2006年03月16日

ホームランを防ぐ

backhome.jpg

少年野球と野球の大きな違いは、やはりグランドでしょう。
フェンスのある全てフリーのグランドでやる野球
ボールデッドラインを引いて
【entitle】エンタイトル(権利を与える)がある少年野球

この特徴と少年野球の特徴を合わせて、
中継プレーで考えてみました。

@キャッチャーのカバーにピッチャーはいらない
ランニングホームランもしくはスリーベースと判断した打球なら、バックフォームの送球がそれてボールデッドになってもおなじでしょう。
もちろん、キャッチャーの後へのカバーを最初には教えますが、グランドによって使い分けるようにしています。

A1つのボールを2人で追いかけない
4面くらいとれる大きなグランドだとしましょう。左中間をただ転がって行くボールをレフトとセンターの2人で追いかける必要はないでしょう。
(フェンスのあるグランドでしたら、レフトがフェンスに突っ込んだらセンターはフェンスに当たったクッションボールを待ちます。)
センターが「ハイ」や「オレ行く!」などと自分が責任を持って追う事を、レフトに伝えれば、レフトはボールを追わなくてもいいでしょう。

Bカットマンのカバー
少年野球の中継プレー送球は、必ずそれる、もしくはショートバウンドをエラーすると思った方が良いでしょう。必ずカットマンの後にカバーを入れましょう。カットマンに送球がきちんと帰ってきたら、カバーはすぐにしゃがみ込んで座るようにします。誰に送球して良いか解りづらいから、円を書いてボールを呼ぶクセを練習しておきます。

C誰がチームで一番遠投力とコントロールがありますか?
多くのチームはピッチャーだと思います。
キャッチャーへの最後の送球は、ピッチャーに任せてはどうでしょう。

D1番深い位置を120mと想定しましょう
GセンターからEショートまで、かがんで拾ったボールを、振り向いてなげるので5〜20mノーバウンド
EショートからCセカンドまでを約30mノーバウンド
Cセカンドから@ピッチャーまでを約30mノーバウンド
@ピッチャーからAキャッチャーまでを約40mワンバウンド
約120mの中継プレーの想定です。
90m前後でしたら(C)セカンドを省きます。

低学年の1,3塁間は29.7mはしっかりノーバンで練習。
子供の1,3塁間は32.5mです。
大人の1,3塁間は38.8mは相手の身長以下のワンバウンドで練習。
この距離の練習が キャッチボールそのC一三 です。

これは、卓上の理論のように思えますが、
私達チームはこれで昨年ホームランを2.3本バックフォーム!クロスプレーで防いでいますし、3塁打に防いだケースはもっとありました。

上手く行くチーム、そうでは無いチーム
実際にタイムを計ったり、成功数を数えたりしながら、それぞれのチームにあった方法が練習から考えられるでしょう。

野球と少年野球の違いをもう一つ
例えば、
ライト前ヒットのバックフォーム!野球でしたらファーストカットで、ピッチャーはキャッチャーの後ろにカバーに入るでしょう。

しかし、少年野球は違うと思うんです。
それはライトゴロが狙えるからです。

私達チームは、
ライトゴロでしたらファーストは1塁ベース。
バックフォームでしたらピッチャーと分けて準備します。

ライトゴロ、バックフォーム指示を出すのは誰?
三塁ランナーとライトを見ながらでは、キャッチャーの指示が遅れます。
自分で捕ったライトの位置からが、ランナーが三塁を回るのが一番目に入りやすいので、ライトの判断に任せています。

○ランナーが三塁を回った!だからバックフォーム!
○ランナーのスタートが遅い!だからライトゴロを狙ってファーストへ、9−3−2、2はタッチプレーのダブルプレーもあります。


