子供達からの質問
『どうしたらコントロールがよくなりますか?』
キャッチャーミットに向かって全力で投げているのですが、
イメージしたように投げれない時があります。
さて、どんなアドバイスを送ってあげましょうか。
私だったら・・・石川遼選手と菊池雄星選手の対談からヒントを頂きました。
雄星選手
「あそこに投げようと思うのではなくて、
あそこに投げられる一定のフォームを身に付ける」
石川遼選手
「あそこに打とうと思ったって絶対に行かない。
あそこに必ず行くっていうスイングを身に付ける」
二人から同じ意味の言葉がでて驚きました。
「コントロールがバラバラ」という本当の意味は、
「投球フォームがバラバラ」だということでしょう。
同じリズム、同じバランス、同じタイミング
一定のフォームを身に付ければ、
結果としてコントロールも一定してくる。
私もそう考えるようになりました。
では、どんなトレーニングをすれば良いのでしょうか?
これは毎日できる簡単なトレーニングがあります。
それは「字」を書くことです。
机にまっすぐ座って、
椅子にまっすぐ座って、
紙に向かってまっすぐ向いて、
「一」という字を、(「三」の方がいいかも)
指先の同じリズム、バランス、タイミングで何度も繰り返し書いてみる。
一文字一文字を、ゆっくり呼吸をあわせて、同じフォームで書くように心がけてみます。もちろん学校の授業で書くノートも丁寧に書くことを心がけます。
小学生は一日4時間から5時間くらい、学校の机に向かっていると思います。この時間を大切に過ごせれば、野球にも大切な集中力や、鉛筆を動かす指先のコントロールなどが身に付くでしょう。
同じ所へ同じボールを投げるのはプロ野球選手でも難しい技術です。同じ「字」を書くのも同じボールを投げるのも、私は一緒だと思います。
新しい技術を覚えたからといって、コントロールが急に良くなる事は少ないです。毎日一歩一歩の小さな積み重ねが、同じ事の繰り返しが、同じ結果を生むのでしょう。
プロ野球選手もマネをしてみるのも最適な方法です。
一つアドバイスがあるのですが、
投球フォームを真似るのではなく、
投球のリズムを真似してみましょう。
自由な足を上げるまでの、 イチ、イーーチ、イッチ
自由な足を着地するまでの、ニーの、ニの、に〜の
ボールをリリースする、サン
このようなリズムと音でプロ野球選手を真似してみると、
頭の中にイメージが作りやすいと思います。
こちらにも書いてありました 2010/01/16 ストライクを作る
『ていねい』書くことといい。
なかなかの指導力ですよね。
[投手をつくる]は、何度も参考にさせてもらっいます。
だから、インコースの打ち方や立て振りの打撃も、しっかり楽しみにしていたんです。
子供達にも、お母さんにも解る指導がいいですね。
ということで、『コントロールを良くするためだ!』ということで、早速、小猿くんにお話ししました^^
>同じリズム、同じバランス、同じタイミング
これって、大事ですよね。
小猿くんがコントロールを乱すときって、大体、リズムが狂ってます。
リズムが狂うから、タイミングがずれてきて、それを無理矢理、修正しようとバランスも崩す。。。
そんなパターンに陥ってるように思います。
やはりコントロールに四苦八苦しています。(笑)
コントロールが急によくなることは無く、
やはり「自分のリズム」「バランスのいいフォーム」を固めていくのが結果的には一番の近道ですね。毎日の地道な練習の積み重ねしかないのですが、飽きっぽい小学生にそれを
させるのに日々苦労しています。^^
スポンジボードは縦横38.1cm+6.75cm×2角の板に低反発素材を貼り付け、淵をボールの幅1個分赤でペイントしたものです。
これを、5mぐらいの位置においてからピッチング練習しています。
はじめに、月初に私が球を受けながら、メトロノームを調整します。
構えたところにいい球来たな。
って時のテンポを記録しておき、以後そのテンポで投げさせています。
徐々に1mずつ距離を伸ばし、最終的に17mまで伸ばします。
16じゃないの?って言われますが、捕手は、ベースの後ろにいますので。
大体コレで、テンポは一定になりますね。
捕手からの返球、サイン出すタイミング等も一定になり、テンポ翌投球できるようになり試合時間の短縮にも繋がります。
ちなみに字のことですが、夏休みなどの長期休暇のとき、漢字の書き写しの宿題なんかありますよね。
これ、私が見ます。
キレイにではなく丁寧に書いてないと、消しゴムで全消しです。
親御さんからは喜ばれてますw(苦笑
他の宿題ももちろんみます。
文武両道ですから。
セットに入りシャドーピッチングをさせ
最後まで投げさせたら即元のセットに戻させる。これを数回すると下半身の粘り「股関節が柔軟になります。」無論 体のブレは注意して下さい。
その練習後、正式なホームからピッチャープレートまでの距離の7割ていどの近さから
連続ストライク5個入れば8割の距離にして
5連続ストライクは入らなかったときには7割に戻る。この練習を数日すると、我がチームの投手陣のコントロールは抜群によくなりまいた。下半身の粘りの練習を充分させる事。また、股関節の歪のチェックはする事です。これが悪ければ話になりませんぞ〜
投げる球の急速は投球フォームの再チェックで5〜7Kは早くなります。
小平市での講習会で紹介はしました。