リチャード・ニクソン 第37代アメリカ合衆国大統領
『人間は負けたら終わりなのではない。辞めたら終わりなのだ。』
投球制限の話を高校野球、少年野球で聞いてみると
「だって負けたら終わりでしょ・・・」
「二番手がグッと落ちるから・・・」
「勝たせてやりたいしねぇ・・・」
このような意見が現場の指導者から聞こえてきます。
投球制限よりも
投球間隔よりも
複数投手育成よりも
まず最初に変えなければいけないのは
『負けたら終わり』
この言葉を使わないことではないでしょうか。
負けたら終わりだから一番いい投手をずっと使いたい
負けたら終わりだからエラーやミスをしないチームを作る
負けたら終わりだから誰かが犠牲になってもかまわない
また別の考えをすると
『負けたら終わり』という一つの道しか見えていない、もしくは他の道を知らない、作ろうとしない。
負けたって「UNIVAS」があるし
大学野球で頑張ればいいんじゃね?
高校野球で負けてもいいんだよ
負けても終わりじゃないんだよ
「UNIVAS」があるじゃん!
ここが変われば
誰も無理をしないのではないでしょうか?
その為に「UNIVAS」が大きく育つことを期待します。
もう一つ
例えば関西に住んでいて
わざわざ越境して東北や北海道で野球をする必要がなくなります。
もし本気で世界を目指すならアメリカへ留学すべきでしょう。
または、世界の情報は毎日どこでもネットで手に入ります。
どこで野球をやったって野球の技術はいくらでも磨ける時代です。
・負けても終わりじゃない
・世界一の技術はネットで学べる
この二つの新しい道が浸透していけば
『甲子園』の価値は下がるのではないでしょうか?
変えなければいけないのは
変わらなければいけないのは
大きな組織の問題ではなく
「一度でも失敗したら人生は終わり」
セカンドチャンスが許されない私達の頭の中にあるのかもしれません。