少年野球にはライトゴロがあり、下手したらレフトゴロ、センターゴロもあります。
野球には考えられないプレーが、少年野球には沢山あります。

野球より難しい少年野球
 知識だけは先に子供達に伝えてようと思います。
  技術は中学になって少年野球コーチさんへ!^^

  


posted by metoo at 00:01| 千葉 | Comment(16) | TrackBack(0) | 少年野球の落とし穴 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うーん、凄いの一言です。
全員参加ですね。
当チームでは、センタがボールに追いつくが、踏ん張りが出来ずにコケ、体制立て直して投げたボールはワンバンでカットマン捕れず^^
ファーストは部外者のように口を空けて見てるだけ^^
我々ベンチは「追えっ!、カットまでカットまで!」、「3っつ、3っつ!」、「4っつだー!」、、、「あーーあっ!ドンマイ!ドンマイ!、打たれるのは良いよ!切替え、切替え!」です^^
カットプレーの練習、沢山しているのに試合で使ってくれません^^
Posted by 背番号29 at 2006年03月16日 09:51
背番号29さん、ありがとうございます。

私達も何度も失敗しましたよ〜^^
失敗から練習メニューを作り出し、何度も繰り返しながら、それでも試合では・・・

まずは子供達の頭の中で理解してもらい、失敗したらみんなで意見を言い合って考える事だと思います。
Posted by metoo at 2006年03月16日 11:30
いい案ですね。まさに少年野球です。
でも、一番の問題はコーチ陣が従来の野球に当てはめたがるということだと思います。少年野球だということを忘れている。

私が少年の頃はピッチャーが俺に任せろってカットに入ることもあったと記憶しています。
Posted by Fastballer at 2006年03月16日 12:53
よく考えられたいい案だと思います。

うちの息子たちが小学時代教わった中継(HR阻止)をひとつ。
小学軟式野球の場合、グランドの広さがまちまちであるため、中継シフトを2種類使い分けておりました。
その広いバージョンはmetooさんの示唆されているものと似ております。
違っているところは外野を抜けた(越した)球は外野二人が追いかけます。
ですが、その球を拾って投げる者(第一外野手)と投げる方向を指示し、中継する者(第二外野手)とに別れます。
といいますのも、外野後ろに抜けた球を追いかける場合、ランナーに背を向けているので、どこに投げるのか判断が遅くなります。そこで、予め中継外野手が投げる方向を叫びながら中継位置に準備します。metooさんの示唆されている第一返球者の送球距離は中継者と同じだと思いますが、うちの場合は違っていました。
というのは、転がっているボールに追いつき、走りこんで地面にかがんだ状態からホーム側に向き直していちはやく送球するのは難しい動作です。暴投になることも多いと思います。そこで、方向指示をしながら中継位置を取る第二外野手は自分の投げる距離よりも短い距離で送球を取れるよう位置しました。
たぶん25m-25mとなっているところが5m〜20mー30mとなっていたと思います。
このあたりチームによっても違いますね。
Posted by touch at 2006年03月16日 13:38
Fastballerさん、ありがとうございます。

>一番の問題はコーチ陣が従来の野球に当てはめたがる・・・

その通りです!
少年野球だと割り切って考えられる指導者が必要です。素晴らしい経歴をお持ちの指導者もたくさんいらっしゃいますが「少年野球は違うんです」と語り合えるチームが強くなっていくと思います。

Posted by metoo at 2006年03月16日 15:05
touchさん、ありがとうございます。

さすがtouchさんです!すぐに書き換えます、5〜20m−30mの方が私も速いと思いまし正確でミスが少ないでしょう。

ボールを拾いに行かない外野手にも、指示の声が大切ですね、これも参考にさせていただきます。

Posted by metoo at 2006年03月16日 15:08
こんばんわ。
WBC残念でしたね。やっぱり、アメリカ戦のあのジャッジが悔しいですね。
さて、また教えてください。
色々読ませて頂いていますとキャッチボールもいろんなやり方されていますよね。
いつも時間が足らず消化不良になってしまうのですよ。
そこで、練習の時間配分を教えていただけませんか?
また、私は、この時期は、出来るだけ基本、体力を中心と考えておりフォーメーションを教えられていません。先週、練習試合がありポジションの固定化を現段階ではしていない為結果は散々でした。
この時期のチームはどう作るかなどをどのようにされていますか?
ちなみに、4年生以下(もうすぐ5年になりますが)1年までの低学年チームです。
Posted by 日本ガンバレー at 2006年03月16日 19:13
日本ガンバレーさん、ありがとうございます。

