硬球の重量141.7-148.8gの間に公認野球規則で決められています。

量りを手で持った状態から
グッと持ち上げてみると一瞬だけ254g(+106g)
スッと落としてみると一瞬だけ84g(−64g)
当然ですがボールの重さが変化しました。
(計測した重さは適当です)

遠投は、
下から上に持ち上げるポイントでリリースしてしまい、
ボールを重たく使ってしまいます。
上から下に投げ下ろすリリースポイントでしたら、
持ち上げる投げ方よりも、
ボールを軽く使えるといことでしょう。
以前、ブログで書いたことですが、


重たくボールを使っているのはどちらか?
どれだけひじが高く上がっていようが、
リリースポイントを間違えてしまうと、
ボールを重たく使ってしまう。
「野球の試合で80mの遠投は使わないから」
遠投する練習は必要ない。
ある番組で古田さんが仰っていました。
これも一つの理由でしょうが、
「ボールを重たく使わせたくないから」
ひじ痛の原因はまだまだたくさんあるでしょうが、
私はこのような理由もあると考えています。
中学生ぐらいだと、
どのくらいの距離までにしたらいいんでしょうか?
中学軟式だと、どのくらいの距離からを、遠投と言うのでしょうか。
一般的中学野球少年です。
そういう考え方ってあまり一般的ではないですよね。
でも、肩・肘の故障について考えるときには、もの凄く大事な考え方なんだろうなぁ、って感じました。
チームの選手達のフォームを思い出してみると、重く使ってる子が何人もいるような気がします。。。なんとかしないと。
“ある番組”=『フルタの方程式』ですね!
しかし、ボールを“重く”使う、という発想ははじめて伺いました。
やっぱり、“理にかなう”体の使い方の追求には、体に負担が掛かるか?掛からないか?という感覚的なアプローチも大切なんだな、と感じます。
すみませんm(_ _)m
私は中学生を指導したことがないので、遠投の距離がどのくらいかはわかりません^^
小学生でいつも投げている遠投は、
身長の高さで投げれるワンバウンドの距離。
このようなお答えでいかがでしょうか。
上から下に、下から上に投げる。
違ってくるのは重力ではないか?
私の考えはいつも浅いですね^^
◆maddog31さん、ありがとうございます。
>体に負担が掛かるか?掛からないか?
そういうことです!^^
私が言いたいことを、
上手くまとめて頂きましてありがとうございますm(_ _)m
私は大学三年生でとある大学の硬式野球部の学生コーチをしています。
このブログを読ましていただいて感じたことを書かせていただきたいと思います。
私は遠投には悪いことだけではないと考えています。
よく選手に教える方法の一つとして「ボールの重さを感じろ」というような表現の仕方を使います。
その根底には投げる動作とはいかにボールに効率よく力を伝えるかがカギとなるのではないかと考えているからです。
ボールの重さを感じ、ボールをコントロールしろというわけです。
その重さを感じボールをコントロールする感覚を掴むのに「遠投」はとても意味のあるものだと考えています。
ボールの重さを感じるという表現についてMETOOさんの意見を伺いたいです。
コメントありがとうございます。
やはり「〜してはいけない」という批判だけを書くのはいけませんね。読み返してみると「〜するのであれば、〜したほうが良い」と書かなければと後悔し反省してます。
さて、駿介さんの仰るとおり、遠投が全ていけないということではないと思います。年齢や経験によっても変わってくるでしょう。
例えばですが、身長130cmの子供が130cm地点のドアをノックする。125cm地点をノックする、120cm地点をノックする。たった5cmですが、それぞれひじの痛み具合が違ってきます。
つまり、遠投が全ていけないという年代もあれば、遠投から何かを学べる年代もある、そう考えるようになりました。
松坂投手の遠投を私は批判したことがありますが、よく観察してみると深い意味がありそうです。ボールを遠くに投げる動作と、速い球を投げる動作には下半身や、ひじから先のしなり具合など多くの共通点があるように最近になって感じます。
もしボールの重さを感じるという表現で指導をされるのであれば、遠投という距離を使い分けるよりも、10gでも20gでも、キューバの選手のように重さの違ったボールで練習も面白そうですね。
>いかにボールに効率よく力を伝えるかがカギとなるのではないかと考えている
その通りだと私も思います。
では力とは何だろう?体重なのか筋力なのか、スピードとのかけあわせなのか?
何か見つかったら教えてくださいね^^
最近自分の子供が野球に興味を持ってくれたので、自分なりに色々野球理論的なことを考えております。理屈を考えるというのも結構楽しいですよね。特にピッチングフォームは理論の塊だと思います。
ところで私もやり方によっては遠投は良いトレーニングになると思います。
投手で遠投をトレーニングに取り入れている人(野茂投手など)は、遠投の際にはそれほど力を入れてませんし、リリースの角度も通常の投球より若干上程度であると思います。
常に最長不倒を目指しで思いっきり投げていたら悪影響があると思いますので、力まずに遠くに放るということが大事だと思います。
遠投のメリットは、筋力向上よりも体を大きく使う感覚が身に付くということと思います。投球動作においてリリースの直前までは力を抜いて大きく腕を振るということは非常に大事だと思いますが、力まずに遠くに投げようとすると自然を体全体を大きく使い、腕も大きく振って投げるようになり、その感覚が身につくと思います。
以上、僭越ながら私の考えを述べさせていただきました。
コメントありがとうございます。
間違った指導や、間違った練習方法なんてないのでしょうね。
唯一あるとすれば
「〜し過ぎてはいけない」
だと考えつきました^^