2010年01月16日

ストライクを作る

私が5分でピッチャーを作る指導方法です。

最初に子供達に伝えるのは

「君のピッチングフォームを変えるのではないよ」

その子が一番投げやすいフォームでOKです。

「君が一番投げやすい投球フォームに、

    『音とリズム』を入れてくれ」

たったこれだけでストライクは入るようになります。


ストライクが入らない子供の特徴は、

足を上げ方がバラバラ
リズムがバラバラ
フォームがバラバラ
リリースポイントもバラバラ
コントロールもバラバラとなってしまいます。



『音とリズム』を投球フォームに入れることで、

同じ投球フォームで投げることが狙いです。



1001175.jpg

今回のリズムは「1 2の 3」で試してみます。

まず「1」を作ります。
「1」で自由な足をしっかり高く上げます。

「イチ」「イッチ」「イ〜チ」なんでもOK!
子供が好きな足の上げ方を決めてもらいます。

「2の」でバッターへ向かっていきます。
(ここをバンザイ投げにするともっと簡単です)

「3」で踏み出した足を着地して投げます。
(出来る子は「サ」で着地して「ン」でリリースにしてみます)

他にも指導はいろいろあるでしょうが、
コントロールだけに絞ります。


ワインドアップでもセットポジションでもいいです。

隣に立ってあげて「1 2の 3」

音とリズムを入れる投球練習やシャドーピッチングをしてみましょう。


マウンドに上がっても「音とリズム」にだけ集中する。

ストライクは「音とリズム」

疲れてきたりあせってくるとコントロールが乱れます。

コントロールが乱れるのは「音とリズム」が乱れてるからでしょう。

そんな時には「まず1をしっかり作る!」などのアドバイスが有効でした。


ここまでで3分くらいでしょうか^^


「ゲームを作る
 ↓
「コントロールとは?」
 ↓
「ピッチャーアプローチ」
 ↓
「ストライクを作る」
 ↓
「安心を作る」




posted by metoo at 22:51| 千葉 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | ピッチャー | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
子供って言葉でアレコレ説明しても理解できない(理解していてもすぐに忘れる)ですよね。
まぁ、それって大人が説明してる”つもり”になっているだけで説明できてないってことなのかもしれませんが。
でも、『音とリズム』のように単純化すれば入り込みやすいためか、食いつきも良いですよね^^
Posted by PAT at 2010年01月18日 22:15
◆PATさん、ありがとうございます。

もっと簡単に考えれば、
キャッチボールが出来る子をピッチャーにすればいいだけでしょうね^^
Posted by metoo at 2010年01月19日 18:38
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