どこかおかしいですよね。
日曜日に見たかった山田哲人選手。
ヘッドが出ない病
バックネット一塁側上へのファールが目立ちました。
ちょっと思い出したのが落合さんの話
日米野球が、俺のバッティングを狂わせた
============
3度目の三冠王となった1986年のポストシーズンではメジャー・リーグ選抜が来日し、落合が4番を打つ全日本と対戦した。
その第3戦で、21勝を挙げたデトロイト・タイガースのジャック・モリスと対戦し、ストレートをバットの真芯でとらえた打球は手ごたえも十分で、スタンド入りすると思ったが、フェンスの前で急に失速し、センターフライになってしまった。
メジャーは力対力の勝負なので、全力で打ち返すが、日本野球は10のうち5の力で打ち返す。力いっぱいスイングするより、無理のないスイングでボールをとらえた方がいい打球を飛ばせる可能性は高いからだ。
落合はメジャーとの試合で、完全にペースを崩され、それ以降10の力で打つようになってしまい、日米野球は2割6分、長打は2塁打1本だけという結果に終わった。
翌期から中日に移籍したが、これ以降の12年間は落合本来のバッティングを取り戻す戦いで、結局引退するまで取り戻すことはできなかったという。長い時間をかけて築き上げてきたものが、たった1週間で崩れてしまう。技術の奥深さと人間のもろさを感じたという。
============
昨年の背中への死球かもしれないし
WBCで戦ったからかもしれないし
どこか山田哲人選手がおかしくなってしまいました。
2016年
レフト30本
センター3本
ライト5本
でしたが
2017年
レフト2本
センター2本
ライト3本
今年はライト方向へ流し打ちが目立ちますね。
逆方向を狙いすぎるとヘッドが出てこない病にかかりやすいです。
崩れる
↓
練習する
↓
疲れる
↓
打てない
↓
練習する
↓
疲れる
↓
打てない
↓
悩む・・・
特効薬は「休む」ことかもしれません。
スランプの最も怖いところは
自分が持っている素晴らしい能力を疑ってしまうことです。
難しいですね。
スポーツって。
もしかして
「力を抜く」ってうそかもしれない。
ガチガチに力むことが正解かもしれない。
どこを力むかはわかりませんが。。。
こんな時の悩みは
あの人に訊くしかないでしょう♪