今回からカテゴリーとして進めて行こうと思います。
初のお題は
無死ランナー3塁
無死ランナー23塁
バッターはピッチャーゴロを打ちました。
ランナーへの指示は、どう指導されていますか?
少年野球です。大人の野球とは違います。
3塁ランナーはストップ?スタート?
理由を添えて皆さんで考えて見ましょう?
私の考える「少年野球の落とし穴」です。
ランナー3塁の場合
ピッチャーゴロバックフォーム!
ホームに突っ込んでアウトなら
1死ランナー1塁が残ります。
3塁ランナーは、突っ込ませないで
1死ランナー3塁、が残った方がいいでしょう。
ですから、
無死3塁は
内野を抜けたらスタートだと思います。
ランナー23塁の場合
ピッチャーゴロバックフォーム!
ホームに突っ込んでアウトなら
1死ランナー13塁が残りますね。
1塁ランナーを盗塁させれば、
1死ランナー23塁となります。
つまり、無死23塁と1死23塁 は同じ状況 が残ります。
ですから、
無死23塁は
ピッチャーゴロでもスタートと指導しています。
少年野球の法則
「少年野球の13塁は必ず盗塁、1点を狙うダブルスティールを狙う」
「だまってアウトになるのなら、動いてアウトになった方がチャンスがある」
「少年野球のランナー3塁はパスボールでも1点入る。チャンスを大切にね」
注意点
ホームタッチアウトでも
キャチャーのタッチを遅らす為、
ストレートスライディングではなく、
回り込むスライディング(手でベースタッチ)を指導します。
キャッチャーのタッチが遅れれば、ファースト送球は遅れて
タッチアウトゲッツーは防げるでしょう。
詳しくはスライディングをご覧ください。
みなさんのご意見をお聞かせください!
でもそれは「指導していない」という訳ではなく、決められないからです。
無死三塁、或いは無死二三塁の投ゴロのケースですが、ゴロにもボテボテ、痛烈、左より、右よりあると思いますし、スタートを切るか、若しくは自重するか、それも得点差、イニング、打順、全てシチュエーションが違うので、その時その時で判断しなければならない、それは繰返し繰返し練習する中で、一人ひとりが感覚を掴むしかないと思っています。
ただ、無死ですから、「無理をするな」といつも言っていることから、冒険はしないと思います。
>少年野球です。大人の野球とは違います。
こういうことも確かにあるのですが、出来るかどうかは別にして、より高いレベルを要求していかないと、伸びるものも伸びない、我々指導者が、「少年野球だから」とか「これくらいで…」なんて妥協すればそれまでだと思います。
スライディングについては、仰るとおりだと思います。どの塁に滑り込むにも真正面から行っていますが、回り込むこと、手でベースタッチすることを教えなければ…と思います。大変参考になりました。
今までは、ファースト送球で、3塁ランナーGO!の基本パターンしかありませんでした^^
たまに、ファースト送球のフェイントに引っ掛る時があるので、3塁ランナーを大切にすることも検討の余地がありますね。
うめたろうさんの書かれていることも理解できますし、単純ではないですね。
戦略に凝りすぎても、うちの子供たちがついてこれないかも知れません^^
今度、子供達と一緒に考えて見ます^^
ピッチャーが投球しないので、盗塁はありません。
(盗塁ないのはこれはリトルも一緒だけど)
キャッチボールもあやしいちびっ子たちもいる中では
無死ランナー3塁
無死ランナー23塁
の状況では、3塁ランナーがいかにもつっこむぞと
打球をとったピッチャーを釘づけにさせて、
1塁もセーフをねらいます。
あわてたピッチャーがファーストに悪送球、その間に3塁ランナーホームイン。
このパターン多いです。
この時期の子たちだからこそありえるパターンでしょうか?
という事で、3塁の二次リードの練習を良くします。
ランナー3塁時の内野ゴロは、二次リード後、3塁への帰塁を心がけ、ファーストにボールが投げられたら、足の速い子だけホームへゴーです。
ランナー2・3塁の時の内野ゴロはゴーです。 相手が前進守備の時は、2塁ランナーのリードがとてつもなく大きくリードできるので、2塁ランナーもホームに突っ込む事を意識させます。
3塁ランナー、タッチをかいくぐりセーフ。キャッチャーがファーストへ送球、2塁ランナーは迷い無く3塁を回っていて、ホームイン!
