2023年08月25日

パンチアウトやってみた

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私はパンチアウトをやったことがありませんでした。

やらなかった理由を思い出してみると

・アマチュアだから
・基本に忠実ではないから
・低学年の子供が怖がるから

なんだか良く分からない理由でやりませんでした。


しかし世界はどうでしょう。
現在行われているリトルリーグのワールドシリーズ



がっちりパンチアウトしてますね。


自分の頭の中でなぜやってはいけないのかよりも、やってみたらどうなんだろうか?どんな感想が沸いてくるのだろうか?球場はどんな雰囲気になるのだろうか?

もちろん
@野手の触塁
A走者の触塁
B野手のボール確保

きちんと基本は守ります。
その上で機会があればやってみよと思っていました。



その時は突然やってきました。

ランナー二塁から三塁前にセーフティーバント
打者走者はとても足が速い選手
一塁へ送球されて間一髪のタイミング
しかし頭の中はとてもすっきりしていて
(触塁よし、打者走者よし、ボールの確保よし)
(あれ?ここでやったほうがいいかな、ギリギリのタイミングだからここは思い切ってやってみよう!)

「ひずあうと!」初のパンチアウト

守備側の喜ぶ声、攻撃側の悔しがる声、はっきり聞こえました。その中に判定を疑うよう声はなく、説得力あるパンチアウトのおかででしょうか球場の誰もがアウトを疑わずに次のプレイへと進もうとするのが見えていました。(あっ、パンチアウトやってよかったんだ)こんなに認めてもらえるアウトがあるんだと私自身が一番びっくりしたアウトになりました。


まとめると、パンチアウトはやってみた方がいいです。

しかしその前にしっかり鏡の前でかっこよく見えるまで練習した方がいいと思います。

私はハンズオンニーから右足を一歩後ろに引いてから左足を踏み込んでややスリークォーター気味にアウトを打ち、右足が浮かび上がるのが好きです。何度も何度も鏡の前で練習しました。猫がひょいとパンチするような短いジャブパンチではなく、しっかりキレを出しギュッとややフック気味の長いパンチを打ち出す。いろいろな審判さんの動画を見て好きなパンチアウトを何度も繰り返し見て真似する。


パンチアウトをやってはいけないという規則はありません。うるさいお偉いさん方ががグダグダ言いますが、言わせないくらい審判技術を上達すればいいだけです。

鏡の前でしっかり練習して「いざ」という時のために備えておきましょう(^^♪




posted by metoo at 13:46| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2023年08月09日

本塁ヘッドスライディングはアウト



2023年8月6日
U12 BASEBALL WORLD CUP
決勝戦 アメリカ-台湾
3回表 一死走者一二塁からライトへヒット
二塁走者がヘッドスライディングで得点1
一塁走者がタッグアウト
1得点でツーアウトになってますが

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試合結果を見てみると三回の得点は0点。

あれっ?もしかしてヘッドスライディングはアウトだったのかな?

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監督さんと球審でヘッドスライディングについて話しをしてますね。

WBSCのホームページから規則を調べてみます。



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Official Rules of Baseball 2023-2024 161ページ

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やっぱり予想通りでした。

A1.5.3 12歳以下だけに適用 盗塁

牽制は認められるが

本塁でのヘッドスライディングは禁止。

本塁でのヘッドスライディングはアウト。



日本にはまだない規則ですが、12歳以下の世界大会では本塁へのヘッドスライディングは禁止。

もしヘッドスライディングしたら1点が取り消されてアウトになってしまう。


今後のU12世界大会へ出場する選手指導者にも伝わるように書いておきます。


12歳野球世界大会は本塁ヘッドスライディングは禁止、アウトになりますからね!


この規則が日本に広まるかはわかりません。

今、夏の甲子園を見てますが、内野ゴロを一塁ヘッドスライディング、本塁は駆け抜けが出来るのにわざとヘッドスライディング、誰一人危険を予知していないでしょう。黒土は凸凹してるので手が止まり肩が詰まるようなケースになると大変危険です。「気迫のプレーと安全」ここは大人が議論していいと思います。

たまには違う大会の規則を調べてみるのも勉強になりますね。


posted by metoo at 23:28| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2023年08月03日

ろう学校野球大会

先日、ろう学校野球大会の審判をさせて頂きました。

ヒットを打って叫ぶ!

外野フライを捕って叫ぶ!

得点を取ってみんなで叫び合う!

ものすごい表情で、1つのプレイに全力で向かってくる。


私の野球人生の中でここまで必死で一生懸命になってプレイをする野球選手達を見たのは初めてでした。


以前にろう学校vs定時通信制学校の試合は経験したことがありますが、健常者の前では恥ずかしくて大声を出せなかったのでしょう。

しかしこの大会はすごかった。指導者の方達、ご父兄の方達、球場にいるすべての人達の気持ちが一つになった熱い暑い、素晴らしい試合でした。



ろう学校の練習風景、試合の模様がyoutubeにあったので載せておきます。


最後に心を打たれたのは、校歌です。

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(画像は参考です)

ホームベースの前に整列して、グラブと帽子を足元に並べて(えっ?なにをするの?)と見てると

チーム指導者の方がマウンドに立ち、音楽に合わせて手話でタイミングを取り

全員で手話で校歌を歌いました。

みんな音が聞こえないだろうけど

心から喜ぶ気持ちが全員の手話から伝わってきました。


機会があればまたお手伝いさせていただきたいと思います。

素晴らしい試合をありがとう!



posted by metoo at 17:17| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする