2018年06月02日

試合を遊びへ、ゲームにしたい

先日、乙武さんの記事
「体育」との決別、「スポーツ」への移行

同じく、こちらの記事もとても共感できました。

小学生に必要なのは“習い事の野球”ではない/石田雄太の閃球眼

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たとえば普及や振興については「子ども向けティーボール教室の開催」「野球メソッド、野球手帳の作成、配布」などが挙げられている。教室、手帳……果たして、野球はこんなふうに学ぶものなのだろうか。子どもたちには野球のできる環境がないから、と言いながら、大人たちが一生懸命、子どもたちに野球を教える場を提供しようとする――繰り返すが、そうしたことに関わる大人たちの心意気を否定するつもりはない。しかしその大前提に「子どもの野球に大人がいかに関わらないか」というマインドの共有がなされていないことが気になって仕方がない。
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私は月に二回ティーボール野球教室と称して、野球をまだやったことがない小さな子供達にボールとバットに触れ合う時間を作っています。

鉄棒や縄跳び、雲梯やのぼり棒で遊び、サッカーやテニス、フリスビーやフラフープ、そしてピッチングやバッティングなどをしながら私が子供達に遊んでもらってます^^

残り30分になると2チームに分かれてサークルベースボールをして遊びます。

これが一番盛り上がる!

5点差まで広がると
「もう負けだ!あきらめた!早く終わりにしよう!」とだだをこね。

3点差まで近づくと
「あと何分あるの?何時までやるの?」勝ちたい気持ち、闘争本能があらわれ。

1点差まで追いつくと、
祈るように手をあわせて大きな声で応援し始める。

ここに大人が入り込む隙間など1mmもない。


しかし、これが少年野球チームとなり、大人が入ると全然変わってしまう。

友遊ボール大会というのがあって審判のお手伝いをするのですが、大人の監督、コーチが大きな声でアドバイスを送ります。

「フライは打つな!」
「ゴロは一塁側じゃなくて三塁側へ打て!」
「勝ちたくないのか!絶対に優勝するぞ!」

小さな子供が遊ぶためにつくられた友遊ボール大会が、いつの間にか大人が子供を勝たせてあげる大会になってしまいました。


大人が子供を勝たせてあげる大会
少年野球、中学野球、高校野球、大学野球
共通する部分がたくさん感じますね。


ただグランドでボールを投げて打って遊んでいたことが
いつの間にか試合になってしまう。
大人が子供の遊びを試合に変えてしまう。


大人が介入することを試合と呼ぶのなら
子供だけが遊ぶゲームと呼んだほうがいいのかもしれない。



子供が
勝ちたい!
ホームランを打ちたい!
プロ野球選手になりたい!
大谷選手のようになりたい!
野球が好きだ!

子供の夢が大きく育つ大切なこの時に

親や指導者が
勝たせてあげたい
ホームランを打たせてあげたい
プロ野球選手にさせたい
大谷選手のようにさせたい
野球を好きにさせたい


「子どもの野球に大人がいかに関わらないか」
なんだと思います。








星野仙一さんが生前、口にしていたこんな言葉だった。

「大人が野球をやりたいと思う子どもたちにしてあげなきゃいけないことは、一つしかない。それは、子どもに野球ができる場所を与えてあげることだ」







きれいに整備されたグランドを見るとうれしくなります。

あ〜このグランドにはどこかで優しい大人が見守ってるんだろうなぁ。

こうやって子供の背中を押してあげてる大人がいるんだなぁ。

大人が関わる方法は教えることだけではありません。

探せばたくさんみつかるでしょう。


そして

熱い中、寒い中、
ミスをすれば文句を言われて、やじられて、バカにされて
やりたくない気持ちもよ〜くわかりますが

自分から一歩前に出て

審判の手伝いもがんばりましょう!

posted by metoo at 14:03| 千葉 ☀| Comment(0) | 野球教室 | 更新情報をチェックする