2006年03月02日

右は右へ 左は左へ

「バントが出来る子はバッティングも出来る」
逆に言えば
「バッティングが出来る子はバントも出来る」

子供達にとってフルスィングはとても大切な事ですが、
「当たらなけりゃ話にならない!」
こんな考えが浮かんでしまう事もあるでしょう。

フルスィングがしっかりと出来てからでも良いと思いますが、
バントの重要性について考えてみる事にします。

送りバント、スクイズが大切と言っているのではなく

「ボールをしっかりと見る」

この練習がバントの重要性と思います。

右打者の目線から見たイメージです。
bant101.jpg

bant102.jpg
Aの位置でバントをするのと

Bの位置でバントをするのでは

ボールを出来るだけ長く見ているのは?

Bの位置と考える事ができます。

ボールは緑の矢印、一塁側に転がるでしょう。


右打者は右へバント
左打者は左へバント

bant103.jpg

この練習が「しっかりとボールを見る練習」と伝えられると思います。

バッティング練習をする前に、3球でもこのバント練習をしてから打ったほうが、しっかりとボールを見る意識からバッティングに入れると思います。

右打者が左へバント、三塁側へのバントはちょっとしたコツが必要で、やってみると一塁側へのバントが簡単なのがわかります。まずは、右へバント、一塁線へのバントを、ボールをしっかりと見る意識でやってみます。

一塁線へのバント、
少年野球にはとても大切な意味があるのではないでしょうか。

posted by metoo at 15:29| 千葉 ☁| Comment(24) | TrackBack(0) | 打つ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 確かにそうですね。うちのチームでは、定期的にバント試験と言うものをやっていました。その成績に応じて監督お手製の(ブログ参照)カンバッジの進呈。低学年が高学年よりいい色のバッジを付ける事も。
 
 バントを消極的な作戦と言う方も居ますが、私は決してそうではないと思います。点を取るぞと言う意思を見せることでは、最も攻撃的ではないでしょうか。しかし、一説には(メジャーリーグにおいて)無死一塁で、二塁に送ったランナーが得点する確率よりも、そのまま打たせて得点になる確率のほうが高いそうです。・・・考えさせられます。
Posted by 紫電改 at 2006年03月02日 15:34
しっかりと最後までボールを見る意識。
雨の日曜日、次男が言うところの"バティセン"にてなかなか前に飛ばない次男にバントを3球させて・・・
直後、見事にミート!
セカンドゴロっぽい感じでしたが、本人はご満悦。
指令を出した私もご満悦でした(^o^//
Posted by さとる at 2006年03月02日 15:48
はじめまして、いつも参考にしています。
確かにバントは、大切ですよね。
私のところでは、バッティングの入り口はバントです。
新チームの打撃練習は、ほとんどバント練習です。
そして一塁側へのバントを最初に教えるようにしています。
三塁側より簡単だからとの理由からです。
バットの位置は、2図のAのバットの位置で一塁側を狙わせます。(なるべく投手より)
バントができるようになると明らかにバッティングも上達したように感じます。
ボールが見えるようになったんだろうと考えています。
これからもよろしくお願いします。
Posted by okaq at 2006年03月02日 16:02
初めまして毎日に楽しみには意見してます!
小学4年野球小僧の父です。よろしくお願いします。
ただ今息子のバッティング強化の練習中でした!
バントでのボールを良く見る練習があったのですね!
早速今日にでも練習してみます。

