あの甲子園で、あの大声援で、あの緊張感の中で
あの舞台で審判が出来るってすごいなぁと尊敬しながら見ています。
予測、位置取り、ストップ、セット、確認、コール
すごい技術だなぁ〜
甲子園大会の審判とは行きませんが
これから少しずつ、
高校野球審判への道のりをブログにしていこうと思います。
高野連の審判と聞くと真夏の選手権大会を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、そこに立つためにはしっかりとした下積みがあります。
「定通」(ていつう)
定時制通信制軟式野球大会
これを略して「定通」と呼ぶようです。
まずは「定通」から高校野球審判の土台をしっかり学んでいきます。
高校野球には3つの野球に分かれています。
「定通」
「軟式」
「硬式」
ルーキーの私は「定通」からスタートです。
ここから経験を積み重ねて次は「軟式」へ進み、何年後になるかわかりませんが「硬式」の舞台まで進めたらと思ってます。
高校野球を「硬式」だけだと思ってる方が多いでしょう。
硬式だけでなく、軟式もあるし、定通もあるし
先日、イチロー選手と対戦した坂本工投手は大学の準硬式野球出身でしたね。
高校野球っていうとまず甲子園のイメージになりますが「硬式以外の野球もこの国では楽しめるんだよ!」「プロになるには準硬式でもいいだぜ!」そんな考えも頭の片隅にあるといいかもしれませんね。
今日は審判小道具を一つご紹介します。
ベテラン審判さんはもう使ってる方も多いと思われますが、
スポーツベルトです。
シャツがズボンから出るのを防いでくれます。
球審をしていて背中からデロ〜ンとシャツが出てるとかっこ悪いですよね^^
これを使い始めてからシャツデロ〜ンがなくなりました。
便利ですよ!
昨日はマクドナルド大会へつながる市内大会の決勝戦の球審をさせていただきました。どちらのチームも懸命な姿で素晴らしい試合、ウルウルしながら審判してました。勝利至上主義はダメだ!この意味はわかりますが、勝つことが全て悪ではありません。子ども達の目が輝いていたり、目標に向かって頑張る姿は何も間違っていないと思いました。正しい野球とそうでない野球の線引きをどこで作ってあげればいいのか。夢中になり熱くなってしまう試合の中に、子ども達の健康を守る規則をしっかり作ってあげた方が指導者も審判も動きやすいのではと感じました。