上手く行けば、2点ですね。(笑) これで逆転勝利したことがあります。
動くことによるリスクよりもじっと待つ野球がカラーですね・・・(^_^;;
こういうケースの時は"ゴー"でこういう時は"ストップ"で・・・ということを教えてないとも思います。
全て子供の感性任せ。
「行ける」と判断して突っ込んだ!セーフは好走塁、アウトは暴走で怒号・・・
古いタイプのチームです・・・m(_ _)m
毎日、当プログを楽しみに拝見させて頂いています。今日のお題には全然関係ありませんが、今度是非取り上げて頂きたいテーマがございまして、書き込みをさせて頂きました。現在私の息子(小学2年生)が、昨年の4月より軟式のクラブチームにお世話になっているのですが、打席に入った時に『ボールが怖い病』に掛かっています。右打者ですが、ベースに近づけないことやステップした時に左足が開いてしまう等の症状がでています。是非、克服方法や経験談等ございましたら、お教え頂ければ幸いです。
>無死ランナー23塁
>ピッチャーゴロ
難しいですね。走者の足、ゴロの位置、ファーストの肩・動作など、色々な状況が伴ないますから一概には判断しかねると思います。
もし、我がチームが相手なら迷わずゴーですけど。つまり、
まず相手チームをシートノック等で観察してから試合中の指示という形になるかと思います。
いろいろなチームの考えがあり、監督コーチで話し合われるのが大切でしょう。
最終回1点負けていて高いバウンドのピッチャーゴロぼてぼてのピッチャーゴロ、あえて、今回は複雑な設定をいれず、解りやすくピッチャーゴロとしました。理由はどんな設定でも変わらない1点を狙う野球だからです。
ランナーが入れ替わる事ができる、ここが少年野球の落とし穴です。
この場面は行っていいのか?いけないのか?明確な理由が指導者にあれば、判断材料が子供達に伝わっていれば、思い切った走塁、無理をしない走塁、心がけてくれるでしょう。
好走と暴走は紙一重と言われますが、たとえセーフになっても判断材料が間違っている部分、アウトになっても褒められる部分、少年野球で教えるのは、結果オーライより、考えるプロセスが大切だと思います。
いやぁ〜、難しい問題ですね。
大人の野球ならば、投手ゴロでは突っ込まないでしょうけど、(当たりによるかな??)
少年野球となるとどうなんでしょうか??
ここ最近、このような実戦の現場からは遠ざかってますので分らないってのが率直な感想です。
ただ子供達には、その場その場での状況判断が出来る用に、
普段からこのようなシチュエーション設定での練習が必要かもしれないですね。
いろんな監督さんの指導がありますからねぇ〜
次のバッターが調子の良い4番バッターでも、調子の悪いバッターでも、足の速い子遅い子でも、ランナーを3塁に残しておきたいのは、どのチームでも同じ戦略ではないでしょうか?
子供達と実践練習して考える、これが一番いいですね^^
>3塁ランナーがいかにもつっこむぞと・・・
これを、教えないで出来る子は素ばらしいですよ!
ティーボールではどんな指導か?正直ティーボールを聞いたことはありますが、見たことが無いのでちょっと解りません^^
盗塁がない野球と考えると、大人の野球に近い気がしますので、この状況ではストップでしょうか。自信はありませんm(_)m
単純に「大人の野球」で考えていました‥もっと頭をやわらかく、子供の目線で考えればこんな戦法もありなのですね。
我がチームも間違いなくランナーはストップでしょう。でも学童野球においては「アリ」の作戦だと思いました。
「2ストライクまで待て」バントの構えなどをさせ、スクイズを意識させるのも、監督の考えでいろいろあるでしょうね。
>ファーストにボールが投げられたら、足の速い子だけホームへゴー・・・
この基準を入れる為には、ピッチャーゴロから考えると解りやすいと考えました。
1塁へのキャッチボール<時間が長い>のはどのポジションだろう?ピッチャーゴロは何秒。サードゴロとセカンドゴロのタイムは?だからどうする?なども子供達に伝わりやすいと思います。
>相手チームをシートノック等で観察してから・・・
これも大切ですよね^^この件は、また記事にする予定です。
Fastballerさん、私の考えですが、
どっちの方がキャッチボールの回数が多いだろう?
どっちの方が相手にプレッシャーをかけながら攻撃ができるだろう?
相手のミスを待っているつもりはありませんが、動いた方がチャンスはあるのではないか?
