横浜高校のエースピッチャー
松坂、涌井、成瀬、そして今年の土屋健二投手。
甲子園に出場する常連高校の多くは、
連戦に備えてピッチャーを二枚、三枚も準備してます。
ところが横浜高校はエースピッチャー1人で大会を投げぬく、
連戦に強いのが特徴です。
連戦を投げられる投手。
つまり
横浜高校のエースピッチャーは、
ケガをしにくい安全な投げ方ではないのか?
小学生の子供達にとっても、
肩肘に健康な投げ方なのではないか?
このような疑問が頭に浮かびました。
横浜高校のエースピッチャーに、
何か共通な特徴はないだろうか?
共通点を見つければ、
それが安全な投げ方かもしれない。
1つ共通点を見つけたのが、この画像です。
今年のエース土屋君の画像を見て「やっぱり!」と思いました。
横浜高校のピッチャーは、
どうしてこの投げ終わり方が多いのだろうか?
L字強制 2007/11/28
ピッチャーの周りをフェンスを囲み、
前へ前へと投げる練習をすれば、
この投げ終わり方が身に付くのだろうか?
※投げ終わり方
普通のピッチャーよりも、
ぐっと体を前に出し、
極端すぎるくらい体を奥深くへ回転させて、
フィニッシュしています。
故障してしまったピッチャーから学べること。
故障しないピッチャーから学べること。
この2つを比べれば、何かを得ることはたくさんあるでしょう。
私はこのフィニッシュの形を、
【安全な投げ方】の1つと考えてみようと思っています。
本当なのか???
疑問に思うよりも、
やってみるしかないでしょう^^
ひとついえることは、この投げ方だと
力が上手く前に逃げてくれるので、肩
への負担は減るだろうなということ。
腕が上手く脇の下に抜けて振り切れないと、
肩に負担がかかるのは自分でシャドーを
やってみてもすぐ分かることですから。
自分も投手の指導をする時は、「キャッチャー
に背番号が見えるくらい、腕をしっかり振り
切ってごらん!」
ということにしていますが、体重移動
がしっかりできて
いなかったり、上体に無理な力が入っていたりすると
出来ません。
おそらく、横浜フォームはスムーズな体重移動
ができることで腕が無理なく振り切れて、
肩に余計な負担がかからないフォームなのでしょうね。
カープの黒田・前田なども、この投げ方です。刈谷での講習会でも説明をしました。
過日 世界選手権大会最優秀投手賞を取ったS君もこの投げ方です。
軸足が置き足になり、体の芯がぶれず、ボールが低めに伸びます。今回の講習会でも
刈谷同様に説明をする予定でした
「Y高のフィニッシュ」はみんな共通点があるんですネ!
さすがmetooさん!!
以前、metooさんでも紹介されてたボールの握り!
松坂が投げるときに後ろに落としてしまう動画がありましたよネ・・・
あれと、このフィニシュで投げれば【安全な投げ方】になるんですネ
今度、息子に試してみます♪
この横浜高校出身3投手の上半身が前に傾くのはボールをより前でリリースし、その力を逃がす形なのでは!?
フィニッシュの踏み出した足がしっかりとした角度を付けて踏ん張っているのも共通の特徴だと思います!
下半身がしっかりと並進運動出来なければ身体が開き、下半身で蓄えたエネルギーを指先まで伝えられずにそのぶんを上半身で補おうと力みを生み、肩・肘への負担に繋がる!
最近読んだ和田毅投手に関する本の中で、トレーナーの土橋恵秀さんが書いてらっしゃっていて、そう勉強しました。
ボールをより前でリリースするために下半身主動のフォーム作りを!
子ども達にはちょっと難しいですかね…^^;
前でリリースするために、まずは地面に叩きつけるとかですかねぇ。。
>力を上手く前に逃げてくれる・・・
私も同じ意見です。
上半身の力を、下半身に押し付けるように見えます。
よっぽど下半身を鍛えないと、今度は下半身が故障しそうにも見えます。
冬場のトレーニングが大切だということですね^^
◆店長さん、ありがとうございます。
たった1日の講習会では足りないかもしれませんね。
足りない分は、夜お酒を飲みながら聞かせてください^^
◆まなパパさん、ありがとうございます。
いろいろと試してみましょう!
まだまだ答えはたくさんあると思います。
◆肉団子3兄弟さん、ありがとうございます。
昔の映像や画像がないので、なんともいえませんが、
靴のサイズが大きくなり、
足が長い現代っ子がいるのは確かです^^
◆ガッチャマンさん、ありがとうございます。
ステイバック腰のキレ2005/12/06
http://metoo.seesaa.net/article/10283522.html
こちらにも土橋さんのレポートを参考にさせていただきました。
>フィニッシュの踏み出した足がしっかりとした角度を付けて踏ん張っているのも共通の特徴だと思います!
踏み出した足のひざを伸ばす投手が最近増えているように思います。これが良いのか悪いのかはわかりませが、今後も着目してみようと思います。
子供達への指導は、次のブログをご覧下さい^^
肘が痛いと言い出した頃からです。
最近は痛くない様でスライドも拡がってきました。
痛いから拡がらないのか?狭くなってきたから、痛くなったのか?
歩幅とひじ痛の関係、私はあまり関係ないと思っていましたが、これからは注目してみようと思います。
体重移動の時間が短いと、上半身主体の投げ方となってしまうでしょうね。
歩幅を広くしたいのでしたら、やっぱりマウンドが欲しくなります^^