投手が四球を出す。しかし・・・
@捕手が盗塁を刺せる。
↓
A次から盗塁をしてこないから、ダブルプレーが狙える。
↓
B四球を出しても怖くない、投手はイキイキして投げられる。
守りのリズムは誰が作っているか?
実はキャッチャーからなんです!
私の少年野球チームの考えですが、チームで一番運動能力のある選手を、投手ではなく、ショートでもなく、キャッチャーとして育てるようにしています。
もちろん、いろいろな野球があって良いと思います。間違っている野球などはなく、私のチームはこう考えている、あくまでも個人的意見として聞いてくださいね!^^
もちろん超剛速球投手がいれば、投手の力だけでも勝ちあがれるでしょうが、そこまでずば抜けた子供に出会った事がまだありません。
ある程度、としか言えませんが、勝ち上がるにはキャッチャーが盗塁を刺せる事が最重要、私は1番目に大切な内野手と考えています。
では、キャッチャースローイングを良くする為には?
ちょっとしたアイデアでスローイングは素晴らしくよくなります。
『丹田』
これがヒントになりました。
キャッチャーのスローイングの難しさは重心の高さにあります。
低すぎず、伸び上がって高すぎず。
これを教えるのがすごく難しかったです。
捕ってから投げるリズムは、いつも通りのリズム
「タンタタン」
子供達には「タンタン」では難しすぎますし、ノーステップも無理だと判断しました。しっかりと体重移動をしながら下半身から上半身へと伝わっていく、体全体を使った投げ方がベストでしょう。
では丹田とは何か?
おへその下三寸(約9cm)

ここに重心を置くようにします。
これだけでスローイングが良くなります。
キャッチャーは座って捕って、立ち上がって重心が伸びてしまっては力がボールに伝わりません。伸び上がる勢いを投げる力に持っていくには、お腹のどこかに我慢が必要になると思います。
投手のように、振り出した足の股間節を支点に投げるほど、大きな腕の振りもできません。

左は新垣投手、右は古田捕手
では、実際にどうやって練習するか?
丹田にベルトやパンツで固定してボールがあたるようにして、ややひざを曲げて中腰くらいでスローイングをしてみましょう。
ピッチャーよりも低重心でしっかりと体を回すには、丹田が支点になるくらいで回ったほうが、より速く上半身が回転できると思います。
ヒットエンドランの05年??号には、テーピングを3cmくらいに丸めた物を、テーピングでバッテンに丹田に貼り付けて練習している高校野球部もありました。
臍下丹田呼吸法なども参考になりました。
いろいろな武術などで使われているようです。
また、こんなのも見つけました^^
臍下丹田パンツ

