2009年12月25日

得点の方程式

年末に今年のスコアブックを集計されてる方も多いと思います。
子供達の野球通知表かもしれない打率,打点,本塁打,盗塁などは
記録に残してあげると思い出に残りますね^^

『出塁スコアブック』
091225.jpg
例えばですが、
「塁に出た選手だけ、出塁から記録するスコアブック」
こんな表も野球では考えることが出来ると思います。

自分達の攻撃、また相手の攻撃
どのように出塁されて
どのように得点したか。

09122502.jpg

出塁が10
得点が6
残塁が5

1試合を埋めていくとこのようになったとします。
(盗塁死、牽制死などもあったほうがいいかな?)

得点の仕方や残塁の反省などがいかされるかもしれません。

FOOT001.jpg

こちらはサッカーのスコアブックです。
得点シーンや失点されてしまったシーンが、
図になって一目でわかりやすくなっています。

このようなスコアブックが野球にもあったらどうなんだろう?と考えました。


自分達のチームが得点に繋がりやすい場面。
反対に、失点しやすい場面。

出塁→進塁→得点

この関係を作り上げるのが「得点の方程式」
別の言い方をすれば「チームカラー」とも言えるでしょう。


少年野球で一番多い「得点の方程式」は?
詳しく調べてはいませんが、
ある時期までは「パスボール」だったかな?と思います。

ではその時期にパスボールの練習はどのくらいしたんだろう?

「ピッチャーの投球がショートバウンドなら迷わず全部ゴー!」

「ピッチャーの投球がショートバウンドになってミットからはじいたら迷わず全部ゴー!」

走塁は「次の塁を狙う気持ち」などとよく耳にしますが、
実際にプレーしてみればわかりますが、
強い気持ちだけでスタートは切れません。

「どこに集中するか?」

これが走塁指導の第一歩だと思っています。

次に「どのようにスタートを切るか?」
右足で見る2006/02/17
スタートの動画


集中する箇所を1つに絞って余計なことを考えさせない。
ツーストライクアプローチと同じメンタルです。
ボールがミットからこぼれる瞬間だけに集中する。
だから思い切って次の塁を狙うスタートができる。
子供達の気持ちや判断を迷わせない。
「よし!オレもやってみよう!」という勇気が沸いてくるのでしょう。



スクイズもパスボールも

同じ得点、1点は1点です。

「今日の練習試合はバントも盗塁もしない」
「パスボールで進塁してパスボールで得点を狙え!」

出塁スコアブックを見直すと、
このような考えが浮かぶかもしれません。



「出塁」の指導、「進塁」の指導
「得点」を目的とした指導をきちんと説明してたのだろうか?
振り返ると反省することばかりです。




通常のスコアブックで試合のデータを拾いながら、
それ以外に、
チームの長所や弱点が見分けられるスコアブック。
そんなのどこかにないかなぁ〜
自分でつくってみようかなぁ〜
な〜んて思ってると
また来年のクリスマスになっちゃうんですよね。


皆さんのご健勝を祈って

メリークリスマスヽ(´▽`)/

posted by metoo at 00:00| 千葉 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | コーチング | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うーん・・ この「出塁スコアブック」 優れものですねぇ^^
これはmetooさんが考案されたんですよね?
特許を取りましょう^^

マジでコピーして、私も使ってみようかな?

Posted by ドラ夫 at 2009年12月25日 10:31
何によって得点したか?という『得点の方程式』は、一度、キチンと確認しようと思います。
おそらく。。。うちのチームの場合、”内野ゴロの間に生還”する得点が一番多いパターンかと(タイムリーヒットって少ない気がします^^;)。
そう考えれば、1死3塁を作れば得点できる、っていうことになるわけですよね。

年末年始の連休中にスコアブックを見直してみようっと^^
Posted by PAT at 2009年12月25日 23:08
◆ドラ夫さん、ありがとうございます。

そう言えばドラ夫さんはスコアブックの神様でしたね^^
(またの名を幻のスイッチノッカー)

ノーアウト一塁から何点取れたか?
その進塁の仕方と得点方法は?

ワンアウト二塁からどんな方法が得点につながりやすいのか?

このような感じで使いたいので
ドラ夫さんエクセルで作ってくださいm(_ _)m


◆PATさん、ありがとうございます。

PATさんもスコアラーですから、
やっぱりこのような表は気になりますよね〜^^

ということで、
PATさんエクセルで作ってくださいm(_ _)m

Posted by metoo at 2009年12月26日 00:49
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