2019年01月16日

投球制限の目的は回復

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うるしとわたしたちのくらしさんより

うるしを塗っては乾かし塗っては乾かし
何度も丁寧に作業を繰り返し、
きれいでじょうぶな器ができるそうです。

なんだか野球でいうピッチャーの育て方に似てますね。


投球制限で一日の投球数を制限することよりも

投げ終わった後、

何日間休みをとるかの方が重要だと考えています。


ボールを投げれば必ず体に負担がかかります。

速いボールを投げればもっと大きな負担になるでしょう。

どんなにきれいで素晴らしい投げ方でも体のどこかに疲労が残ります。

その疲労が回復してからまた投げようよ!

いつでもベストな状態でボールを投げようよ!

これが投球制限の目的です。



1日で70球、1週間で300球
投球数から考えて、
どのくらい休めば体がベストな状態に回復するのか。

みんなが同じ回復時間ではありませんから
多くの子ども達から吸い上げたデータの平均を目安にしていいでしょう。

それが
PITCH SMARTのガイドラインではないでしょうか。

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これを必ず守らなければいけないという意味ではありません。
この数字を参考に「自分のチームではこうしよう!」と作り変えてもいいでしょう。

・土日で100球投げたから平日の月〜金曜日まで5日間はボールを投げないように。
・冬場のノックは捕るだけ、送球までの練習は気温が高くなってから。
・それでもボールを投げたい投手は筋肉温度を高めてからブルペン投球20球を中二日で。

こんなルールを作ってもいいと思います。


投球制限とは
うるしを乾かすように、
体を回復させることに重点を置く。


選手の言葉に耳を傾け
風通しのいい関係も大切ですね。




市内で野球安全教室が開かれました。
講師の方に肘痛の原因を質問をすると

講師「ゼロポジションで投げれば誰もひじを故障しません。投球数ではなく投げ方の問題です。ゼロポジションという正しい投げ方をしていれば一日にどれだけ投げても故障しません」
私「MLBのサイトにあるPITCH SMARTの投球数ガイドラインはお読みになられましたか?」
講師「MLBは硬球ですから軟球を投げる少年とは全く関係ありません」
私「ではひじ痛になった子どもの投げ方を見たことありますか?」
講師「2.〜3人見ました。やはりゼロポジションではありませんでした」

市内の接骨院の方が講師をされていましたが、すべての方に投球制限を理解してもらうのにはまだまだ時間がかかりそうですね。

posted by metoo at 11:59| 千葉 ☀| Comment(0) | ひじ痛 | 更新情報をチェックする