キャッチャースローイングには他にもいろいろな方法がありますが、お腹を気にしながら、丹田を意識して集中しながら投げると、いいスローイングができる子供達が多いと思います。
このページを本人に見せた方が早いんですが、写真を見て、丹田より上の方に意識が行っちゃいそうで・・・。(笑)中学生にはあれでも十分に刺激的ですよ。
先日の試合でも、うちは2盗塁だったのに対して、序盤に相手二盗を“2m前でアウト”にしましたが、これで勝ちを確信しました。
早速、教えてみます。。
『丹田』ですかぁ〜。そういえば投げるのも打つのも、そこに力を入れますよね。色々と一気に解決できるかもしれません。(本人が意識して出来ればですが)
早速、やらせます。やらせること一杯だなぁ。(パンツは子供用は無いようですね)
しかし、まだ5年生ですので6年生相手ではなかなか盗塁を刺すことができません。
丹田今週の練習で取組んでみます。
丹田かぁ・・・
下っ腹!と言われるより、説得力感じます。
意識させてみます。^^
と、言うのも、少年野球リーグの総会の時に水戸に行った事のあるチームと見に行ったチームの人から聞きましたが、キャッチャーは凄いらしいんですって。
盗塁なんて出来ないって言ってました。
ランナーが出たらバントで送るって野球なんですって。
ピッチャーはたいしたことないらしいんですんって。
以上、又聞き情報でした^^
青少年の健全な育成を考え、あえて刺激のない画像を、早速上半身をカットしました^^
へそ下ゆび3本分、へそ下3cmなど、ホームページによって丹田の位置がいろいろありました。
う〜ん、どれが正解なんだろう?
丹田の重要性は、いろいろな本に書いてありました。
私もまだ勉強途中ですが、きっと秘密が隠されてるツボだと思っています^^
初回に盗塁を刺して、次の打者はくさい球を打たせて内野ゴロで流れはコッチヘ!
次からは走ってこないで一塁釘付け、だからダブルプレーが取れて流れはコッチへ!
捕手が良ければ、守りのリズムが生まれて、投手もリズム良くイキイキしてきます。
守りのリズムは誰から?
実はキャッチャーからなんですよね。
サードからキャッチャーへのコンバート、大変悩まれたと思います。
ショートバウンドの押え方など、中学野球の指導とノウハウに出ていた、球審用のアウタープロテクターを使った練習を、私も真似させて頂いてます^^
パンツのメーカーのホームページには、パンツは赤がいいと書いてありました^^
「赤はエネルギーを発散させる」
ユニフォームも赤に変えてみましょうか^^
キャッチャーをつくるのが一番時間がかかると思います。5年生から始めて来年には立派なキャッチャー君に育っているでしょう。
盗塁を刺すには、まずは相手のサインを見破って、ウエストさせて刺す、まずはキャッチャーに「オレは刺せる!」自信を付けさせたいと思っています。
内野手サードショートなどもそうですが、丹田が浮いてしまった送球を良く見かけます。
キャッチャーだけでなく、投球動作全般に言えるかもしれません。
ノブ君にも試して結果をお聞かせください^^
逆を言いますと・・・
「盗塁できれば勝てる」
少年野球は足が最大の攻撃だと思います。
走塁練習がやっぱり大切なんですね^^
今年は私も水戸に勉強しに行こうと思っています。
私も色々なチームを見てきて実感しました。
ひとつ質問なのですが、キャッチャーの投球方法は独特で
キャッチャーの頂点を目指すのであればいいけれど、
キャッチャーを長くやってしまうと潰しがきかない(他のポジションになりにくい)
と聞いた事があるのですが、、、。
(それゆえに親はキャッチャーをやらせたがらない・・・なんて耳にした事も。)
その辺はさほど問題なしでしょうか?
ごめんなさい。素人っぽい(っていうかド素人ですが。)質問なんですけど・・・^-^;
いつも質問ばかりですみません>-<
するどいご指摘ありがとうございます^^
キャッチャーをやると潰しが利かないと言うほどではありませんが、モーションが小さくなるクセは残るかもしれません。
小学校時代にずっとキャッチャーをしていて、中学でピッチャーのテストした時に、バックスィングのない投げ方しかできませんでした。大人になってくると、そのクセはなくなり自然に出来るようになりました。
私はキャッチャーの投げ方、テイクバックが小さい投げ方を子供達には教えていません。
将来キャッチャーを目指す子には、キチンとキャッチャースローを教えますが、チームの事情でキャッチャーにコンバートされた子には、まずは捕ったらすぐ投げるをたくさん練習してもらいます。
これはチームによって、いろいろ判断があると思いますよ^^
いろいろとあってブログから遠ざかって久々にのぞいたらまぁ!丹田ですか。
で、この『運動能力のある選手』ってどんな選手でしょうか?
うちのチームは全く盗塁を刺せません・・・
ほとんど刺したことがありません・・・
ボールが浮いたり遅かったり(これって問題外?)とにかくセカンドベースに入る野手が取れるボールがほとんどありません・・・でもそのための練習をしているのを見たことがありません。
( ̄〜 ̄;)??
あの図(新垣投手と古田選手の図)一目瞭然ですね。イメージできます。すごいですね。metooさんにはそろそろ本を出していただきたいです。
お子さんも元気で頑張ってますでしょうか?
>『運動能力のある選手』
自分で書いていてどんな選手でしょうね、考えてしまいました^^
キャッチボールが上手な選手。
足の速い選手。
遠投力のある選手。
数値で表せない部分もありますが、このような子をキャッチャーにコンバートしています。
キャッチャーを作るのが私の楽しみでもあり、盗塁を刺すとキャッチャーと喜び合いあっちゃいます^^
わかってはいたんです。
わかってはいるのですが、6年生のキャッチャーが引退したらキャッチャーがいない。。。
今から間に合うのでしょうか?
でも、本当に『運動能力のある選手』ってどんな選手?
わかってはいましたが・・。
チームで一番の子をキャッチャーになんていうコメントを読むとびびります(笑)
しかし ランナーを鮮やかに刺したとき わが子でもちょっと格好いいと思ってしまうのは親ばかでしょうか・・・・。
丹田パンツ・・練習着の下にはいたら真っ赤に透けそうです。それがまたパワーを呼びそうです。(笑)
そうすると、相手チームは盗塁よりバントになり試合展開が楽になりますので、キャッチャーが重要なことはよくわかります。
よりベストになるために丹田を話してみます。でも子供にわかるか心配です。(興味がわきました。)
キャッチャーは1年では作れる自信がありません^^
翌年を考えながら、投手と捕手はしっかり2番手をつくり、5年生チームでも作れれば、たくさんの試合経験を積ませておきたいですね。
どのポジションも大切ですが、私のクセでまずはバッテリーから、捕手から作り始めてしまいます。捕手がしっかりしないと投手も投げにくそうなので、チームの安定は捕手を重視しています。
健君のキャッチャー巻き返しを期待していますよ!
このパンツ誰が買うのでしょうね^^
思い切ってお子さん二人に履かせてみてはどうでしょう?
私もブログのネタに買ってみようかな^^
家の愚息も
「ボールバック!セカンド行くぞ!」
の場面でひざを付いてセカンドに余裕で投げていました。
しかし連盟の審判員さんに
「アマチュアらしくない!」
試合後に注意を受けました^^
でもよくしたもので、今は少しづつ進歩が見られ、本人も楽しいみたいです。
奥が深いポジションだと思います^^
キャッチャーへのコンバートは、チームの信頼を集めている証拠だと思います。
愚息がキャッチャーだったので、この記事は書きづらかったのですが、先日新チームの試合を見ると「盗塁されっぱなし」ランナーが出てから、守りながら攻めているリズムが生まれません。あ〜やっぱりキャッチャーって大切なんだなぁ〜と思いました。
この話題、投手出身の方には読まれたくありませんでした^^
実はホークス戦をまだ見ていません^^
今年はオリックス重視です。仰木さんの為に・・・
城島選手の話題は追いかけていますが、アメリカに行って、さらに目が輝いていますね。
うちのチームも昨年春頃まではキャプテンでピッチャーとショートをやる子と、4番でピッチャーとサードをやる子が交替でキャッチャーをやっていました。ですが6月頃から息子がマスクをかぶることが多くなり、現在は先発キャッチャーとなっています。しかし、私自身もチームにもキャッチャーの経験者が居ないので、細部にわたる指導が出来ていません。本などで勉強中ですが、metooさんによる緊急連載「キャッチャー養成講座」をお願いできませんでしょうか。エントリーの予定もあるでしょうから無理ですかね。
「キャッチャー養成講座」
う〜〜ん、いろいろ考えが浮かびます。
来週あたりに載せられるように頑張ります!