このブログの続きです。
150cmの子供が80cmのバットを使うと、
バットと体格の比率は約53%です。
この比率で、186cmの松井秀選手を考えると、
なんと99cmのバット、約1mのバットを振ることになります。
ノックバットが91cmくらいですから、
ノックバットよりも長いバットを振り回すことになるんですね^^
次に
松井秀選手が使っているバットは86cmです。
186cmの松井秀選手と86cmのバット、
体格の比率は約46%です。
この比率で、150cmの子供のバットを考えると、
69cmのバットになります。
150cmの子供が、
松井秀選手と同じように鋭いスイングしたければ、
試しに69cmのバットを使ってみるのもいいでしょう。
先週の三連休
久しぶりに少年野球を観戦しました。
久しぶりに見たから気が付いたのですが、
「みんな何でこんなにバットが長いの?」
(松井秀選手が1mのバットを使いづらそうに振っている)
そんなバランスの悪さを感じました。
バットが長いから・・・
ボールを長く見れていない。
ボールが長く見れないから、
高目のボールでも低目のワンバンでも何でも振っちゃう。
インコースが苦しくて、足が開き、肩が開く。
肩が腰が開いても、
アウトコースが届いちゃうからピッチャーゴロ連発。
せっかく強い打球が打ててもファールばかり・・・
指導者は
「打てない。どうして打てないんだろう?どうしたら強く打てるんだろう?」
きっと悩んでらっしゃるでしょうが、
「バットが体格とあっていない」と私は感じました。
もちろん子供達には、
親に買ってもらった、
好きなバットでフルスイングしてもらいです。
しかし、
体格に合っていないバットで、
いくらフルスイングができたとしても、
悪い方向へ進んでいれば、
どこかを修正しなければいけません。
試しに65cmのバットで練習してみると、
「バットが短いから打てない」
きっとこんないい訳をするでしょうが、
短いバットには、子供達にとって言葉では理解できない、バッティングをいい方向へ導いてくれる要素がたくさん詰まっていると思っています。
「もっとボールを良く見ろ!」
バットが長いからポイントが前過ぎて、早く目を切るんです。
「ポイント前で打て!」
バットが長いからファールになります。
引っ張ったファールを打つと
「もっとボールを引き付けろ!」
どっちなんだよ!全く異なる指導をしてます^^
「足を開くな!肩を開くな!」
バットが長いから開かないと打てないんです。
子供達の体格に合ったバット
見つけてあげるのは指導者ですね^^
ヒントになったのは、松井秀選手の練習。
左手首を骨折した松井秀選手は、右手だけで短いバットで練習していました。骨折が完治して復活した松井秀選手は、それでも短いバットを両手で打って練習を続けていました。短いバットの練習には、何か深い意味があるのでしょう。
私も同感です。うちの場合、小学3年から6年生までの4年間で、バットは3本買い替えました。
75センチのカウンターバランス
79センチのミドルバランス
80センチのトップバランス (ビヨンド)
買い替え理由はこの記事にあるように、体格に見合ったバットを使いたい。そう思ったからです。
ただそれでも長いバットでしたね^^
市販品を見てみますと、低学年が70センチ。
3〜4年生が75センチ。 高学年が78センチか80センチ。
こんな感じでしょうか。
体格には個人差があるので、一概に学年だけで比較は出来ませんが、確かに体格に見合っていないバットをチョイスしている子(親)もいますね。
中学では83〜86センチが主でしたが、高校用では82センチという品もあり、ちょっと驚いています^^
ちなみに息子は84センチのミドルバランスをメインに使ってます。
「打てない。どうして打てないんだろう?どうしたら強く打てるんだろう?」っていつも悩んでいます。短いバットを使用すると軽い為なのか?重いバットのほうが飛ぶように思えるんですが・・??軽いバットでボールに負けないようにするにはどうすればいいんですか?つたないコメントですみません^^
この説明を使えば、息子と一緒に考えられそうです。助かります。^^
息子が1年生の時に使っていたバットが確か65cmだったはず。
物置から引っ張り出して、息子と一緒に体感してみます。^^
