2010年06月26日

岡田監督のインタビューの中に

「結果としてグループリーグを突破したというのはあるが、この3試合を通して、やはり世界の中でトップレベルと本気の試合をなかなかできない。ワールドカップ以外は親善試合しかできない。そういう手探りの状況の中で『実はこれぐらいできる』『これ以上無理するとやっぱりやられるんだ』ということを選手たちが肌で感じて掴み出したのは非常に大きいと思います。ボールを繋いでいくのは我々の得意なところですが、中盤で手数をかけ過ぎるとカウンターを受ける。そのへんのさじ加減と言いますか、判断が選手たちにできるようになった。自信というのが一番大きいと思います」

「今年に入ってから、結果が出なかったとかいろいろあるんですが、やはり我々のやろうとしているサッカーの中心となる選手たちの不調が、Jリーグを通しても、代表で集まっても続いていたと。(不調の選手の調子が)戻るんじゃないかという期待をしていたが、踏ん切りをつけなきゃいけないところがきて、起用法、システムを変えました。おそらくそれは、ワールドカップという重圧。日ごろ試合に出ている選手のほうが、そういう傾向が強かったし、いろいろ話してみても重圧みたいなものを感じたので、思い切ってここは決断しないといけないということでメンバーとシステムを変更しました。これはある意味で当たったと言えますが、もし重圧や不調がなかったら、前のやり方でもいけたかもしれない。これはまあ、わからないですけど、自分の中ではそう思っています」

「先ほど、中心になった選手の調子が上がらなかったと言いましたが、(調子が)戻ってきた選手もいるし、逆にそれ以外の選手が非常に調子を上げてきてくれた。プラス要素もたくさんありました。それはまず自分にとってはラッキーというか幸せなことでした。それがなければ、今はなかったと思っています。そういう選手達がここまで出来るんだという驚きもあります。
それと共に、今日の試合で(相手が)パワープレーでしてきた時に、ベンチに向かって『(阿部)勇樹を下げるのか、下げないのか』ということを尋ねてきたんです。でも私の指示の声が通らなかった、声は聞こえなかった。そうしたら彼ら(選手達)は自分達で判断して、相手が4枚になったら(中盤の)2枚が下がって対応していた。これはもう素晴らしいことだなと。ここまでできるようになったんだというのは、自分にとってうれしい驚きでした」

2010/06/25 デンマーク戦勝利後の岡田監督インタビュー

このインタビューの中に岡田監督が考えがたくさん詰まっていたと思いました。デンマーク戦に勝利し、決勝トーナメントが決まったから普通のインタビューに聞こえますが、もし負けていれば赤い字が敗戦の理由となったかもしれません。岡田監督が日本のサッカーに足りない部分、また日本サッカー協会への要望、勝った時だからこそ受け入れるのか、負けた人の言い訳は聞き入れないのか、このインタビューはとても意味が深い発言だと感じました。

(ちゃんとここまで起きて聞いていました^^)



ちなみに2010/06/19 オランダ戦後の岡田監督のインタビュー

Q:GKの失点だと思いますか。それともあのボールだったということで、あのボールがゴールに決まった大きな理由だったのでしょうか。
「スナイデルのシュートに関しては、シュートが良かったと。そしてこれくらいの相手に無失点でいっているというのがそれほどなかったので、我々が点を取れなかったということでは、大きな問題に感じたと思っています」


相手を讃えるコメント、敗戦の原因を個人にせず、チームとしての次への課題とするコメント。

どこかでこのようなコメントを残した監督を思い出しました。



2008/08/26 北京オリンピックの終わった頃に書いたブログ

アメリカ女子ソフトボールチームのキャンドレラ監督のコメント

「日本には脱帽する。祝福したい。ベストなプレーをしたが、今夜は日本の方が上だった。細かいプレーは重要で、それを積み重ねることができなかった。負けることもある。それがスポーツだ」




決勝トーナメントの初戦、相手は南米パラグアイ。

もちろんジャパンを応援するし、結果は楽しみなんですけど、

試合後の岡田監督のインタビューも私は楽しみですヽ(´▽`)/



posted by metoo at 19:11| 千葉 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
さすがmetooさん、注目するところが違いますね。
パラグアイ戦も応援します!
選手だけでなく、岡田監督も^^
Posted by PAT at 2010年06月26日 22:18
根っからの野球バカなので、サッカーは毛嫌いしていたのですが、最近はサッカーの監督の仕事がとても興味深く思えています。
その意味で、デンマーク戦の岡田監督は大変面白かったです。
最初、攻撃的な布陣を敷いた(1トップ本田の下を3人にした)日本。序盤デンマークに攻め入られ、岡田さんは、すぐに駒野(?)を呼んで指示を与え、システムを変更してトップ下を2人にしました。あの決断がなければ、きっと負けていたでしょう。
Posted by 少年野球コーチ at 2010年06月26日 23:43
私はサッカーも大好きでW杯もよく見てきたのですが、やはり日本人監督である岡田監督のコメントはいろいろ注目しちゃいますね。

今回の大会でのコメントで一番好きだったのがこんなコメントでした。
(システム変更を行ったことに対して)
「その選択が正しいかどうかは、やってみなければわからない。でも、このチームのことを一番考えているのはオレだから。」

たかが草野球とはいえ、監督をやっている私ですが、この最後のコメントをサラッと言えるのはカッコいいなあと思いました。
Posted by maddog31 at 2010年06月27日 21:37
◆PATさん、ありがとうございます。
返信が遅くなり申し訳ございませんでしたm(_ _)m

あれっ?ワールドカップも終わってる^^



◆少年野球コーチさん、ありがとうございます。
返信が遅くなり申し訳ございませんでしたm(_ _)m

昨夜サッカーの試合をスタジアムで見てきたのですが、
実はテレビに映らない箇所が、一番楽しかったです^^

やっぱりスポーツは現場が一番ですね!


◆maddog31さん、ありがとうございます。
返信が遅くなり申し訳ございませんでしたm(_ _)m

岡田監督はどんな時でも、しっかり言葉を選んでコメントしますね。

2014年に向けて新監督を選んでるようですが、
2012年あたりに再び岡田監督に戻りそうな予感がしています^^
Posted by metoo at 2010年07月26日 20:41
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