
2009/3/14
<カブス・日本>3回表1死一、三塁片岡のスクイズは偽装スクイズ。キャッチャーの後逸を誘って三走川崎が生還
<偽装スクイズ>特に短期決戦で有効な作戦であり、原監督も07年の中日とのクライマックスシリーズ(CS)前にミーティングで選手に指示。CS本番でサインを出す場面はなかったものの、練習ではバントの構えからわざと空振りする選手が数多くいた。楽天の野村監督がヤクルト監督時代から使う作戦で知られ、巨人でも原監督の恩師である故・藤田元司監督が第2次政権時代(89〜92年)に積極的に用いていた。
0:50から
3:00から
二つの例ともに当然カウントが追い込まれる前、
初球にこのプレーを仕掛けてますね。
この偽装スクイズを審判からみると、
捕手が二塁送球をしてセーフになった場合。
スクイズの空振りでホームベースに覆いかぶさった動作が、
捕手の二塁送球を妨げた「守備妨害」に考えられます。
打者の反則行為(6.06c)
打者がバッターボックスの外に出るか、あるいはなんらかの動作によって、本塁での捕手のプレイ及び捕手の守備または送球を妨害した場合。
打者アウト→ボールデッド→走者を戻す
という事は・・・
事前の対策として偽装スクイズと思われる時
◎捕手は守備妨害されながら二塁に送球する
もしくは
◎二塁送球ができなかった!妨害されたような動作をする
「守備妨害をとってもらうようなプレー」
と教えていいのでしょうか?
「まさか日本シリーズではやらないだろう?」
普通はそう考えるでしょうが、
侍japanの練習試合シカゴカブス戦でもやってしまう原監督。
賛否はあるでしょうが、
わざわざカブスとの練習試合で見せなくても・・・
本番まで見せなきゃいいのに・・・
と私は思いました^^
<偽装スクイズ>
「知らないより知っていた方がいい」という選手への指導方法と、
ルールに関して「審判としての準備」を必要と感じました。
バントを意図的に空振りするのも技術が要るのでしょうね。捕手の後逸を誘うには明らかな空振りじゃだめでしょうし、だからと言って当てちゃうと無意味だし・・・
でも、このためにバント空振りの練習をしてる姿って、あまり良いものじゃないですね。
1:走者1塁でのエンドラン
打者が空振し、捕手と接触
2:走者1塁、送りバント空振
打者はバランスを崩し倒れ込み
捕手の送球の邪魔になった・・・
1は、インターフェアを宣言しましたが
2は、ごくごく自然な感じでしたのでナッシング
試合後、K高校監督(六大学審判員)から
2のケースでも、インターフェアを宣言すべきと
教えて頂きました。
・バントの構えから、大袈裟にバットを引く行為
・走者が、内野ゴロに合わせ、わざと跨ぐ行為
このような事も「守備妨害」を厳しく取る傾向にあるようです
三塁手は3歩前に出ます。
つまり、普通に打った時の
ヒットゾーンが広がるわけです。
でも、構えだけでは、じきに三塁手も慣れて
前に来なくなってしまうので
三塁手に安心させないために
ワザと
セーフティバントをファールにする
って練習はしたことがあります。
学童野球は、正々堂々と
仰る方々からは、大クレームでしょうね。
特に一塁走者の足が遅いときなどには、確定です。
うちでは、「スクイズ」のサインの後に「待て」を出すことによって「偽装スクイズ」としています。
よく仕掛けるため、守るときも考えていますね。
無死or一死一三塁の場合、ショート前進にしています。
理由は、ベースカバーの際に、セカンドの方が三塁走者が視界に入りやすいため。
空振りしたらまずキャッチャーはピッチャー返球。
三塁走者の動きはファーストが指示。
動きがなければ、スルー。
動けばピッチャーカットでバックフォーム。
事前の越えかけ状況判断。
全て揃えばアウト1個儲けです。
少年野球では捕手の目線をわざと隠すようなバントの構えもありますね。
そんな野球は教えちゃいけませんね^^
◆K'Sクラブ20さん、ありがとうございます。
ナッシングはこの場合あまり取らなくていいのですね。
反則と妨害、しっかり取るようにします!
◆WATさん、ありがとうございます。
一つのサインにはいろんな意味がこめられているのを知るのは、高校に行ってからで十分でしょう。
知っていて損はありませんが、そのレベルまで行くころには毎年卒業しちゃってます^^
◆鬼ノッカーさん、ありがとうございます。
私は少年野球で偽装スクイズは使いません。
使わなくても普通に盗塁できるからです。
ただ、やられた時のことは教えてもいいでしょうね。