2010年02月04日

ビッグイニング

123456789R
日本文理0110001159
中京大中京20000620x10

中京大中京10対4日本文理から
9回裏の攻撃を振り返ってみます。

8番:見逃し三振 1アウト
9番:ショートゴロ 2アウト

1番:2ストライク2ボールから
四球→パスボールで二塁へ

2番:2ストライク1ボールからファール3球
左中間二塁打 10対D

3番:2ストライク1ボールから
ライト線三塁打 10対E

4番:サードファールフライエラーから
死球

4点差2アウト一三塁。
ここで堂林投手から森本投手へ交代

5番:2ストライク2ボールからファール2球
四球 ツーアウト満塁

6番:甲子園は伊藤コール
レフト前タイムリーヒットで2点差 10対G

7番:代打が初球をレフト前ヒットで1点差 10対H

打者一巡
8番:痛烈なライナーはサードのグラブに。


最終回、日本文理の驚異的な追い上げは、
誰もが震え上がって鳥肌がたつような
歴史に残る素晴らしい決勝戦だったと思います。





Aチーム00010000計10
自分0000000計0

1イニングに10点を取るAチーム

Bチーム2121121計10
自分0000000計0

毎回得点を積み重ねて10点取るBチーム

同じ10対0の試合ですが、
AチームとBチーム
どちらが強いチームなのでしょうね?^^

近年の高校野球やプロ野球を見ると、
送りバントやスクイズでコツコツ点を取っていても、
ビックイニングを作れるチームが勝ちあがっているように思います。



10020401.jpg

1月2月のオフシーズンの練習は、
得点をとるチームスタイルとマッチしてるのか?

どんな得点をとる為の練習なのか?

日本文理が行っていた「1球バッティング練習」は試してみたのか?

低めのスライダーを見極める練習と筋トレ、割り当てる時間は?


全ての練習は“得点をとるため”に繋がっているのか?

それは1点なのか?3点なのか?5点なのか?


原監督が東海大学で講演をされた時の話です。

巨人の監督に就任される時、お父さんである東海大学野球部監督 原貢さんからの言葉を話していました。

「暗い布団の中で考えるな。明るい椅子の上で考えろ」

今年の選手達を見つめなおし

今年はどんなチームを作り上げたいのか?

春を迎える前に決断しておきたいですねヽ(´▽`)/






posted by metoo at 00:00| 千葉 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | コーチング | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あの決勝戦、仕事のためにTV中継を観ていなかったことを未だに悔しいです(>_<)

うちの練習は、ヒットが出なくても1点を取ろう!という方向です。
チーム打率が低く、連打が期待できない打線ですから、チームにマッチした方向だとは思いますが、たまには、連打、連打でのビッグイニングも見たいなぁ^^;
Posted by PAT at 2010年02月04日 21:55
◆PATさん、ありがとうございます。

連打、連打の少年野球チームを作ってみたいですね^^

決勝戦最終回の甲子園。
一度、味わってみたいです。
Posted by metoo at 2010年02月05日 21:47
コールド勝ちできるビッグイニングよりも、逆転勝ちできるビッグイニングがほしいですよね。
逆転できるムード作り。
技術や作戦よりも、私は重視してるのですが、中々難しいですね。
Posted by アンバサダー at 2010年02月06日 22:14
◆アンバサダーさん、ありがとうございます。

5点取れるチームは、3点差が怖くないんですよね。
1点2点を積み重ねるチームは、相手のミスをもらわなければ5点は難しいでしょう。

ムードですか。
たしかに元気のあるチームは、何かをやってくれそうですね。
Posted by metoo at 2010年02月08日 18:38
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