私は医者ではない、ただのド素人ですが、
なんとなくですが予想がついてきました。
よくひじ痛になった子が医者に行って、
レントゲンを撮ってもらってから言われるのが
「軟骨がはがれかかってます」
「はがれた軟骨が小さな骨となってしまい、それを除去する手術が必要です」
ずっと「はがれる」という言葉が気になっていました。
「はがれる」ということは、
何かが どこか(軟骨)を 引っ張ってはがそうとしている。
では、何が引っ張って「はがそう」としているのか?
しばらくネットを調べていると、
『指を動かす筋肉』
この言葉で検索して答えが見つかりました。
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http://www.cal-clari.net/techno/kamayubi.htm
「指の筋肉」
皆さんは、指を動かすための筋肉がどこにあるかご存知ですか?人間の体では多くの筋肉が、動かす関節のすぐそばについています。指の場合も同じように、指のそばについているのかといえば、実はそうではありません。指を動かす筋肉は、手首からひじにかけての、腕についているのです。
このことを実感できる、簡単な実験があります。
まず、腕(左右どちらでも構いません)を、手のひらが下になるように、まっすぐ前に伸ばします。次に、反対の手で手首とひじのちょうど中間あたりを、下から持ちます。この状態で伸ばしたほうの指を握ったり開いたりすると、それにあわせて筋肉が伸びたり縮んだりしているのを感じることができます
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ボールを握らない普段の状態では、
筋肉はゆるんでいる。
ボールを強く握ろうとすると、
前腕のひじ周辺に、固まる筋肉や健がわかる。
ボールを強く握るから、
筋肉が、健が、固まってしまい、
固まった筋肉が、健が、
軟骨を引っ張ってはがすのでしょう。
あくまでも、私の予想なのであまり信用しないでくださいね^^
「ひじ痛の原因ってなんでしょうか?」
最近、人からこの質問をされると、
こう答えます。
「ボールを握るからです」
ボールを握らないで、
ただ腕だけ振っていれば、
誰もひじ痛になんてならないでしょう。
「できるだけボールを強く握らないで」
「脱力して投げることができれば」
「ひじ痛になる子は少なくなるでしょう」
ただし、
一人一人違った感覚を持った子供達に、
この脱力を教える方法が悩むところです。
私はピッチャーの子供達には、
「ボールは握るな、第一間接に引っ掛けろ」
このように伝えてきて、
ひじ痛になる子は一人もいませんでした。
もちろんそれだけが要因ではないでしょうが、
一球一球、ボールの縫い目に指をしっかりあわせられる、
握りを選べるピッチャーほど、
ひじ痛にはなりにくいポジションだと私は思っています。
さらに個人的ですが、
体重移動も小さくなりやすい、
ボールを強く握ってセカンド送球をしてしまう、
キャッチャーがひじ痛になりやすい危険なポジションとも思っています。
(私がキャッチャーでひじ痛になってしまったからです)
どのくらい脱力すれば良いのか?
「力を抜く映像」2008/05/22
この映像くらい、
ボールを握る力は必要ないということでしょう^^
もちろん個人差もありますので、
これだけがひじ痛の原因ではないですからね!
投げ方にもひじ痛に関係する部分もあるでしょうが、
まずは、ボールの握り方や握る強さではないのか?
ボールを強く握れば、
それだけひじに負担がかかる投げ方ではないか?と考えてみました。
しかし!ティーをやっている時に痛みを訴えていました!そうか!バットも強く握り過ぎてたのか!
いつも参考になる記事や、楽しい記事を読んでます^^
私は大学で草野球サークルみたいなのに入ってサード守ってます。
肘痛に悩んでいるんですが、握る手の力を抜くってのは初めて知りました。
なんかうれしい発見だったので書き込んじゃいました(笑)
サードからの送球が安定しないのですが、なにか少年野球で教えてるコツとかってありますか?
基本的に送球が安定してません………
いきなりこんな書き込みすいません(^^)
私の場合、過去に捕手でひじをやられました。
そのときは本当の投げ方を知らなかったんですね。
投げ腕の内旋ということをしてませんでした。
つまり、METOOさんの絵にあるようなリリースをし、そのままのフォローをとった場合に、関節はフォーロースルー方向には当然曲がりません。ですから、関節に負担がかかります。そして、最終的に痛みになってきました。
内旋を覚えてからは、肘への負荷を逃がしていますので、痛くなりませんでした。
子供たちに実践してみます!
私もバッティングでもひじが痛くになりました。
後ろ手(右利き)の手首がアウトグリップ(外側へ手首を曲げる)だとひじが痛くなりましたが、イングリップ(手首を内側に曲げる)で痛みはなくなりましたよ。
コメントありがとうございます。
>サードからの送球が安定しないのですが、なにか少年野球で教えてるコツとかってありますか?