練習の時間配分、難しいですね。
私は6.5.4年生を見ていた考えですので、他にもいろいろな方に相談してください。

基礎練習は短期間(1.2ヶ月)では育たないと思っています。例えばキャッチボール、ゴロを捕って素早く投げる、バント練習などは年間を通じてずっと同じメニューを続けた方がいいと思います。毎週見ていると気がつきませんが、1年ぶりに見る方には驚くほど上達を感じてくれます。

基礎だけでは試合になりませんので、ゲーム感覚メニューも必要になってくるでしょう。

例えば1日練習9時から5時でしたら、
午前中はアップ30分、キャッチボール45分、ゴロ捕り45分、盗塁牽制30分、基礎メニューだけで午前中を終わります。

午後1時からは楽しくフルスィグバッティングを2時間、残りの時間は毎回テーマを決めて変えています。

またこのテーマに関してはブログにしようと思いますので、しばらくお時間を下さい^^
Posted by metoo at 2006年03月16日 21:12
毎回勉強させて頂いております。
マジで素晴らしい・・・
ありがとうございます。

私もいつか、ここで意見出来るよう頑張ります(^_^)
Posted by Shin at 2006年03月16日 23:32
Shinさん、ありがとうございます。

少年野球にどっぷりはまってから、草野球に戻るとどうなんでしょうね^^
普通にライトゴロを狙ってしまったり、13塁で必ず盗塁してしまいそうです。

少年野球の特徴をこれからも探して行きましょう!
Posted by metoo at 2006年03月17日 00:57
 中継プレーはノックの最後に毎回練習していますが、なかなかうまくいきません。最終捕球者の指示が全員に伝わらず、ラインが曲がったり、ノーバウンドの送球が出来なかったり。それでも子供たちなりに工夫したり、指示したり、アドバイスしたりと回数をこなすと少しずつ変わってきています。

 >上手く行くチーム、そうでは無いチーム
  実際にタイムを計ったり、成功数を数えたりしながら、それぞれの
  チームにあった方法が練習から考えられるでしょう。

 その通りだと感じます。いつも思いますが、各チームが集まった子供たちの能力を最大限に生かす攻・走・守を模索していくことが大切ですね。毎年チームカラーが変わってもそれはそれでいいのではないかと思います。
Posted by 四十肩コーチ at 2006年03月17日 08:43
四十肩コーチさん、ありがとうございます。

この考えは、投手が一番遠投力とコントロールがあるのでは?
この考えが違うチームもあると思います。
例えば、ショートが肩がいい、ファーストが肩がいい、となればいろんな考えが新しく生まれるでしょう。

プロ野球で基本のフォーメーションを学べますが、少年野球は
>集まった子供たちの能力を最大限に生かす
これが基本だと思います。

Posted by metoo at 2006年03月17日 11:48
いつも勉強させていただいてます。
ひとつお聞きしたいのですが三塁打のケースで投手がカットに入るケースではカバーは捕手、ホームは一塁手ですか?
又ランナー1.2塁、2塁での外野のカットも投手が入った場合はホームカバーは一塁手になるのですか?
お願いします。
Posted by コーチ1年生 at 2010年01月16日 17:03
◆コーチ1年生さん、ありがとうございます。

私はバックフォームだけでバックサードはピッチャーをカットマンに使いませんでした。

少年野球の距離だとピッチャーが間に合わないケースがあるからです。
Posted by metoo at 2010年01月17日 00:33
回答ありがとうございます、3塁打でピッチャーが間に合わないケースとありますが、どのようなケースがあるのでしょうか、宜しくお願いします。
Posted by コーチ1年生 at 2010年01月17日 13:03
◆コーチ1年生さん、ありがとうございます。

あまりピッチャーを遠くに走らせたくないこともありますので、間に合わない距離というよりはバックサードは6と4で私は指示しています。

ピッチャーを最終カットマンとして使いたいのは、ワンバウンドのストライクをホームベースに40m投げてもらいたいからです。
ホームベースから40mの円
サードベースから40mの円
下のページに図がありますので参考にしてみてください。
http://metoo.seesaa.net/article/58424881.html


Posted by metoo at 2010年01月18日 20:07
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。