2009年01月26日

球審のコールとジェスチャー

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2002年競技者必携より

球審のコールとジェスチャーPDF形式

K'Sクラブ20さんから頂いた資料をもとに、
球審の構え方、コールとジェスチャーを作成しました。


先日チーム内で審判勉強会を開いたのですが、

誰だって審判なんてやりたくないでしょう。
自分の子供をベンチで声を張り上げて応援したい。
子供達、お母さん達、チームが一丸になって戦いたい。

審判に出ても「ブーイング」や「え〜〜!」の声が気になり、
「やっぱり審判はやりたくないなぁ!」と、
誰でも最初は思われていたと思います。

しかし、誰かが審判に出なければ、
子供達の試合は始まりません。

「いやだなぁ〜今日は審判か〜〜〜」
やらされてやる審判と、
「今日は球審だ!楽しみだなぁ〜〜〜」
自分から楽しんでやる審判。


子供達のためにやるのか?
チームのためにやるのか?
それとも、
自分のためにやるのか?


最初の審判勉強会はこのあたりを考えて、

「とにかく楽しく審判をやってみよう!」

難しい点は抜きにして、間違えてもいいから
「子供達に負けないくらい大きな声で!」

次につながる審判勉強会と考えました。



kyusin02.jpg

生まれて初めて球審をすると、

「みんなが見てる!」
「子供達も見てる!」
「ストライクかボールか!」
「間違えちゃいけない!」

気持ちと体は反対に動いてしまうのですね^^

やってはいけない!
これはやってはいけない!
間違ってもやってはいけない!

プレッシャーがかかるればかかるほど、

「あれっ?やっていいのはどっちだっけ?」

やっちゃいますね!^^




審判勉強会をやって良かったなぁ〜と思ったのは、

「ヒットバイピッチ!」とコールしてから「タイム」?

「ボールデット!」とコールしてから「タイム」?

などなど、
ルールに関して興味を持ってくれている方がたくさんいたことです。


ルールを覚えても、フォーメーションが動けなければ。。。
フォーメーションが動けても、ルールを覚えていなければ。。。

机の上で覚えることと、グランドで覚えること。

まだまだ覚えることはたくさんありそうです^^

塁審のコールとジェスチャー


posted by metoo at 17:09| 千葉 ☁| Comment(17) | TrackBack(0) | 審判 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。私、現在、某少年野球チームのコーチをしております。先日、このHPを拝見しまして、すごく興味がありましたので、過去からの日々の記事を拝見中であります。私、昨春より息子(小2)が、地元の少年野球チームに入り、その関係もあって、昨秋よりチームのコーチをしております。しかしながら、私自身、学生時代も今も野球の経験が全くなく(主に観戦専門)、コーチを引き受けたものの毎週の練習メニューや、子供達にどういった事を教えればいいのか悩んでいた時に、こちらのHPを見まして今回初めて、書き込みさせて頂きました。私がコーチをしておりますチームは、はっきり言って「超弱小チーム」です。私も息子が入団した昨春より試合を欠かさず見に行っておりますが、一度も試合で勝ったのを見たことがありません。当時は6年生がいたのですが、彼らも既に卒団し、新チームには現4年生が最高学年(5年生は不在)で2年生までが所属しております。ましてや、子供の絶対数が少なく、常に練習に来ている子が5〜7人しかいませんが、試合が決まれば、あちこちの子に声をかけ、何とか人数だけは確保して試合をしている状態です。そんな寄せ集めのチームですから仮に試合が出来たとしても勝てるはずもなく、私がチームの試合を見てきた昨春から連敗街道驀進中です。チームのスタッフは私の他に監督1名、ヘッドコーチ1名ですが、彼らも土日にある練習日の内、土曜日は、仕事の関係で練習には参加出来ず、ほぼ私一人で指導(と呼べるものかどうか疑問ですが)しています。監督自身は、小学校〜社会人野球まで経験されており、指導の仕方、知識などは豊富に備わっている方で、監督が不在の土曜日の練習メニューや注意すべき点などを教えてもらいながら何とかやっております。又、ほぼ常にチームに帯同できるのが私自身しかいない為、例えば練習以外の、チームが所属している連盟の会議への出席、毎週の練習場所の確保・調整など、事務的な事も全てやっており、監督などからは「○○さん(私)ばかりに負担をかけて申し訳ないですが、何か手伝う事があれば必ず言って下さい」とも言われています。それは有り難いのですが、私としては監督には子供達の指導に集中してもらいたいが故、「練習以外の雑用は私がするので、監督は子供たちの指導に集中して下さい」と言っております。まあ、話しが脱線しましたが、そういった苦しいチーム事情(裏方業も含め)の中、やっております。で、何ゆえ、今回書き込みさせて頂いたかと言いますと正直、ワラにもすがる思いでアドバイス頂きたくお願いしたかったからです。先にも書きましたが、我がチームはお世辞にも強いチームとは言えません。しかし、毎週子供達と接していて、試合で勝つ事を全く知らないこの子達に何とかして試合に勝つことの喜びを味わってほしい。そして、もっともっと楽しく野球をしてほしい。そういった思いが私には強くあります。恐らく、私がこのチームのコーチを引き受けたのも、何とか試合に勝たせてあげたいという気持ちからだったと思います。監督とも常々言っているのですが、「今年は何とか1勝を」を合言葉にやっていきたいと考えております。実は一昨日の土曜日、試合があり(監督、ヘッドコーチが不在の為、私が指揮をとりました)が、私自身も試合で采配をするなど、初体験で、ましてやスタッフは他に誰もいない。とてもじゃないですが、何一つ出来ず、結果は当然のごとく「大敗(コールド負け)」私自信の経験の無さもあって、子供達には悪い事をしたと思っています。こんなチーム状態と私自身の状況ですがmetooさんの豊富なご経験と知識でアドバイス頂きたいのですが、今後どのような指導をしていけばよいのか(抽象的で申し訳ございません)なにかご教授頂ければ有り難く存じます。最後になりましたが、記事とは全く関係のない書き込みで申し訳ございません。
















