2009年07月07日

解説者と指導者の違い

子供たちがノックを受けています。

誰かがエラーしました。


エラーした原因を解説すると、

「今のはグローブが上から下へ出てしまいましたね」
「グローブは下から出さないとエラーしてしまいますね」


これはエラーの原因を説明する解説者であって、
指導者が使う言葉ではないと思っています。


エラーした瞬間にだけ

「いつもグラブを下から出せって言ってんだろ!」

解説者の言葉を罵声怒号で言う方。


大きな声で解説することが指導者だ、
勘違いしてませんか?

間違い探しをするだけでは「指導」「コーチ」とは言えません。



「エラーした原因を見つける」

ここまでは子供でも出来ます。

しかし、子供は再び上からグラブを出します。

「どうしたら下からグラブを出せるようになるのだろう?」

ここから考えるのが指導者ではないでしょうか?


「フライを打つな!」

「四球を出すな!ストライクを入れろ!」

「なんだ!そのフライの追い方は!」

「いつも教えてるだろう!なんでできなんだ!」


間違い探しをするのは解説者。

間違いをたくさん経験して成長するのも、
子供も親も大人も同じでしょう。



では、

「グラブを下から出すにはどうしたら良いのか?」

【原因】

*ボールを怖がる
*ボールが見えていない
*バウンドが見えてない



まだ、動くボールを見る眼の神経が発達していないのでは?

大きなボール、サッカーボールなどを使って、
遠近感が分かりやすいようにスタートしてみる。

バウンドの特徴を見つける。
(大きなバウンドは徐々に小さなバウンドになる)

バウンドを理解して、次のバウンドを読めるようになる。

一番難しいバウンドであるショートバウンドを探してみる。

ショートバウンドを狙って捕れるように(触れるように)練習する。

自然とグラブは下から出るクセを身につけてもらう。



「ショートバウンドで遊ぼう」


「ショートバウンドを蹴ってみる」


「わざとショートバウンドで捕る練習」


グラブを下から出してもらう事だけを

一つのエラーを一言の解説で終わるのではなく、
小さな練習を一つ一つ積み重ねてくしかないんですよねヽ(´ー`)ノ
posted by metoo at 13:24| 千葉 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | コーチング | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「グローブは下から!」「ちゃんとベースに向かって投げろ!」「上から叩け!」・・・私もつい言っちゃいます。
自分では出来ないくせに・・・どうやれば出来るか分かって無いくせに・・・反省

うちの監督が、たまに変わった練習を取り入れます。素人の私にとっては『何の練習だろう???』と、『?』が頭の中を駆け巡るような練習メニュー。でも、後でお話を聴くと、子供達が出来ていない部分を克服するための練習だったりするんですよね。
単に間違い探しをするだけじゃなく、それを克服するための練習を考えていただけるなんて、ホント、ありがたいです^^
Posted by PAT at 2009年07月07日 22:43
「グラブを下から出すにはどうしたら良いのか?」

『ゴロはボールの下半分を見て捕ろう』
結構効きますよ。
Posted by Skyboys広報 at 2009年07月08日 21:35
◆PATさん、ありがとうございます。

出来なくて当然。
そう考えると、いろんなメニューが頭に浮かびます。

出来ない子が出来るようになって、
一瞬だけ見せてくれる笑顔。

これが指導者の喜びですよね^^


◆Skyboys広報さん、ありがとうございます。

私は「ボールを見上げろ」です。
同じような意味ですねヽ(´ー`)ノ
Posted by metoo at 2009年07月09日 00:19
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