私の少年野球の指導で申し訳ありませんが、参考になれば幸いです。
サードと言うポジションは、
一塁ベースから一番遠い距離を投げなければいけません。
当然、悪送球が多いポジションでしょう。
だから、近づくんです。
1mでも2mでも一塁手に近づいてから投げます。
その為には、捕る動作と次への投げる大きなステップを組み合わせなければいけません。
「左手グローブで捕るタイミングと、左足カカトからボールを捕るタイミングを合わせると、次へのステップが大きくなるよ」
と小学生に教えています。
実際に見たことがないので、余計なお世話かもしれませんが、ご存知でしたら忘れてくださいね^^
では今夜^^
◆touchさん、ご無沙汰してます!
キャッチャーはひじ痛になりやすいですよね。
そして、腰痛にも^^
外野手でしたがひじ痛には常に悩まされました。投げ方が悪いのか、肘が弱いのか、筋力が足りないのかとその時はいろいろ考えましたが、肘痛の原因がボールを強く握って投げているからとは驚きました。
今から思うと、チームメイトより野球のスタートが遅かったので、技術でかなわないのを補うため、バットもボールも強く握って無我夢中でプレーしてました。
子供たちに同じ思いをさせたくないのでぜひアドバイスしたいと思いますが、無意識にやってることや力を抜くことを教えるのって意外と難しいですよね。
皆、一生懸命やろうとするとやっぱり力が入ります。
ベンチも手に汗握りますがそれ以上に子供たちも。
まずは自分でやってみて、最適なアドバイスを考えてみます。
この記事を見て全く同感です。
でも、わがチームの指導人がよく投手に対して「投手は一回肘や肩を壊さないと速くはならん」と指導しています。私は投げ方がおかしいから壊すものだと思っていました。そこで、意見をすると「君は野球経験者じゃないからだ」とわけのわからない事をいいます。野球経験者じゃない私がまちがっているのでしょうか?愚痴っぽくてすみません。
一人一人の子供が違った投げ方をするように、
ひじ痛にもいろんな原因があると思います。
力みすぎ も一つの原因かもしれない、と私は思っています。
どうやって指導するか?
ここが悩みどころですね^^
◆ねぎぼうずさん、ありがとうございます。
最近では、中学生くらいでもひじにメスを入れる子もいるそうですね。
野球を教える指導者も、もっともっとひじ痛に関して勉強しなければいけない時代でしょう。
子供達にいつまでも楽しく野球を続けてもらう為にも、
ひじ痛の原因を探していきましょうね!
◆素人さん、ありがとうございます。
>投手は一回肘や肩を壊さないと速くはならん・・・
なぜ肘と肩を壊さないと速くならないんでしょうね?^^
私には意味がわかりません。
野球経験者だからわかることもあるでしょうが、
ひじ痛に関して無知な野球経験者もたくさんいますからね。
自分の子供は自分で守った方が良さそうに思いますよ。
ご多忙のところ申し訳御座いません。教えて頂きたいのですが。うちの子 小学4年生が
野球チームの体力測定にて遠投をしてから??(勿論遠投のアップもしました)翌日に肘の内側の飛び出たところが痛いと言い出しました。すこし投げていれば痛くなくなったと言い出しましたが 翌日に素振りの時に痛いと言い出しました。普段はチームの方針で塁間キャッチボールだけで遠投はさせません。これは どうなっているのでしょうか?
筋肉痛にしては 飛び出た所ですし 瞬間的に痛いといいますし。ご教授お願い致します
「野球肘」などで検索して調べるとわかりますが、
ひじ痛ってどの筋肉?
http://metoo.seesaa.net/article/136955288.html
痛くなる箇所は、上腕骨内側上顆だと思われます。
(私は医者ではありませんので信用はしないでくださいね)
今回の痛みな、何百球も投げて披露による痛みではなさそうですね。
例えばですが、私が160キロの剛速球を投げたとしたら、その一球で肘や肩は壊れます。160キロに耐えられる肘や肩の強さがないからです。
手首が強くて160キロ投げれた。下半身が強くて160キロ投げれた。でも、肘や肩は160キロに耐えられなくて壊れた。こういったケースは少年野球にたくさんあると思っています。
野球のボールを投げるだけでなく、逆立ちをしてみる、鉄棒で逆上がりをしてみる、登り棒を登ってみる、腕立て伏せをしてみるなど、一般的な体力を高めることで、肩や肘の関節を強くすることも大切だと思います。
心配であれば接骨院などに行かれるほうが良いでしょう。もう一度書きますが私は医者ではありませんので^^