Posted by 初心者コーチ at 2009年01月26日 19:48
ジェスチャー・・・忘れちゃいますよねw

僕が初球審のときは、ストライクのジェスチャーで『ボール!!!』っていってしまったことを 思い出しますwww
練習試合のときは自チームの方達に厳しい!!とよく言われますがww
審判はずっと立ってるのはきついですが、
楽しいといえます。。
そう思える方が、もっと沢山育ってくれればとよくおもいますね^^
もう一度よく読みなおして、1から覚えなおすことにしますね^^
Posted by 野球小僧の親父 at 2009年01月26日 20:16
塁審しかやったことの無い自分ですが
審判は確かに大変だと思います。ですが それだからこそ楽しく思える部分もあると思います。
自分の中では審判ほどの特等席は無いと思います。なぜならば子供たちと唯一一緒にプレイ出来るポジションだと思っているからです。
監督 コーチも一緒に試合はしていますが あくまでベンチです。フィールド上に居る大人は審判だけですからね。
今年は是非とも球審デビューしたいと思います。
Posted by 父だぬき at 2009年01月26日 21:26
審判間で取り交わすサインも教えて下さい。
Posted by け at 2009年01月26日 21:51
まだまだ未熟者ですが、学童の中(練習試合)で、球審の経験をさせてもらいました。
地域の連盟が主催する審判講習会も楽しく勉強になりました。^^
初めは、球審は無理だと思っていましたが、なんとか無事に出来てホッとしてます。
今年は学童を卒業するので、私の球審はこれからないと思われます。
インフィールドフライを宣告するのが密かな夢?でしたが、宣告経験はなし。
夢のままで終わりそうです。^^;
Posted by スマイルヒット at 2009年01月27日 01:21
学童審判を初めて早6年、次男が在籍していた時は相互審判の塁審すらしませんでしたが、三男の時は塁審⇒球審となりました。
球審を始めた時は、中々ストライクゾーンが想定できずに苦労しました。
審判が上手くなるには、経験+勉強の繰り返しです。特に、学童では『サプライズ!』の連続で気が抜けませんが、子ども達の真剣さにこちらも身が引きしまりますよ!
初球審ではいきなり『特別延長』となり、ビビったのも懐かしい思い出です。
Posted by オージィーコーチ at 2009年01月27日 05:57
◆初心者コーチさん、初めまして!
コメントありがとうございます。

子供達への熱い気持ちが初心者コーチさんからひしひしと伝わってきました。

私のアドバイスなどでお役に立てるか自信はありませんが、息子さんがまだ小学二年生でしたら、四年後までには大会で勝ち上がるチームまで作れることは可能だと思います。

一晩考えてみたのですが、
1つだけ自信があるアドバイスがあります。

ご自分の悩みを一人で抱えるのではなく、
ブログで公開してみてはどうでしょうか?

