しかし川崎宗則選手を最後にMLB日本人内野手は表れていません。
なぜでしょうか。
なにが日本人内野手には足りないのかを考えてみました。
バックハンド、シングルハンド
捕り方は昔と比べて上達したと思いますが、
MLB内野手と圧倒的に違うのは肩の強さです。
なぜ日本人内野手は肩が弱いのか?
それは日本独自に教わってきた投げ方にあると感じてます。
・まっすぐに足を踏み出して投げなさい
・下半身を使って投げなさい
この二つの指導をこれからはやめましょう。
2017年02月07日 守備を変えるなら右足右手投げ
右足で投げるケースも練習が必要ですが、それとは別に左足の踏み出し方。
踏み出す足三パターンは練習しておきましょう。
日本人内野手は、試合中にまっすぐ踏み出して、まっすぐ投げられることだけを求めています。しかしそれができないケースが必ずあります。同じように、下半身を使ってボールを投げることができるケースもありますが、上半身しか使えないで投げるケースもたくさんあります。
まっすぐに投げられない時、ここが日本人内野手が苦手な投げ方です。
日本人内野手とMLB内野手の投げ方はどこが違うのか探してみると、身体的な特徴もありますが、MLB選手は胸を張って深いトップの位置、日本人は猫背で投げるトップの位置が小さいように見えます。
ちょっとイメージ図でまとめてみます。
可動域が小さく見える日本人内野手
トップの位置が深く見えるMLB内野手
肩甲骨を深く引き、おへそ辺りを突き出すと腕を振る可動域が大きく作れます。
もう一つは上半身で投げることです。
@右側の広背筋で右腕を引き挙げて
A左側下の広背筋で右腕を引いて投げる
下半身が使えない場面での投げ方は、この二つで体の回転を作るしかないと考えています。
日本人とメジャーリーガー
同じ時間で同じように投げていますが
・肩甲骨の可動域
・広背筋の強さ
肩が強いの正体はこの二つだと思っています。
バッティングにパワーが加わった日本人打者はいずれ世界でも活躍するでしょう。
次は
内野手のスローイングにもパワーを取り入れてみてはどうか。
しっかりステップをして足をまっすぐ踏み出して投げるケースもありますが、それは正面のゴロしか捕れない内野手と同じ意味です。
捕り方の次は投げ方です。
Nolan, you are RIDICULOUS. 😱 pic.twitter.com/DkVArG1drD
— MLB (@MLB) May 19, 2018
まずは真似からやってみて、必要な筋肉を鍛えましょう。
2016年11月02日 クルーズの左足
こういう技術の話は実際に目の前で見ないとわかりませんよね。。。