しかしこの7ページを解釈するのは、
ハリーポッター200ページ分以上より困難でしよう(*´д`;)…
8.01は正規の投球
投球姿勢にはワインドアップポジションと、セットポジションとの二つの正規のものがあり、どちらでも随時用いることができる。

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(a)ワインドアップポジション
投手は、打者に面して立ち、その軸足は投手板に触れて置き、他の足の置き場所には制限がない。
投手が軸足を投手板に触れて置き、
ボールを両手で身体の前方に保持すれば、
ワインドアップポジションをとったものとみなされる。
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図Aの状態でワインドアップポジションとなると思います。
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【原注二】 本条(a)項の姿勢から、投手は、
@打者に投球してもよい。
A走者をアウトにしようとして塁に踏み出して送球してもよい。
B投手板をはずしてもよい(ボールを両手で保持した投手は、投手板をはずしたら必ず両手を身体の両側に下ろさなければならない)。投手板をはずすときは、最初に軸足からはずすべきで、自由な足を最初にはずすことは許されない。
【注二】 投手が投球に関連する動作をして、身体の前方で両手を合わせたら、打者に投球すること以外は許されない。したがって、走者をアウトにしようとして塁に踏み出して送球することも、投手板をはずすこともできない。違反すればボークとなる。
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投球に関連する動作
この動作がどこからなのかがわからなかったのですが、
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この姿勢から投手は、
@ 打者への投球に関連する動作を起こしたならば、中途で止めたり、変更したりしないで、その投球を完了しなければならない。
A 実際に投球するときを除いて、どちらの足も地面から上げてはならない。ただし、実際に投球するときは、自由な足(軸足でない足)を一歩後方に引き、さらには一歩前方に踏み出すこともできる。
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「実際に投球するときは、自由な足(軸足でない足)を一歩後方に引き・・・」
この動作も「実際に投球するときは」と始まっているので投球に関連する動作なのではないか?
図AワインドアップポジションからB一歩自由な足を引いてから振り上げるタイプ
図Aワインドアップポジションから、そのままD自由な足を振り上げて投球するタイプ
投球に関連する動作は二通りあるのではと解釈してみます。
間違っているかもしれませんので、判断は各自でお願いしますm(__)m

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(a)セットポジション
投手は、打者に面して立ち、軸足を投手板に触れ、他の足を投手板の前方に置き、ボールを両手で身体の前方に保持して、完全に動作を静止したとき、セットポジションをとったとみなされる。
投手は、セットポジションをとるに先立って、片方の手を下に下ろして身体の横につけていなければならない。この姿勢から、中断することなく、一連の動作でセットポジションをとらなければならない。
セットポジションをとるにさいして "ストレッチ" として知られている準備動作(ストレッチとは、腕を頭上または身体の前方に伸ばす行為をいう)を行なうことができる。しかし、ひとたびストレッチを行なったならば、打者に投球する前に、必ずセットポジションをとらなければならない。
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ここで「準備動作」という、
またやっかいな言葉がでてきました。
@とAの図で二通りにしてみました。
グラブを身体につけたままストレッチをしない、
上原投手や斉藤祐樹投手などもいるでしょう。
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【注六】 ワインドアップポジションとセットポジションの区別なく、軸足を投手板に触れてボールを両手で保持した投手が、投手板から軸足をはずすにあたっては、必ずボールを両手で保持したままはずさねばならない。また、軸足を投手板からはずした後には、必ず両手を離して身体の両側に下ろし、あらためて軸足を投手板にふれなければならない。
(c) 投手が、準備動作を起こしてからでも、打者への投球に関連する動作を起こすまでなら、いつでも塁に送球することができるが、それに先立って、送球しようとする塁の方向へ、直接踏み出すことが必要である。
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セットポジションの準備動作はストレッチする動作。
では、ワインドアップにも準備動作があるのだろうか?
ボールを両手で身体の前で保持したらワインドアップですから、
保持するまでが準備動作なのだろう・・・
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(d) 塁に走者がいないときに、投手が反則投球をした場合には、その投球には、ボールが宣告される。ただし、打者が安打、失策、四死球、その他で一塁に達した場合は除く。
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2007年公認野球規則より
地域や連盟によって異なる解釈があると思いますのでご確認ください。
「投球に関連する動作」
「準備動作」
この言葉がどこからの動作なのか引っかかりました。
何度も読み返しましたが、ある日突然、解釈がまた変わるかもしれません^^
間違いがありましたら教えてください。
よろしくお願いしますm(__)m
元ロッテ藤田選手の一塁牽制球です。
(c) 投手が、準備動作を起こしてからでも、打者への投球に関連する動作を起こすまでなら、いつでも塁に送球することができるが、それに先立って、送球しようとする塁の方向へ、直接踏み出すことが必要である。
このルール通りの動画だと思いました。
そもそもモーションを意味してる言葉だと思います。
ノーワインドアップ・モーションもありますからね!
だから前の形を、ワインドアップポジションと呼ぶのかな?
「Windup position」と「Set position」
軸足をプレートに触れ、ボールを両手で
身体の前方に保持した状態の事
自由な足の位置が、プレートの前か後ろかの違いだけですね!
「投球しても、牽制してもよい状態」が
正しいポジションだと思います。
このエントリーが役に立ちます^^
「投球に関連する動作」
「打者への投球に関連する動作」
どこから何が違うっていうんだぁ〜!ヽ(´ー`)ノ
◆ケロの父さん、ありがとうございます。
8.01(c) 投手が、準備動作を起こしてからでも・・・
わざわざセットポジションに入らなくても、軸足はプレートを踏んで、自由な足は一塁へ踏み出せば牽制球を投げれます。
ランナーの目が投手から離れやすいのは、セットポジションへ入る前の準備動作中が多いからです。
ここだけでも知ってると武器になりますね^^