2010年12月11日

解く説く

【解説】)物事の要点・意味などをわかりやすく説明すること。

【解く】
問題を解く 解答 解明 〈原因を〉究明〈する〉 分析 〈毒物を〉析出〈する〉 検出

【説く】
物事の道理や筋道をよくわかるように話す。
物事の事情や成り行きを説明する。



@スピード
ラダーなどを使ったスピードを高める練習。

Aバランス
平均台、跳び箱、鉄棒、マット運動などを使った、
バランス能力を高める練習。

B心肺機能
マラソンやサッカーなど有酸素運動を続けながら
心肺機能を高める練習。

C競技力
大縄跳びや二人三脚などをゲーム形式で、
強調性や団結力、自分の意見を言うなど
人と人とのつながりを深めていく練習。


例えば上の四つのような練習メニューがあったとします。

本屋さんで売ってる参考書や、指導者交流会などで教わったメニューもあるでしょう。


どんなに素晴らしい練習メニューでも、

「これは何の練習なの?」

「これはどんな意味をもつ練習なの?」

「これは試合のどんな時に役立つの?」


子供達が【解説】できますか?


もし解説できたら、

それは素晴らしい練習といえるでしょう。




小学生の後半くらいからでしょうか?

「今、何の練習してるの?」

A君B君「はい、バッティング練習です」

「どんなバッティング練習?」

A君「はい、とにかく遠くへ飛ばすために、内角でも外角でもフルスイングで打つ練習です」

B君「・・・??? 1人5球打って交代する練習です」




しっかり子供達と意見交換をして

子供達が解説できる練習メニューにしてみましょうヽ(´ー`)ノ



posted by metoo at 17:31| 千葉 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
確かに何のためにやってる練習なのか理解せずに(というか、理解できるように解説せずに)やってることって、結構ありますね。

気付いたときには解説するようにしてますが、足りてないと思います。
それに、解説しているつもりでも、子供に届いていないときもあるかと。。。
つまり、大人が練習の”質”を下げてるわけですね・・・もっともっと子供たちと話をしないといけないですね。
Posted by PAT at 2010年12月11日 21:24
「今何の練習してるんだ?」

と中学時代に練習を見に来た親父に
B君と同じような答えをして、みんなの
見てる前でぶん殴られた覚えがあります(笑)

やらされる練習だと、意義を考えるよりも
早くおわらないかな、と考えてしまいますよね。

小学生に理解してもらおうと思うと、なかなか
大変だな・・・
Posted by shun at 2010年12月11日 22:47
お久の前監督です。

PATさんと同意見です。何のための練習か?まずは、大人が把握し、解説できなければいけませんね!久しぶりに我がチームの練習に参加した時に正直そう思いました。

前回の『5W1H』もそうですが、まずは大人が考えなければ駄目でしょうね!『今のチームまたはこの子は何を伸ばして、何を克服すれば良いか?』 言葉にはみんな出すけれど、実際に則した練習が出来ない。そんな感じです。(+o+) 反省・反省。
Posted by 前監督 at 2010年12月14日 09:10
◆PATさん、ありがとうございます。

やっぱりいろんな意味でキャッチボールなのでしょうね。

>大人が練習の”質”を下げてる・・・

そういう言い方もできますね。
だからと言って、合理的という言葉もちょっと違う気がします。


◆shunさん、ありがとうございます。

少年野球の指導者を見ていると、
伝えるのが上手な人がたくさん見つかりました。

「大きな声でゆっくり話をする」

反対に上手じゃないなあと思う人は

かすれた声で早口の方かな?^^


◆前監督さん、ご無沙汰しております!

>実際に則した練習が出来ない。

一生懸命に頑張ってるのは素晴らしいことなのですが、
実は同じ道を行ったり来たりして前に進んでいなかったり、
正しくない道を進んだり、間違った問題に気が付かないで正しく考えていたり
誰かが遠くから見守って、進路を修正してあげなければいけませんね。

Posted by metoo at 2010年12月21日 19:34
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