2008年06月30日

こんなエラー

一死 走者一塁

右打者でバント気配は全く無し。

投手は一球目、外ストレートでストライク。


でも 二塁手

どうしてそこに守ってるの?

定位置よりも一塁より

無死走者一塁の、バント処理の位置と変わらず。



「ここでバントはないだろ〜」
(間にあわねーだろうなー)

私は独り言をつぶやきました。




二球目、バッテリーは、

インコースストレートで狙い通りサードゴロ

5−4−3 のゲッツーでチェンジ!

ところが、

サードが捕球して、セカンドに送球しようと思ったら、

二塁手がセカンドベースにいない!

ワンテンポ入るのが遅れる。

戸惑った三塁手がセカンドへ悪送球。



「あ〜 サードがしっかり投げていれば・・・」

ではなくて、

見る人から見れば、

セカンドの「守備位置のエラー」です。

キャッチーボールのエラーでもない、
ゴロの捕り方でもない、
ただ、守っている位置が。。。


もっと踏み込んで言えば、

セカンドがおかしな位置にいるのに
セカンドの守備位置を修正しなかった

「キャッチャーのエラーです」



もっと、もっと踏み込んで考えると、

「初球のアウトコースで4−6−3を狙う守備体制だったのか?」

「二球目のインコースで5−4−3を狙ったのか?」

「だったらなぜ二塁手の位置を直さなかったのか?」

1球毎に、攻撃的な守りの意味を持たなかった、

チーム全体で意思の疎通が無かったエラーです。



その後、一死 一,三塁が残り、

お約束のショーゴロに打ち取ったんですが、

ここでも二塁手の捕球から送球へが遅れて、

ゲッツー崩れの間に同点。



こんなエラーの反省が見つけられた試合でした。





女子ソフトボール日本代表の上野投手が、

北京オリンピックに向けて、ある番組で色紙に書いていました。


『守りは最大の攻撃なり』


ピッチャーが投げる一球一球の意味が、

野手全員に伝わっている野球。

これも「つなぐ野球」と呼べるのでしょうね。

posted by metoo at 13:30| 千葉 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | 守る | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何故か土曜日の次男坊達の試合の解説のようでね。
ベンチの指導者のミスってことになりました。(私のね(≧▼≦))
学童野球も県大会の上にいけばエラーが勝敗きめますね。
Posted by RK at 2008年06月30日 19:27
◆RKさん、ありがとうございます。

巨人の二岡選手が復帰しますね。
どうやらサードで使うようですが、私だったら坂本をサードにします。
1-6-3や4-6-3、内野の連携を引っ張るのはベテランの方が、ピッチャーからすると安心だと思うんですけどね^^
Posted by metoo at 2008年07月01日 00:55
勉強になります。ところで、ショートは声かけなかったのでしょうか?内野の要はショートと思っているので。後のコメントの二岡ショートも大賛成です。ベテランという意味もありますが、やっぱ肩が衰えるまでは二岡が一日の長ありと思います。
Posted by DAN at 2008年07月01日 08:26
ベンチのエラーって中々自分たちでは気が付かないように思うのは気のせいでしょうか・・・
Posted by アンバサダー at 2008年07月01日 23:12
センターラインの強化がチームの強化に直結しますよね。
うちの学童チームも、キャッチャーとセカンド・ショートの技術レベルの低さと、意思疎通の大切さを痛感させられることがよくあります。

技術的な部分とは違う「先を読む技術・センス」を磨くのも重要なポイントですね。
Posted by BB虎彦 at 2008年07月02日 00:20
 学童チームの場合には、ベンチが守備位置やいろいろと指示してやらないと、「自分たちで考えろ!」といっても難しいのかな?なんて最近は思ってきてます。確かに「自分たちで動けるチーム」は理想ですが、フィールドに立っている子供たちは、そのにいるだけで、結構、精一杯なんでないでしょうか?「ボールよ!来ないで。」と考えている子も多いのでは・・・(それではいけないでど)。私的には、「捕手」からの指示なんですが。はやり、一番守備位置が見えるのが捕手ですよね!自分の指示で、皆が動く!最高のポジションじゃないですか捕手は。
Posted by へたくそコーチ at 2008年07月02日 13:53
息子にキャッチャーとしてそこまでの指示が出来るのか、または指示しているのか、聞いてみようっと^^
Posted by ハッシー at 2008年07月02日 14:44
◆DANさん、ありがとうございます。

ショートがリーダーシップをとれると良いのですが、後輩がショートだと、先輩のセカンドに指示が出せないようです。
プロの世界も同じでしょうね^^


◆アンバサダーさん、ありがとうございます。

ベンチにいると、なかなか気が付かないことが多いですよね。
グランドを上空から平面図で見れる方が必要でしょう。


◆BB虎彦さん、ありがとうございます。

試合の反省を次に生かせれば良いのでしょうが、指導者が誰も気が付かないことって結構ありますよね。

2球先、2打者先、2イニング先
次の次を準備するのが監督の戦略だと思っています。


◆へたくそコーチさん、ありがとうございます。

大人が「右寄れ!バックしろ!もっと前進しろ!」など守備位置を動かして、勝たせてあげる野球もありますが「怒られたくない野球」を覚えてしまいますね。
「褒められたい野球」が、実は少年野球なのかもしれません。


◆ハッシーさん、ありがとうございます。

キャッチャーは楽しいですよ!^^
捕って投げ返すだけじゃなく、チームを動かし、ゲームを左右させられる司令塔ですから、まずはキャッチャーは楽しい!と、たくさん感じてもらいたいですね^^


Posted by metoo at 2008年07月08日 14:00
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