2008年春のセンバツ大会で千葉経済がとった守備位置を書きました。
1点差の最終回、先頭バッターの時、
「長打警戒ね!スリーベースなしね!」
外野手からこんな声はよく耳にしますが・・・
今年の花巻東高校の外野手、
定位置よりもかなり深い位置を守っていますね。
走者がどこにいようと外野手は深い位置にいます。
またサードも広島カープのように
三塁線を大きく開けて守っています。
九州国際大付もレフトが一塁と二塁の延長戦あたりに守っていました。
投手のコントロールを信頼しての守りでしょうが、
NOスリーベース野球
スリーベースヒットを無くす野球なのかな?
「野球から三塁打がなくなったらどうなるんだろう?」
そんな疑問が頭に浮かびました。
三塁打がなくなったとしても、
ちょっとショートがファンブルしてレフトに転がった打球は、
二塁打になってしまいます。
リスクはありますが、
ギャンブル的な守備位置で相手にプレッシャーをかけてるのも感じました。
「野球は統計学のスポーツ」と耳にしたことがありますが、
きちんとしたデータを元に、考えた守備位置なのでしょうね。
もう一つは「NOインコース」
明豊対常葉橘の試合で、
常葉橘の庄司投手に対して、
明豊の右打者はバッターボックスのぎりぎりインコースに立ち、
庄司投手のインコースを捨てて、
アウトコース一本に絞っていたように見えました。
インコースのコントロールがなければデッドボール。
しかたがなく投げるアウトコースを逆らわずにライト打ち。
甲子園でもこうやって揺さぶりをかけてくるチームはありますが、
少年野球でやられると、なかなかやっかいな作戦ですね^^
(2005年夏に大阪桐蔭4対1清峰の試合でも辻内投手対策で見ました)
いよいよ明日の2試合でベスト4が出揃いますね。
岐阜対東東京
宮崎対愛知
どっちもいい試合だなぁ〜
若者から元気をたくさんもらえて嬉しいんだけど、
その時間、仕事サボっちゃうんだよなぁ〜ヽ(´ー`)ノ
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