我喜屋(がきや)監督 60歳。
この監督の指導方法やコメントがとても印象に残る大会だったと思います。
その一つが「カンニングはいかん!」
何の意味かわかりませんでしたが、
*140kのストレートを打つ練習
*低めのスライダーを見極める練習
こういった部分練習が「カンニング」だそうです^^
ピッチャーが何を投げてくるのかわかっていて打つ練習は、
期末テストや中間テストでいうとカンニングなのでしょう。
テレビで興南高校のバッティング練習の映像が流れました。
バッティングピッチャーはマウンドの下あたり(3〜4m前)から、
ストレート、スライダー、カーブなど、
何を投げてもいいそうで、それを打つ練習をしていました。
部分的な(140kだけを打つ、スライダーだけを打つ)練習も大切なのでしょうが、
この練習はどんな球種にも実戦で付いていけるよう「完成度を高める練習」に感じました。
昨年の日本文理高校も「一球バッティング」として、おなじ効果を狙っていたように思います。
完成度を高めるとは、私は「慣れる」ことだと思っています。
少年野球で言うと、
盗塁で素早くスタートする練習
牽制で素早く戻る練習
これらは部分練習であって、試合ではこの二つの完成度を要求され、
さらに最後はスライディングも必要となります。
すべてをミックスした、より実践に近い完成度を高める練習を、
私も見直そうと思いました。
興南高校の三番打者 我如古君。
この選手の完成度が素晴らしいと感じました。
ストレートでもスライダーでも、何でもタイミングを合わせてフルスイングできる選手。
よく見ると、キャッチャーミットに収まるギリギリまで引き付けてから、
さらに一呼吸遅れるようなタイミングでスイングしてきます。
誰かに似てるなぁ〜
そうだ!中日の和田選手だ!
バットが出てくるタイミングが和田選手にそっくりに見えました。
和田選手の成績 8/29現在
打率一位 352
本塁打四位 31本
打点四位 79打点
右打者だからこそできる、
極端なオープンスタンスからの逆方向へのするどいバッティング。
我如古君、君は中日へ行け!^^
落合監督の下で、和田選手の下で、
WBCで活躍できる右打者に育ってくれ〜!ヽ(´▽`)/
確かに『今からスライダーを投げるからね!』と教えてくれる相手バッテリーはいませんからね。
>そうだ!中日の和田選手だ!
先日、試合会場への移動の際に同じ車に乗っていたチーム代表(76歳)が、『ワシは、阪神ファンやから中日はキライやけど、和田のバッティングは好きや。』と何度も何度も繰り返し言ってました^^
そんなことを思って、自分で撮ってきた和田選手のスイング写真を見直してみました。
打った後の、左足のステップが特徴的ですかね。
引き付けるバッティングと右打者のオープンスタンス、自分の頭の中でもうちょっと整理したいと思っていたところにタイムリーなmetooさんの記事でした。
和田と森野はお金を払ってでも見たい選手ですね!
中日の落合監督と和田選手。
髪型も似てきましたしね^^
◆maddog31さん、ありがとうございます。
普通バッティングでは肩を開くな、と教わりますが、和田選手だけは、肩を思いっきりまわしてからフルスイングしてるように見えます。
不思議なバッティングですね^^