本中に誰一人いません。
高校生だって1人では何もできず、管理されなければ何もできません。
努力って最初はやらされてもいいと私は思っています。
ことを願います。
他人と同じ練習、だけでは、それ以上の努力、練習をしなければ、上に上がれない、進めない。
レギラーでないものは、チーム練習だけでは、レギラーに勝てない。
レギラーになれない。
もつともつと、己の練習を、
コツコツと不断の努力を、積み重ねて行く、
おのれの道は、
自ら切り開かなければならない。
相手に勝つために、まず、おのれに克たねば、
明日は、未来に、光は見えて来ない。
(メンバー入り・、試合出場・試合出場・レギラー・試合に勝つ・
ベスト4・優勝・県大会・甲子園・国体・神宮・全国制覇)
センター試験。
がんばれ、
受験生
努力の「努」という字は
「女」+「又」+「力」だと思っていましたが、
「奴(やっこ)」+「力」だったんですね。
ちょっと寄り道でした^^