2009年11月28日

ディレードスチール

ディレード スチール
[delayed steal]

[delay]遅れる
遅らせた盗塁 とでも訳したほうがいいのでしょうか。

普通の盗塁は、
ピッチャーが足を上げた瞬間にスタートをきりますが、
私はディレードスチールを一度も教えてもらったことがありません^^

どのタイミングで走るのか決め事はチームによって違うでしょうが、
西武ライオンズ中嶋選手の一塁からディレードスチールを見て学んでみたいと思います。


3回裏
一死一塁
走者:中嶋
打者:青木

1)一塁からのディレードは左打者で行う
 捕手から一塁走者を見えづらくさせるため

2)シャッフル三回目でスタート
 普段通りの距離でシャッフルをして
 相手捕手と内野手(セカンド,ショート)の声と動きも遅らせる

3)打者はバントなどの構えなどをしないで打撃姿勢で見送る
 捕手から一塁走者を隠すため

ほぼキャッチャーが捕った瞬間くらいのスタートに見えますが、
シャッフルの回数でスタートなのか、
捕手が「捕った」タイミングでスタートなのか、
どちらが正解かは指導者によるでしょう。

大きなプレッシャーがかかる世界大会や日本シリーズなどでは、
相手の頭から忘れかけている、
相手の準備不足が感じられる、
こんな時こそ!
鍛え抜かれた小技が!
小さなプレーが!
大きな流れを呼び込んでくれますね。



WBC原監督がどのように指導したかはわかりませんが、
他にも気がついた点がありましたら教えてくださいm(_ _)m





少年野球では三塁からホームへのディレードスチールも多いですね。

キャッチャーは「サードルック」(三塁走者を見る)から
ピッチャーへ返球を忘れずにヽ(´ー`)ノ


posted by metoo at 17:30| 千葉 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 走る | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うちのチームの背番号『2』NR君は、ピッチャーへの返球が山なりになることが多く(ビシッと投げられないのではなく、すぐに手を抜く・・・)、何度も何度も繰り返し繰り返し指導を受けてましたが一向に治らないので、最近、キャッチャーとして使ってもらえなくなりました。
「サードルック」もなく山なりの返球では、サードからホームへのディレードスチール、やりたい放題ですもんね。。。
Posted by PAT at 2009年11月28日 22:39
これは野球では、バッテリーがアホなだけで、何とかスチールではない。
Posted by ha at 2009年11月29日 01:25
少年野球の三塁からホームへのディレードスチール。
愚息のケロも味をしめて、3塁に行くとウズウズしてるのいが分かる私です^^;
Posted by ケロの父 at 2009年11月29日 21:12
相手によってよく使います。
血気盛んな監督さんのときなどは特にw(笑

一塁走者の場合は、基本、metooさんの考察の通りです。
うちは、キャッチャーの返球時のモーションが大きい(左足が高く上がる子)とき、捕手左足があがったタイミングでGoにしています。

二塁走者の場合は、打者右、投手右がいいですね。
三塁送球に切り返しが必要です。
三塁手が捕手の捕球後に走者を見てない。
あと、遊撃手が投手のカバーリングに来ているところ。
捕手の視界から走者が一瞬消えるタイミングがあります。
これに、足のタイミングが合えば、足が早くなくてもサイン出します。
足が速ければ問題ないですが....

ホームへは、投手のクセによりますね。
頭上から見て、捕球後に時計回りに回ってプレートに戻る子、そのままバックする子は危険。
逆に反時計回りに回る子は、捕球後、視界に入りづらいので、サイン出すことはあります。
どうしても1点の時は使いますが、ほぼないですね。
やっぱり、ランナー置いて大量点が希望ですからw(苦笑

以上、試合中のストップウォッチと睨めっこが得意な鬼からでしたwww
Posted by 鬼ノッカー at 2009年12月01日 15:29
◆PATさん、ありがとうございます。

キャッチャー君の山なり返球は治るといいですね^^

プロでもオールスターで新庄選手が決めましたね。
矢野捕手はしっかりサードルックしてましたが、
それでも決めちゃう新庄選手はアッパレです^^


◆ケロの父さん、ありがとうございます。

やりたい子にはどんどんやらせてあげたいですね。

次の塁を狙う姿勢を持ち続けてもらいましょう^^



◆鬼ノッカーさん、ありがとうございます。

youtubeでディレードスチールの映像がいくつかありましたが、
捕手がワンテンポ遅れ盗塁に気がつくと、
急いでノーステップで投げてしまい悪送球が多いようですね。

やられてみて、やってみて、失敗しながらの勉強ですね^^
Posted by metoo at 2009年12月01日 21:21
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