初心者コーチさんが悩まれているように、
同じ悩みをもつ方達が日本中にたくさんいらっしゃいます。
もちろん私もその中の一人でしかありません。

私は「盗む」のが得意なんです^^
わからないことは何でもマネから入り、
本を読んだり、強豪監督さんに質問したり、
初めて監督をさせていただいた年は、
頭を下げて練習試合や合同練習をお願いしたり、
強いチームの練習を覗き見したり、
今考えるとパクリばかりでした^^
(今でも強いと呼べるチームではありませんが)

少年野球のブログの世界でも、とても研究熱心で、練習メニューや親子練習をされている方がたくさいんいらっしゃいます。

どんどんブログからパクッて^^、情報交換をして、自分のチームに適した練習メニューに改良して、それをブログに公開して。。。

この繰り返しが、私はチームにとっても最適な上達方法だと思って今でも続けています。

初勝利の感動を、少年野球ブロガーの方達と共感するのも楽しいですよ!


ぜひブログを開設してくださいね!
野球バカ親父達が待ってますよ^^


Posted by metoo at 2009年01月27日 14:00
◆野球小僧の親父さん、ありがとうございます。

昔、ワンヒットワンエラーでプレーが止まると信じていた中学時代を思い出しました^^

「ヒットを打って、エラーしたら、それ以上進んではいけないんだよ!」

自信満々で言った私の発言に対して、顧問の先生は激怒!
二発は引っ叩かれました^^


◆父だぬきさん、ありがとうございます。

>審判ほどの特等席は無いと思います。

仰るとおり!いい言葉ですね!いただきますm(__)m

選手と一緒にグランドに立つと、
選手と同じように神聖な気持ちになりますね!

これを楽しんでほしいんだけどなぁ〜ヽ(´ー`)ノ


◆けさん、ありがとうございます。

私がよく使うケースですが、インフィールド以外に、
フライやタッグプレー、フェアかファールなどでダブルジャッジになりそうなとき、
「あなたにジャッジをお任せします」→腰のあたりで小さく手のひらを上に向ける。
「私(二塁塁審)は中に入ります」→両手人差し指を下に向ける。
「私(二塁塁審)は外に出ます」→両手親指を立てて後ろを指す。
「タイムプレーがあるよ」→時計を指差す。
連盟や、審判グループなどで使っている合図があるのでは?


◆スマイルヒットさん、ありがとうございます。

先日、あまり高く上がらなかった正面のイージーなフライに、
インフィールドフライを宣告したとき
「あんなフライでインフィールドとるのかよ!」

(もう言いたくない!もう言うもんか!)
と思いましたよ^^


◆オージィーコーチさん、ありがとうございます。

大人の塁間で審判をしてから、
低学年の塁間21mに戻ると、
狭すぎて子供達とぶつかりそうになりますね^^

21mでは二塁「中」「外」なくしてあげたほうがいいのかなぁ・・・
と独り言です^^
Posted by metoo at 2009年01月27日 14:31
1塁、塁審をする時悩むのは、 ファールゾーンからインフィールドに入る時にカバーに入ろうとするセカンドくんとぶつかりそうになる、 じゃあもう少しさがって入ろうとすると、やっぱりカバーに入るライトくんとぶつかりそうになる。
確かに狭い!
Posted by 肉団子3兄弟 at 2009年01月27日 15:40
◆肉団子3兄弟さん、ありがとうございます。

もしセカンド君が170cm100kgだったら?
一塁でのフォースプレーがセカンド君に遮られしまいますね^^

常にセカンドの位置を気にしながら、セカンドよりも前で見る。

先日K'Sクラブさんに教わりました^^
Posted by metoo at 2009年01月27日 15:49
metoo様 コメントありがとうございました。metooさんも書かれてましたが既に私も貴方のHPから練習方法、アドバイス等、相当『パクらせて』貰ってます。(;^_^A 毎日の通勤中には携帯から、家と会社ではパソコンから、拝見して、次の練習に子供達にさせてみようと思うような記事は、保存して私なりの練習メニューなるものを作っております(全てmetooさんの記事のパクりですが…)しかしながら初心者の私でも非常に分かりやすく構成されてますので、これからも私のバイブルとして参考にさせて頂きます。又、ブログの開設についても時間を作ってチャレンジしたく思います。
Posted by 初心者コーチ at 2009年01月27日 18:36
◆初心者コーチさん、ありがとうございます。