 それから実はお願いがあったのですが〜・・・。ピッチングのことで色々調べてもどうしてもわからないことがありましてmetooさんのブログで是非取り上げて欲しいことがあったのですがいいですか?
Posted by ラッキーボーイ at 2006年03月02日 16:22
metooさん、こんにちは。
戦術的にバントがあまり好きになれない私ですが、バントにはこんな深い意味があったのですね。たしかにボールをちゃんと見ないとバントは出来ません!!
今後はバントの練習を取り入れようと思います。
Posted by リナケイパパ at 2006年03月02日 16:25
バントさせてからバッティングすると良い当りをしますね。やっぱりボールを良く見ることからかなと思っています。バッティング前は速い球ではなく緩い球でバントさせます。そのほうが良く見ることに繋がると感じています。
速い球では、腰が引けちゃう子、手だけで当てようとする子が多発します。
Posted by Fastballer at 2006年03月02日 16:50
 我が新6年生チームでもバントが比較的上手な子は、バッティングも良いように思います。やはりボールをしっかり見ているのでしょう。
 そこで私はバントの練習の時、特に頭の位置(目線)を動かさないように言っています。よく膝で高低を調節するように指導されていますが、膝を動かすと頭も動いてしまうので、ストライクだけバントする時は頭を動かさないことが大切だと思っています。
Posted by 四十肩コーチ at 2006年03月02日 17:23
紫電改さん、ありがとうございます。

缶バッチ拝見しました。これは子供達欲しがるでしょうね〜
色によって秘密の成績があるようですし、欲しい色の為に頑張る子もいるでしょうね。
どうやら、白だけがデザインが違うので、白が優秀成績かな?でもオレンジが私は気に入っています^^
Posted by metoo at 2006年03月02日 18:06
さとるさん、ありがとうございます。

子供達の中で「あれっ調子悪いな」と感じた子がいたら「一塁へバント10球!」なども良いアドバイスだと思います。

ただ、ぶん回して、バットに当たらないで悩む子がいたら
「ボールの中心とバットの中心をしっかり打とう」
良い時の調子を取り戻してくれると思います。
Posted by metoo at 2006年03月02日 18:11
okaqさん、初めまして!
コメントありがとうございます。

仰る通り、実際の送りバントやスクイズはバッターボックスの一番前で、フェアグランドに入りやすい一番投手よりでバントしよう、だと思います。

ボールを迎えに行ってバントしたり、食い込まれてバントしたり、実際のバッティングと似たような結果がバントにあらわれる子もいますね。

「まずはバントから教える。」バッティング向上の近道かもしれませんね。

Posted by metoo at 2006年03月02日 18:20
ラッキーボーイさん、初めまして!
コメントありがとうございます。

>是非取り上げて欲しいことがあったのですがいいですか?

まず、私は素人ですので^^個人的な意見は言えますが、必ずとも当たっているわけではないと思います。皆さんと楽しめる内容でしたら。。。と言う条件でよろしいでしょうか?

よろしければコメントお待ちしております。
Posted by metoo at 2006年03月02日 18:25
リナケイパパさん、ありがとうございます。

バント攻撃は、そのチームの監督さんによって好き嫌いがはっきりしていると思います。

どちらが正しいとは言えず、答えがいっぱいある、と考えるようにしています。

少年野球って難しいですよね^^
Posted by metoo at 2006年03月02日 18:31
Fastballerさん、ありがとうございます。

>緩い球でバントさせます。

この言葉で思い出したのが清原選手。
たしかスローカーブでバッティングを調整されている記事を読んだ事があります。
しっかりボールを呼び込んで、肩の開きを我慢して、でしょうが、緩い球の練習は同じく大切だと思います。
Posted by metoo at 2006年03月02日 18:34
四十肩コーチさん、ありがとうございます。

バントフォームのご指導ありがとうございます。
バントの目線についても、いろいろな指導方法があると思います。
ナンチャンの番組で見ましたが、ヤクルト宮本選手のフォームと、中日河合選手のフォームも、個性があって面白かったです。

インハイに構えろと言う方もいますし、名真ん中高めに構えろと指導する方もいます。どれが良いのか?子供に選んでもらうの、子供がやりやすいフォームが一番でしょう。
Posted by metoo at 2006年03月02日 18:54
技術的なことはよくわからないけど・・・(^^;
バントにはそういう利点もあるんですね。
勉強になります。 "φ(゜□゜*(゜□゜*)φ" メモメモ

以前パパが『metooさんのブログは勉強になる!』って言っていたことを思い出しました。 (*^^*)

コメントありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。<(_ _)>
Posted by もも at 2006年03月02日 19:11
ももさん、ありがとうございます。

全く話は変わりますが、近くに「ステーキもーもー」ステーキ専門店があり、年に一度だけ食べに行きます。イヤ「もも」と「もーもー」それだけなんです。スミマセンm(_)m
ももパパさんの為にもブログ頑張ります^^



Posted by metoo at 2006年03月02日 20:18
親バカコメントで大変恐縮ですが、うちの愚息はバントも上手いです。
打撃もおかげさまで、チーム内では上位ですが、バッティングとバント。通じる部分は確かにあると思います。
Posted by ドラ夫 at 2006年03月02日 20:39
ドラ夫さん、ありがとうございます。

さすがドラ夫塾生!^^
日頃の積み重ねが大切ですね。

中学野球になると、少ないチャンスをどう活かすか?でしょうからバント練習も多くなるでしょうね。

家の愚息は長打の次の打席は、セーフティーバント一塁ヘッドスライディングが気に入ってるようです^^
Posted by metoo at 2006年03月02日 22:45
コメントのお許しいただき有り難うございます。
(metooさんならOKいただけると確信犯でしたが)

ピッチングの際のグラブを持つ手のことです。
以前ジャイアンツのHPを見ておりましたら
鹿取コーチがケガ、故障を防ぐ投げ方として
「グラブは体の前に置き投げた手とクロスさせる」
と指導されておりました。
http://www.giants.jp/G/gnews/news_20051120_0002.html

何年もの間長男には、”グラブを持つ手”を垂直軸を中心に”球を握り振り下ろす手”とのバランスをとるため腕を外旋、回外しながらグラブを引き寄せ肘を後ろへ引くと教えてきました。

”グラブの手とクロスする投げ方”をさせてみましたが
どうもしっくりこない様子でそのままになっております。
ケガ、故障の原因になってしまうかと思うと心配にもなりますが
このままでも良いのではと思う気持ちもあります。
そこでmetooさん、読者の皆さんのご意見をお聞かせいただければ幸いです。

Posted by ラッキーボーイ at 2006年03月02日 23:03
ラッキーボーイさん、ありがとうございます。

鹿取さん今回WBCの投手コーチでスタッフに入りましたね。個人的には福岡の強力投手陣を作り出した尾花氏の方が興味があります^^

まず私の考えは「自分が好きな事しか教えない」いろんな方の指導方法に目を通して、自分でコレだ!子供達にあった伝わりやすい方法を考え、自分で正しいと思ったことしか教えません。

ですから、他人の指導方法について間違っているなどは口にしないようにしています。いろいろな指導方法があって、正しい事はたくさんあると思いますし、鹿取氏から直接聞いた話ではないので、コメントは控えたいと思います。

しかし、投手のグローブの使い方についてはブログにしようと思っています。(グローブの使い方は、ラッキーボーイさんの考えと同じ考えです)少し資料を集める時間を頂いて、私の考えを皆さんに聞いていただこうと思います。

Posted by metoo at 2006年03月02日 23:39
おっしゃるとおり色々な指導方法があって正しいこともたくさんあるんですね。
勇気を出してコメントさせてもらって良かったです。
有り難うございました。

投手のグラブのブログ楽しみに待ってます!

お忙しい中のブログ大変でしょうが頑張ってください!

Posted by ラッキーボーイ at 2006年03月03日 10:27
バントでも単にバントするだけでなく
ボールを良く見る練習としてのバント・・・。そうですよね。
いつもながら、勉強になります。
ありがとうございます(^_^)
Posted by Shin at 2006年03月03日 14:00
ラッキーボーイさん、

ぜひブログを立ち上げてください^^
少年野球の楽しみが増えますよ!
Posted by metoo at 2006年03月03日 15:47
Shinさん、ありがとうございます。

ノブ君にバントはどうなんでしょう?
あっさり覚えてしまいそうですね^^

4番ピッチャーには、バントは要らないかな?
Posted by metoo at 2006年03月03日 15:48
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