2006年05月12日

キャッチャーの投げ方

今回も私的意見を投げかけますよ〜!^^
私の考えはあまり聞いた事のない指導方法かもしれません。
皆さんのご意見をお待ちしております!


「肩甲骨はぶる下がっている」2006/01/14
この時はキャッチャーの投げ方の資料を探していて、肩甲骨の知識を探していました。水泳の指導法から、いろいろ知識を勉強できて、投げ方、特にキャッチャーに活かしたいと思います。

もう一度、肩甲骨の動きを整理して見ようと思います。

ccc01.jpg

次は肩甲骨の外転に下制(かせい)を加えてみます。
ccc02.jpg

手の甲を左右合わせて肩甲骨を外転させます。
そのまま下へ下げて、やや胸をはります。
この肩甲骨の位置がキャッチャーの構え方にした方が、
捕ってからの投げ方が速いと思っています。

簡単に言うと、肩甲骨を左下右下へ割る、こんな感じです。
ccc05.jpg

では、なぜ肩甲骨を割って構えるか?

それは、キャッチャーだけが
他の選手と投げ方が違うと思っているからです。

ccc03.jpg

ピッチャーや野手は内転しながら投げれます。

しかし、キャッチャーは・・・
「キャッチャーのモーションが大きい(小さい)」
とよく使われる言葉がありますが、
具体的に何が大きくて何が小さいのでしょう?

私は肩甲骨の使い方だと思います。

キャッチャーだけはモーションを小さくするため、
肩甲骨を内転させない、
外転下制のまま投げるから、
モーションを小さく速く送球でします。

捕球前から外転させて、内転させない意識を持って構えます。

もちろん、小学生に教えません!
将来ピッチャーになるかもしれない小学生には、教えないでおきましょう。
背中の広背筋をいつも以上に使う投げ方です。

「オレは将来絶対にキャッチャーを目指すんだ!」

それでも、中学生か高校生くらいになって、しっかり広背筋を鍛えてから教えても十分将来には間に合いうでしょう。
kohも小学時代、中学生になっても、大きく内転してセカンド送球をさせています。

もちろん、私もまだ誰にも教えた事がありません。
と言うか教わった事もありません。自分で見つけた技です。

では、内転で投げるとキャッチャーはどうなってしまうのでしょう?

ccc04.jpg

左の写真はきれいにひじが上がっていますね。
では右の写真はどうでしょう?
阿部慎之介選手、内転させ過ぎて投げていました。
たしか2年前くらいから、阿部選手肩を痛めていますよね。
内転が深すぎるのも肩を故障する原因ではないでしょうか?

外転下制からキャッチャーは投げる。
肩甲骨の可動を広背筋で抑える、難しい送球方法です。

くれぐれも私の個人的考えなので、
子供達には教えないようにお願いします。
posted by metoo at 01:30| 千葉 ☔| Comment(14) | TrackBack(0) | キャッチャー | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いやーー深いなぁ・・・
頭の中に入れておきます。
考えた事もなかったです。しかし突き詰めていくとこういう事も分かってないと指導なんて出来ないんでしょうね。
いやーー勉強勉強!!!また勉強!
 今後ともよろしくです^^

うちの息子も今どこの守備を守ってもピッチャーみたいに投げてます^^



Posted by Shin at 2006年05月12日 11:14
>もちろん、小学生に教えません!
さすがですねぇ〜。
「捕球後、即送球」を求められるキャッチャーの投げ方に関して余りに子供たちに強要すると・・・その子はキャッチャーしかできなくなる可能性があると思います。
我がチームは総監督の方針で内野も外野もキャッチャーもみ〜んな「ピッチャー投げ」です^^;
Posted by さとる at 2006年05月12日 11:39
へぇ〜・・・なキャッチャーネタ 毎度ありがとうございます。

チームの監督が次期キャッチャー候補に

「肩を回して送球しろ」

と、指導していたことを思い出しました。

そのときは「肩を回して」が、まったく理解できなかったのですが、肩甲骨を開いた絵(スバラシイ!)を見てやっと結びつきました。

もちろん私はできませんが・・・

でも、このキャッチャー候補の将来は?
・・・複雑です・・・。
Posted by ジャーマネ at 2006年05月12日 12:01
こんにちは。
私のとって、d(-_^)good!!タイミングな記事、参考にさせていただきます。
内野出身の息子、当たり前ですがキャッチャーやっても内野手投げです。
Posted by baseball-oyaji at 2006年05月12日 13:37
「古武術」ですね。野球に限らず、投げる動作が入る競技は肩甲骨の可動域が重要です。バッティングでもそうですね。
「肩甲骨のことはmetooに聞け!」
Posted by 少年野球コーチ at 2006年05月12日 14:06
Shinさん、ありがとうございます。

子供達はしっかりピッチャー投げを練習しましょう。
特に外野を守っている子達は、内野手よりもぐんぐんボールの威力が上がってくるのが伝わります。
Posted by metoo at 2006年05月12日 18:13
さとるさん、ありがとうございます。

キャッチャーのスローイングは、指導方法に一苦労しますね。捕ってからすごく早いキャッチャースローをする子供もいます。このままで良い子、直さなければいけない子、見極めが難しいです。
Posted by metoo at 2006年05月12日 18:19
ジャーマネさん、ありがとうございます。

今回は難しい事書きましたので、
次回は私が実際にしどうしているキャッチャースローイングを書きます。
次回はイツかは?聞かないで下さい^^
Posted by metoo at 2006年05月12日 18:22
baseball-oyajiさん、ありがとうございます。

息子さんは捕手になるのでしょうか?
毎回楽しみに見ています^^
捕手に抜擢される選手は、そうたくさんはいないと思います。
楽しいですよ!キャッチャー!^^
Posted by metoo at 2006年05月12日 18:25
少年野球コーチさん、ありがとうございます。

私の個人的な投げ方なので、全ての捕手に当てはまる事はないでしょう。違和感がある方もいらっしゃると思います。

小学生用のキャッチャースローイング、他のポジションでもピッチャーでも応用できる投げ方を研究します。
Posted by metoo at 2006年05月12日 18:29
息子には、なるべく早く送球させる為に腕を大きく回転させず、右足に体重をのせながら肘を後ろに引っ張られるように引き、肘から投げや〜と・・・。でも、今日読ましてもらい、まだ早いのかな?と感じました!
しかし、metooさんの骨の動きまでの考えはすごい関心します!骨抜きにされそうです・・<笑>
Posted by みや at 2006年05月12日 22:34
これがオフ会のときに言っていたことですね。

あの時はすぐにでも息子に教えようと思ったけど、冷静に考えたら、あと一年ちょっとでとりあえずキャッチャー生活も終わり。
その後は高校に向けてピッチャートレーニングをさせるつもりだから、この投げ方はさせない方がいいかなぁ。

今の段階でもちょっと後ろがちっちゃくなってきちゃってるしなぁ。
Posted by かに at 2006年05月12日 22:46
みやさん、ありがとうございます。

あまり小学生には教えたくない投げ方ですが、捕ってからすぐ投げなければいけないのも事実です。
小学生用のキャチャースローイングを、いろいろ考えて行きましょう!
Posted by metoo at 2006年05月13日 02:19
かにさん、ありがとうございます。

この投げ方、あまりお勧めは出来ません。
マーボ君の投げ方は何度か見ましたが、今のままでいいと思います。無理にキャッチャー投げにするのは???と思います。

>今の段階でもちょっと後ろがちっちゃくなってきちゃってるしなぁ。

今度、全力投球を見せてくださいね!
Posted by metoo at 2006年05月13日 02:25
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