どうぞどうぞパクッて下さい!^^

何かを考えるきっかけとなってくれたら、これほど嬉しいことはありません。

「時は金なり」という言葉がありますが、
時間をお金で買ってもいいという意味ではないと思っています。

高いお金を払っても子供が急成長することはあっても、それはお金の価値であって、子供の成長とは私は思いません。

失敗を繰り返して、悩み苦しんで考え抜いて、毎日コツコツ築き上げたものが人間的成長だと思います。

ブログ開設を楽しみにしてます!^^

Posted by metoo at 2009年01月28日 16:31
お久しぶりです。駒苫の香田監督にアドバイスを送り続けた我喜屋監督、とうとう沖縄に!!感動しました。夢を持ち続け審判頑張ります。
 こんなプレイに遭遇して????、教えて下さい。9回裏2−2 二死走者二塁 打者エンタイトル・ツーベース(BD)走者生還サヨナラ
 打者走者一塁を回って二塁手前から(二塁を踏まずに)戻って来ました。何事も無くゲームは終わったのですが、
1、エンタイトル・ツーベースを打った、打者走者の走塁(二塁に触れていない)におとがめ(アピール)はあるのでしょうか。
2、あるとすれば一塁の空過ぐらいかと思うのですが触塁はしています。
3、もしアピールアウトになったとしたら、記録上は三死打者に単打、3−2でゲーム終了でしょうか。
4、その第三アウト成立が本塁到達より早かったら?
Posted by 近鉄12 at 2010年08月25日 17:46
◆近鉄12さん、ありがとうございます。

サヨナラのケースは打者走者が一塁を踏むことで成立するようなルールがあります。

たとえば、

4.09(b) 【注】
たとえば、最終回の裏、満塁で、打者が四球を得たので決勝点が記録されるような場合、
次塁に進んで触れる義務を負うのは、三塁走者と打者走者だけである。

Wikipediaで調べると
http://bit.ly/aDx5hq

例2:最終回裏に攻撃側が1点負けていて走者二・三塁のときに、打球がワンバウンドでスタンドに入ると、走者2人にはそれぞれ2個の安全進塁権が与えられて生還できる。打者走者も二塁まで進塁すれば、二塁打の記録となる。しかし、打者走者が一塁を踏んだだけでベンチに戻ってサヨナラ勝ちの歓喜の輪に加わったような場合は、単打の記録となる。

地域によって規則の適用が変わるかもしれませんので、ご自分でご確認をお願いします。
Posted by metoo at 2010年08月29日 15:53
回答有難うございます。7・05「打者と走者が安全に進塁できる場合」に書かれている『義務』を拡大解釈している近鉄12でした。このような場合、打者走者が正規に一塁に触れ、かつ、勝ち越し点にあたる走者が得点すればその時点で試合は終了する、もし一塁の空過があれば「一塁に到達する前の・・・」となり得点は認められない、ですね。ちなみに、空過が無死一死のときは「空過アウト」が記録されて試合終了なんて面倒くさいことになるんですか?
Posted by 近鉄12 at 2010年08月30日 11:46
◆近鉄12さん、ありがとうございます。

たとえば二死満塁でバッターはホームラン。
バッターが一塁を空過でしたら、
打者走者はフォースアウト(第3アウト)になりますから、
無得点でチェンジです。
Posted by metoo at 2010年08月31日 15:10
いつも何の疑問も持たず、そういうことになっているんだぁ、と思っていたのですが、どうしてもその根拠が知りたくて・・・。教えて下さい。
 投手が交代し、投球練習やってます。この間内野手が守備練習(ゴロをもらって一塁手に送球したり)を始めようとしたので、「交代した選手だけしかやっちゃダメだよ、出来ないんだよ」って言いました。これって何かで決められているのでしょうか?
Posted by 近鉄12 at 2011年09月06日 12:10
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