など言われますが、
少年野球は7回で終了となります。
しかし、本当に7回まででしょうか?
勝率6割のチームです
ある一年間の全43試合データをまとめてみたのですが、
3回まで1回
4回まで7回
5回まで10回
6回まで13回
7回まで11回
延長8回まで1回
平均すると一試合5.67回しか進んでいません。
(コールドゲームもあるからでしょう)
少年野球は7回までではなく、
1時間45分まで(地域によりますが)と考えて望まなければいけません。
先発ピッチャーを5回まで投げてもらい
6回7回を二番手クローザーで逃げ切るぞ!
などと「勝利の方程式」を考えたい所ですが・・・
1時間45分(105分)を7回で割ると、
1イニング15分の計算です。
4回終わって1時間が経過していれば、
7回まで試合ができるペースです。
3回終わって1時間であれば、
1イニング20分の計算。
およそ5回で試合は終わるペースです。
このペースでは6回から二番手クローザーは使えませんね^^
1時間まで先発ピッチャーに投げてもらい、
残り45分を二番手クローザーで逃げ切るぞ!
投球数を決めて二番手クローザーを準備してもいいでしょうし、
試合時間を計算して準備してもいいでしょう。
もう一つ調べてみたのが、
“イニング別の得点と失点”です。
こちらに中日ドラゴンズのデータを集計しているページがありました。
同じようにある年の得点と失点をイニング別に調べてみると
このようなグラフになりました。
得点
3回58点
4回45点
1回43点
6回29点
2回24点
5回23点
7回8点
8回1点
失点
2回51点
3回39点
1回34点
4回28点
5回20点
6回17点
7回1点
8回0点
得点は試合中盤(3回4回)に多く取れていて、
失点は試合序盤(2回3回1回)に多く取られていました。
7回しかない先頭バッターの攻撃
と、考えるよりも、
5回しかない先頭バッターの攻撃
一打席目と二打席目
どちらが多く点を取れているのか?などなど
少年野球らしい
いろんな発見がこの表に含まれていると思いました。
【関連する記事】
昨年のチームの時に
イニング別の得点と失点を出しました。
得点は初回、失点は4回が多かったです。
集中力があり、打順が良い初回にとった
得点を、集中力が切れる3,4回。
ココをどうやって乗り切るか?
大人と子供で一緒に話し合いました。
妙案は浮かばなかったけど(~_~;)
この数字は息子が6年生の時です。
相手投手の投球数が50球を超え、疲れ始めた二打席目から積極的に打たせるようにしていました。そういったチームカラーが現われてると思います。
相手打線には、インコースを第一打席にしっかり見せながら、第二打席にコースを投げ分けるなど指示をしていましたが、こうやってグラフを見ると2回に失点が多いのはなぜだったんだろう?と思い出を楽しんでいます^^
得点は3回が最も多く、4回、5回が続きます。失点は、4回、3回が多い。
つまり、3回がチャンスでもあり、要注意でもある、ということですね。
2巡目でどう攻撃するか、どう抑えるかがキーになりそうですね。
先発投手別に失点の多いイニングも調べてみたくなってきちゃいました。。。
統計取ってみたくなりますね。
P三枚作って行けば…
中々上手くいきませんが
なにしろ我がチーム、6番打者以降が一度も打席に立たずに時間切れで負けましたよ (~_~;)
確かに7回まで行くことの方が少ないけど、時間や球数でスパッと交代できるほどうまく準備が整わない。
実は僕自身は草野球で区大会に参加するチームの監督をやっていますが、そちらの大会はなんと1試合1時間30分。こちらはイニング数で考えていると痛い目にあうので、時間で考えて試合に臨んでいます。
さすがスコアラーですね!^^
いろんなデータがあると、
練習する内容が見つかりやすいでしょうね。
◆RKさん、ありがとうございます。
ダブルヘッターの二試合目は、
一試合目よりもよく打ちますね。
ピッチャー三枚出来上がる頃には、
冬を迎えて引退の季節・・・
難しいですね^^
◆ドラ夫さん、ありがとうございます。
>6番打者以降が一度も打席に立たずに時間切れ
ありました!二回で試合終了(T_T)
ボクシングのように、タオル投げたくなる時ってありましたね^^
◆maddog31さん、ありがとうございます。
一つのグランドで一日に4試合を運営するには、
時間制度を作らなければいけないのでしょうね。
時計を気にしながらの野球って、どこか変ですね^^
ですから、下位が残塁してもその分だけトップに回る確立が高くなるので残塁もやむなしと考えていました。
ビッグイニングの作れないチームだったのでこういう考えになったのかもしれませんが・・・
でも、一般的には、1イニング置きに得点するパターンが多く、連続得点できるチームはそつのない強いチームと言う印象があります。
5回もしくは6回までの攻撃しかないと考えると、トップバッターの出塁が大切だとあらためて考えさせられます。
1番にチームで一番いいバッターを置くチームを見かけますが、二打席回るか三打席回るかで得点が違ってきますからね。
打順も考えなければと思いました。