打ったり投げたりする動作がギクシャクしている選手がいました。
それから6年後、高校三年生になった彼を見たときに驚かされました。
「柔らかくてしなやかでバネのある動き」
あ〜そうか!
小学校時代にはまだ動かない筋肉、
動かそうとしても動かない筋肉がまだたくさんいるんだな!
この反対のケース、小学校時代にはとても滑らかで柔らかい動作をしていた選手が、5年後の高校生になり、ガチガチの動作に変わってしまっていました。
使わなくてもいい筋肉を肥大させ過ぎて、直線的な動きが強くなり過ぎてしまった、野球とはかけはなれた筋肉トレーニングのせいなのでしょうか。体重増加、筋肉増強は、きちんとした指導者に教わらなければいけないことと、一人ひとりの筋肉の質は異なっていることをあらためて痛感しました。
最近、広島カープのトレーナー鈴川拓也さんのブログを見るようにしています。
7月30日「成功とは」からの引用です。
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仮に投手の場合「ボールが高めに浮く」「思った所に投げられない」のは
集中してないからではなく、技術が足りないからでもなく、弱気になっているからでもない。
と仮定します。(もちろんそれもありますが)
そんな曖昧な、実態の薄いモノを、この大問題の答えにしたら何も進まない。
もっともっとカラダと対話して、ひも解いて考えるのが
コンディショニング担当としての僕らの役目。
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メンタルだけでなく、技術だけでなく、気持ちだけでなく、
実際に動いている「身体」にもっと目を向けてみる。
コンディショニングの大切さが伝わってきました。
どこかで誰かがコメントしていましたが、
「夏の甲子園はコンディショニングのいいチームが勝つ」
8月7日から始まる甲子園大会。
実際に甲子園まで勝ち上がるまでに相当な疲労が溜まっていたでしょう。
8月1日まで決勝戦をしていた大阪府。たった6日間で最高のコンディショニングに戻せるでしょうか?大阪が優勝したのは、大阪から南と北の二校が出場した2008年第90回大会の大阪桐蔭でしたね。たった一試合減っただけかもしれませんが、子供達のコンディショニングはもっと大人が考えてあげたいですね。
鈴川さんのブログにプロ野球の奥深さ、アマチュアとの差、最新の野球が詰まっていると思います。
長いシーズン、100%の体調を維持するのはプロでも難しいでしょう。
故障してしまった身体を直すことも大切ですが、
小学生にとって故障しない身体作りを考えてあげる。
また、鈴木さんの言葉を借りれば、
「普段あまり使ってない部分は刺激を入れて、
筋肉を目覚めさせることも必要。」
トレーナーと言うお仕事
とても興味がある世界ですヽ(´▽`)/
コンディショニングが大事だっていうの、ホントによくわかります。
>「普段あまり使ってない部分は刺激を入れて、
> 筋肉を目覚めさせることも必要。」
凄く気になる言葉ですね。
小猿くんのためだけじゃなく、私自身のためにも^^;
一回戦を見るとコンディションがよく分かりますね。
緊張とプレッシャーが抜ける、5回以降からにいつも注目してます。
>「普段あまり使ってない部分は刺激を入れて・・・
たまにはお腹の筋肉にビール以外の刺激を与えてみましょうかヽ(´ー`)ノ
夏はもう一歩でしたね。
秋はお手柔らかにお願いします^^