というか、動かれてポロポロして暴投して・・・
何度も負けた事がありますので^^
>「行ける」と判断して突っ込んだ!セーフは好走塁、アウトは暴走で怒号・・・
難しいですが、ランナーコーチにも責任があるんですよね^^
ランコーに任せているのならセーフアウトの賛否は、ランナーよりランコーに言って上げるべきです。
牽制アウトなどは、ランナーよりもランコーの責任だと思います。というか共同責任にしてみましょうか^^
コメントありがとうございます。
『ボールが怖い病』
私の考えもありますが、皆さんの意見も聞いてみたいですね。ぜひブログにしてみようと思います。
ちょっと資料を集める(お絵描きなど^^)お時間を頂きますので、しばらくお待ち願えますでしょうか。
大人の野球でしたら「もったいないからストップ」でしょうね。
少年野球も、せっかくのチャンスを潰すのはもったいないと考えますが、13塁は盗塁ができるチャンス!と考えると、動いて良い場面が考えられました。
まだまだ考えは変わると思いますが^^
私も最初の頃は、大人の野球が頭から離れませんでした。
大人の野球をある程度子供達と練習していましたが、少年野球はもっとレベルが高い知識がないと務まりません。
少年野球だからこそ考えられる、野球のスキマがまだまだあると思います。
お手数をお掛けしますが、どうぞ宜しくお願い致します。
素早い対応助かります!
やはり、毎週子供達を見ている低学年監督さんのご意見が参考になります。
こぶたさんへの記事は、もう少し時間をください。
>ランナー23塁の場合
>ピッチャーゴロバックフォーム!
>ホームに突っ込んでアウトなら
>1死ランナー13塁が残りますね。
>1塁ランナーを盗塁させれば、
>1死ランナー23塁となります。
>つまり、無死23塁と1死23塁 は同じ状況 が残ります。
確かにそういう状況に至る場合が多いと思います。
ただ、そのために1球(盗塁のために)待たなければなりません。
試合の局面ではスクイズを狙う場面が多くなると思いますが、ここで待った1球がストライクであった場合に、取れる作戦の範囲が狭くなってしまいます(スクイズはあと1ストライク分しかないので)。
高学年になってくるとピーゴロでサード生還はあまり考えにくいということもありますが。
3塁ランナースタートという感覚はまったく持っていませんでした。。。。
今後どうなるかは分からないですが。
また勉強です。
実にタイムリーな話題をありがとうございます。
先週土曜日の試合がまさにこれでした。
状況判断ができている相手チームは4安打で12得点。
一方、息子たちのチームは走塁ができずに2本のクリーンヒットの2点のみ。愚息は1アウト3塁からのピッチャーゴロで突っ込んで・・・
3塁側にいたわれわれの怒号も悲鳴もまったく届きませんでした。
普段の練習の中での動きををよく理解していれば・・・たら・・・れば・・・
なるほど「ストライク1球の為にランナーを動かさない」相変わらず高いレベルですね〜
私はこの「ストライク1球でダブルスティールで1点」と考えました。この辺りが監督の作りたいチームの考えでしょうね。
上の大会に行けば13塁の盗塁も簡単には出来なくなってくるでしょうし、まだまだ市内大会レベルです^^
早くShinさんは監督になるべきですよ!
後に強力打者のノブくんがいたら、当然ランナーは動かしません^^
コメントありがとうございます。
1死ランナー3塁ピッチャーゴロでしたら。。。
ホームタッチアウトで2死1塁
スタートしなければ2死3塁
どちらが1点に近いか?
「内野を抜けてから、ゆっくりスタートでいいよ」
これが基本にあると思います。
23塁でしたら、打ったボールが地面に落ちる瞬間にゴー、迷わず良いスタートを切れる様に解りやすく指導しています。
書き忘れましたが、1つ忘れてはいけないのが、ライナーバックです。これはライナーで飛び出してゲッツーにならないように、頭に入れて置くように伝えています。
ますが、始めてお便りさせていただきます。
私のチーム(新5年生)では1塁送球の間に
チャンスがあれば本塁突入と教えております。
確かに点差やイニング・次の打者により状況が
変わりますが、サードがベースから離れていれば
第2リードも多く取れるので 投手が3塁走者を
気にしてくれれば1塁もセーフになる可能性があ
るので23塁であっても無理には突っ込まないよ
うにさせております。
確かに「少年」野球には違ったセオリーがあると
最近ようやくわかってきた気がします。
色々と勉強させていただいてます。
変なコメントを書くかもしれませんが今後とも
よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
>サードがベースから離れていれば第2リードも多く取れるので・・・
この辺りのキーポイントを見つけるのは素晴らしいですね!
ここも少年野球ですよね。
ピッチャーゴロサードよりを、サードが追ってしまい、3塁ベースにショートも誰もいない、こんな穴をこれからも見つけていきましょう!