愚息も軟式学童チーム小六残り僅かですが奮闘中です。チーム内でも打率1番良かったのですが最近落ち込み監督コーチからイロイロとアドバイス頂き(余計な)親子で悩んでおりました。細かい事は言わずにただバッセンでひたすら打ち込みましたがなかなか元の感覚に戻りません。65cmのバット話題に飛びつき購入美津濃イチローモデル65cm低学年用で軽いのですが・・(これしかなかったので)。早速練習本人軽すぎる等とブツブツ言いましたが。効果はすぐに出ました。78cmのバットでも芯で捉えることができました。元々毎日素振り等の自主錬は欠かしませんでしたので次の日チームの練習でフリー打撃の際には鋭い打球を何度も飛ばしたようで
す。ありがとうございました。
我が家にバットがまた増えてしまいました。小さいバットは隠しやすい?ですね。
嫁の呆れ顔がまた見れます(笑)
12日の練習で、それがやっと判明。
そもそも140cmの身長なので65cmのバットでは短くないんです。
50cm以下のバットが欲しくなりました^^
先日教えていただいた『魔球の思い出』最高でした!ぶっ叩け〜!!さん、metooさんありがとうございました!伝説の名投手達の変化球はスライダー、シュート、様々な握りやリリースがありホントに勉強になりました。稲尾さんのスライダーが興味深い投げ方だったので今度キャッチボールから試してみようと思います!^^♪
追記でしたが、長くなりすいませんm(__)m
バッティングで、必死に考えて、悩み抜いて辿り着く所って、
意外とシンプルだったりするんですよね^^
「自分の原点のバット」
こんな道具があると、スランプも短くなるでしょう!
◆ドラ夫さん、ありがとうございます。
現在息子は182cmで83cmミドルです。
小学校時代の85cmより短いバットです^^
私の予想では、
いろいろ使ってみて、その中から自分にあったバットを選ぶ。
今の子供達には、これが欠けていると思っています。
親から買ってもらったマイバットを大切に使いたいのでしょうが、いろんなバットを使ってみてから選択するのも大切です。
これはグローブに関しても言えると思っています^^
◆yuutopapaさん、初めまして!
コメントありがとうございます。
力=質量x速度
質量が大きければ、それだけ遠くに飛びますが、
速度が上がれば同じように、遠くへ飛ばせる力となるでしょう。
「1本の枝にも芯がある」
学校の周りに落ちている小枝にも、バットと同じように芯があると思っています。
難しい技術ですが、軽くても重くても短くても、バットの使い方は同じなんです。
だから、いろんなバットを使ってもらいたいと願っています。
また、コメントお待ちしております!
◆スマイルヒットさん、ありがとうございます。
松井秀選手は、
身長の46%がバットの長さ
考える一つのきっかけになれば、
子供達もマネしてくれると思っています^^
◆腹太親父さん、ありがとうございます。
65cmのバットは隠しやすいですし、
「昔、使ってたバットだよ」
などと、ごまかせそうですね^^
効果が出て嬉しく思っています。
息子さんにとって、
きっと何かヒントがあったのでしょう。
今後もご活躍を祈ってます!
◆背番号29さん、ありがとうございます。
そうか!
140cmで65cmでは、ぴったり松井秀選手の46%ですね^^
50cmバットを、トイザラスあたりで探してきます!
◆ガッチャマンさん、ありがとうございます。
>手首を返さずに腰を回して押し込んでのスイングが出来てとっても気持ち良かった・・・
私も理解できます。
短くて軽いバットだから、
バットスイングが速くなったというより、
体幹の回転で打つ感覚が、私にもありました。
>65cm・450g・・・
私にもわかりません^^
子供達に使ってもらい、どんな感想をもつのか?
そこに興味があります^^
metooさんの声が聞こえたんでしょうか?ローリングスから、80p780gの中学生軟式用バットが発売されました!ちょうど中2の肉団子2号が173p!いい位じゃないでしょうか!
行き付けのスポーツ用品店にいきましたら、80pのバットないよねーって聞いたら。 「あるよ!」 ってどっかのドラマのセリフの様な話、笑っちゃいました^^
買っちゃいましたよ!明日から横浜スタジアムへの予選が始まります!頑張ってくれよ!p(^^)q
返信が遅くなり申し訳ありません。
最近、中学軟式野球をよく見るのですが、
80cm780gくらいのバットですと、ものすごく鋭いスイングになるでしょう。
この鋭いスイングで軟球を叩きつけると、
ポップフライばかりな様な気がします。
野球はアッパースイングです。
と白井さんが書かれていました。
「だってキャッチャーは座ってるんですから」
とも書かれていました^^