
よく見かける守備妨害はゴロが走者に当たるケース。

今回勉強したのはフライについての守備妨害です。
昨日の試合であった出来事を分かりやすくして絵にしてみました。
ケースその1

一死走者三塁 1ボール1ストライク
三塁線へのファールフライを、三塁走者と接触して捕れませんでした。
(私はこのフライを三塁手が捕れると判断しました)
しかし守備妨害を取らずにファールの判定をしてしまいました。
理由は、この後の処置に自信がなく曖昧だったからです。
ではもう一つ、似たようなケースですがちょっと変えて
ケースその2

同じく一死三塁 1ボール1ストライク
三塁線のフェアフライを、三塁走者と接触しましたが捕球しました。
二つのケースで共通してるのは、
守備妨害が発生しているという事実です。
問題はこの後、どうやって試合を再開するかです。
自分で調べた結果を書いておきます。
ケースその1
・インターフェアランスのポイントを指す
・「タイム!インターフェアランス(守備妨害)で三塁走者アウト」
・バッターはファールボールで打ち直し
・走者無し 2アウト 1ボール 2ストライクから再開
ケースその2
・インターフェアランスのポイントを指す
・「タイム!インターフェアランス(守備妨害)で三塁走者アウト」
・バッターは安打で一塁へ(フライキャッチはアウトにならない)
・2アウト 走者一塁で再開
フライの守備妨害はその瞬間にボールデッドとなり、野手が捕球していても捕球できなくても、フェア地域なら安打、ファール地域ならファール。
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以下、公認野球規則より
5.09(b)走者アウト
(3) 走者が、送球を故意に妨げた場合、または打球を処理しようとしている野手の妨げになった場合。
ペナルティ 走者はアウトとなり、ボールデッドとなる。〔6.01a妨害に対するペナルティ〕参照。
6.01(a)打者または走者の妨害
(11)【原注1】
打球(フェアボールとファウルボールとの区別なく)を処理しようとしている野手の妨げになったと審判員によって認められた走者は、それが故意であったか故意でなかったかの区別なく、アウトになる。
定義40 INFIELD FLY「インフィールドフライ」
インフィールドフライが宣告されたときに妨害が発生した場合、打球がフェアかファウルかが確定するまでボールインプレイの状態は続く。打球がフェアになれば、野手の守備を妨害した走者と、打者がアウトになる。打球がファウルになれば、野手の守備を妨害した走者だけがアウトとなり、その打球が捕球されたとしても、打者は打ち直しとなる。
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一通り調べてみましたがフライに関しての守備妨害はどこにも書いてませんが、定義40インフィールドフライに、インフィールドフライと妨害が発生した場合の規則が書いてありました。
上の赤い太字部分を、ファールフライの守備妨害でいいのではと私は解釈します。

これは私が調べた個人的な解釈です。
間違ってるかもしれません。
これからいろんな方に質問して変わるかもしれません。
もし間違っていれば訂正を追記します。
ご自身の地域で規則を確認して判定してくださいね。
こちらの動画がとても参考になります。